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楽天市場 出店について

口コミだけでは分からない!
楽天市場の出店のメリットとデメリット

口コミだけでは分からない楽天市場の出店のメリットとデメリット

こんにちは、ECコンサルタントの青木と申します。

このページへ来られたあなたは、おそらく、楽天市場への出店を検討されておられると思います。その上で、「AmazonやYahoo!ショッピングではなく、楽天へ出店するメリットはどんなものがあるだろう・・・?」と考えてらっしゃるかもしれません。

今、ネット上には楽天市場への出店に関するさまざまな意見(口コミ)があります。その意見(口コミ)の中には、「楽天市場へ出店すると、集客力やサポートの面でメリットが高い」というものもあれば、「楽天市場は出店料が高いから、もっと安いところを選んだほうがよい」と書いている記事もあります。

以上のように、楽天市場の出店に関して言及してくれている意見がたくさんある一方で、楽天市場へ出店するメリットやデメリットについて正しく整理されている意見は少なく感じています。

そこでこのページでは、楽天市場のことを知り尽くした私ことECコンサルタントの青木が、楽天市場へ出店するメリットとデメリットについてまとめてみました。楽天市場への出店を検討されている方の参考になれば幸いです。

それではまいりましょう!

楽天市場への出店のメリット・デメリット

楽天市場へ出店する「メリット」と「デメリット」について取り上げておきます。

その前にあなたにお伝えしておきたいことは、楽天市場はけっして「ラク」なネットショップ開設サービスではないということです。出店には審査がありますし、出店料もほかのサービスに比べると高額です。ですが、結果的に、どこよりも成功への近道となるECモールだと、スタッフ一同誇りをもっています。

まずは、楽天市場へ出店していただく場合のメリットをまとめてみました。

楽天市場への出店、10のメリット

1. 利用者が多い

楽天市場へ出店する最大のメリット、それは「圧倒的な集客力」です。どれぐらいの規模感なのか、様々な数字を見ていきましょう。

まずは「楽天ID数」。楽天ID数は1億以上となっております。

楽天会員ID数

続いては「流通金額」。実際にどれぐらいの金額が動いているのかという指標です。2023年の楽天グループ国内EC流通総額は6.0兆円で、前年比+6.9%と拡大を続けております。

楽天市場の流通金額と大手百貨店との比較

最後に「シェア」。インターネット通販市場において、楽天市場のシェアはどのくらいなのか、見ていきましょう。楽天市場は市場全体の28.9%と、非常に高いシェアを獲得しています。

インターネット通販市場における楽天市場のシェア

以上から、楽天市場には既に購買意欲の高いユーザーが多く集まっていることがお分かりいただけましたでしょうか。つまり、楽天市場へ出店するということは、「圧倒的な集客力」をもったECモールでネットショップを開業するということになります。それは、他社のECモールでは実現できないロケットスタートに繋がります。

2. 大規模のセールやキャンペーンの定期開催

楽天市場では定期的にセールやキャンペーンを開催することにより、楽天市場というモール全体へのリピーター獲得につなげています。

中でも最大のセールは「楽天スーパーSALE(セール)」です。スーパーSALEの時には、テレビCMを打つなど、楽天市場自体が集客に力を入れており、「お得な商品がある!」「ポイントが●倍になる!」と、沢山の楽天会員が楽天市場へ押し寄せます。

これ以外にも、複数の店舗で買い回りをすればするほどポイントがアップする「お買い物マラソン」や、楽天がスポンサーとなっている『楽天イーグルス』『ヴィッセル神戸』が勝った翌日に行われるポイント還元のキャンペーンなどもあり、会員の注目を継続して集める仕組みがたくさんあります。

楽天スーパーSALE

3. 楽天ポイントによる集客

楽天ポイントは、楽天市場だけでなく、「楽天カード」で支払いを済ませたときや、「楽天モバイル」の支払いなど、楽天グループの様々なサービスで貯めることができます。

ポイントが貯まると、「せっかくポイントが貯まっているのだから、何か使わないと」という心理トリガーが発動するため、楽天市場にリピート訪問するきっかけにつながります。

また、楽天市場ではSPU(スーパーポイントアッププログラム)を実施しており、楽天グループのサービスを使えば使うほど、楽天市場のポイント倍率が高まるため、楽天グループのサービスから楽天市場への集客ができています。

楽天ポイントとSPU

4. アフィリエイトによる集客

楽天市場で出店すると自動的に「アフィリエイト」サービスを介した販促が可能です楽天アフィリエイト)。

楽天市場の商品を自分のサイトやブログでアフィリエイトしているユーザーはとても多く、アフィリエイターの紹介による集客効果が、楽天市場の集客力を高めているひとつの強みともなっています。

アフィリエイターは、あなたが気づいていない視点で商品を紹介するケースがあり、「あなたのネットショップのあらたな魅力」を多くの人に知ってもらうきっかけにもつながります。

楽天アフィリエイト

5. 専任のECコンサルタントが売上アップをサポート

楽天市場に出店すると、あなたのお店に専任の「ECコンサルタント」がつきます。ECコンサルタントは、ネットショップの売上アップ施策の相談や、何かトラブルが起こってしまったときなどに相談できる強い味方です。

多くのネットショップサービスでは、開設までのサポートはあるけど、いざ開設したらサポートがないサービスは多いです。ネットショップの目的は「開設」ではなく、「売上をあげること」ですよね。楽天市場では開設後にも、「専任」のサポートがつくので、あなたのネットショップに合った売上アップのアドバイスを貰うことができます。

ひとりでがんばるのは大変ですが、心強いパートナーと一緒なら、がんばれることも多くあるはずです。

楽天市場のECコンサルタント

6. ネットショップに関する知識を身に付けられる

楽天市場では、出店店舗に向けて、ネットショップのノウハウを提供する講座「楽天大学」を提供しています。教室開催の講座では、楽天大学講師のほか各分野の専門講師による講座も受講できます。またEラーニング形式の講座「RUx」や、チャットをしながら楽しく学べる「まなびLIVE」を提供しており、こちらはいつでも無料で受講できます。

なかでも、Eラーニング形式の講座「RUx」では、約900本の動画が用意されており、ネットショップ運営で必要なナレッジやノウハウを、他店舗様の事例などからいつでも学ぶことができます。

楽天大学

7. 活躍している店舗のノウハウを学べ、アドバイスを貰える

楽天市場では、NATIONS(ネーションズ)という、売上を伸ばしたいと思っている店舗に、すでに出店し成功している店舗がアドバイスやノウハウを伝え、売上をアップしていただく為の特別プログラムを提供しています。

ECコンサルタントからのサポートはそのまま、楽天で成功されている店舗からもアドバイスをいただける短期間で売上アップを目指されている方向けの短期集中講座です。

実際に活躍している店舗からノウハウを学ぶことができるため、店舗運営にすぐに活かすことができます。ECモールのなかでも「店舗同士の繋がり」があるのは珍しく、楽天市場ならではのサービスです。

楽天NATIONS(ネーションズ)

8. 物流アウトソーシングで、物流の悩みを解消できる

楽天市場では、「楽天スーパーロジスティクス」という、店舗の大切な商品をお預かりし、ユーザーに安全にお届けする楽天市場出店店舗向けの物流アウトソーシングサービスを提供しています。

出荷梱包作業から解放される、即日発送対応が可能になる、365日稼動・土日も出荷できるなど、物流関連で出てくる悩みを解消することができます。

料金などの詳細は、出店ガイドブックに記載しております。こちらから資料請求してご確認ください。

楽天スーパーロジスティクス(RSL)

9. 店舗運営支援サービスが揃っている

楽天市場では、RMSサービススクエアという、楽天市場出店店舗に対する店舗運営支援サービスを提供しています。

「売れる」ネットショップへの近道となる信頼できる撮影・制作会社や、便利な制作支援ツールを効率良く探せ、直接購入できるサービスをご用意しています。

画像素材やページデザイン、店舗管理、運営強化など、様々なカテゴリーのサービスを提供しております。また、「楽天市場公式」のサービスのため、安心安全に活用していただけます。

参考:RMSサービススクエア出店前の方向けページ

楽天市場のRMS Service Square(RMSサービススクエア)

10. 信頼性が高い

ネットショップにおいては、「信頼性」は非常に重要です。なぜなら、今、多くのユーザーは、そのネットショップが信頼できるかどうか?を気にしながら買い物をしているからです。

それを示しているのが、下記の総務省のデータです。以下の表は「ネットショップを利用しない人」の理由をまとめたものです。このデータを見れば、「ネットショッピング事業者の信頼性が低いから」「セキュリティに不安があるから」という理由でネットショッピングをしない人たちが多くいることがわかります。これはつまり、新規のお客様を獲得するためには、ネットショップの「信頼性」が非常に重要ということを示しています。

ネットショップを利用しない理由やデメリット

出典元:総務省「IoT時代における新たなICTへの各国ユーザーの意識の分析等に関する調査研究」(平成28年)

楽天市場ではお客様に安心して買い物をしていただくために、2014年に「品質向上委員会」を設立し、どこよりも安心・安全なECモールを目指し、お店や商品の品質を守るためにさまざまな対策をおこなってきました。

「模造品対策」もそのひとつで、模造品の疑いがある商品については、ブランドの権利者や団体等に協力を依頼し、調査を実施しています。この模造品の調査に協力しているブランド数は1,000超。一般社団法人ユニオン・デ・ファブリカンや一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)などの団体とも、模倣品対策および著作権などの権利侵害品などにおいて協力関係を築いています。

そして、万が一、ルールに違反している店舗を見つけた際には、その店舗のサービス停止や出店契約解除等の厳正な対処をおこないます。これらの対策によって、楽天市場で買い物をするお客様がさらに安心して買い物を楽しめるようになり、楽天市場全体、ひいてはあなたのお店の売上アップにもつながってくるのです。

参考:楽天市場模造品対策の取り組み

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いかがでしょうか。これらが、楽天市場で出店するメリットです。

では、続いて、楽天市場で出店するデメリットをお話しします。楽天市場への出店に関しては、ネット上でたくさんの記事がありますが、それら記事の中には一部、大きく誤解をされている記事もあります。そこで今回、デメリットについてお話しする中で、それらの誤解を払拭してゆければと思います。

楽天市場への出店、2つのデメリット

1.他社に比べて出店料が高い

楽天市場のデメリットとしてまず挙げられているのが、出店料の高さです。たしかに、他社と比べると、楽天市場への出店料は高く感じます。

ただ、この出店料を高いと感じられる前に、実店舗(テナント)を立ち上げることを考えてみていただければと思います。もし、表参道や銀座といった人気のエリアに実店舗(テナント)を立ち上げるとすると、10坪くらいの路面店でも、40万円/月くらいのテナント料はかかります。

楽天市場と銀座や表参道を比べるのはナンセンスと思われるかもしれませんが、楽天市場への売上規模は、大手百貨店グループの4倍以上。表参道や銀座などに負けないような集客力が楽天市場にはあるのです。

銀座三丁目と楽天市場

何度も言うようですが、どれだけよい商品を扱っていても、その商品の存在を広く知ってもらわないと売上にはつながりません。商売を成功させるためには、多少賃料が高くても、人の往来の多い場所にお店を構えることは定石なのです。

もし、人の往来が少ない場所でお店を開業してしまうと、お客様からのフィードバックが得られにくくなり、お店をよくするためのPDCAサイクルを回しづらくなります。その結果、ライバル(競合)にどんどん差を付けられてしまうリスクが生まれます。

ネットショップの運営に正解はありません。できるだけ素早くPDCAサイクルを回し続け、“お客様に愛されるお店とはどういったお店なのか?”という気付きを得ることはとても大切なのです。

そういったことを考えると、最初に開業する場所は、思い切って人の往来の多い場所を選んだほうがよいということがわかってくると思います。

ただし、普通、人気のある場所は既に多くの店舗にとられています。しかし、楽天市場のような“バーチャル空間にある場所”であれば、ほかのお店に場所が占領されているということはありません。また、実店舗に比べると、非常に安価な費用で開業することができます。

そういったことを踏まえていただいた上で、“楽天市場の出店料は本当に高いのか?”ということを考えていただけるとうれしく思います。

参考:出店プラン・費用|楽天市場
参考:月間費用シミュレーション|楽天市場
参考:サービス・料金詳細|楽天市場

2、一部のプロモーションが自由にできない

続いてよく話題に出るデメリットが、楽天市場ではプロモーションが自由にできないということ。例えば、楽天市場では店舗の管理画面からお客様のメールアドレスをダウンロードすることはできません。

実はこの仕様にも“理由”があります。その理由とは、ECモール全体の信頼を高めるため、個人情報の漏洩防止に力を注いでいるというものです。

楽天市場の場合、もしひとつのお店が誤ってお客様の個人情報を漏洩してしまうと、そのお店だけの問題ではなく、楽天市場というECモール全体の問題となります。そうなれば大変です。ひとつのお店の売上だけでなく、出店しているすべてのお店の売上に影響するからです。

個人情報の漏洩は、システム側の問題だけでなく、人間の人為的なミスによって起こることもあります。たとえば、お客様の個人情報をUSBメモリなどに保存し、そのメモリをうっかり無くしてしまうようなケースは、システム側では防ぎようがありません。

こういった人為的なミスによる個人情報漏洩の事故を防ぐためには、お客様の個人情報を容易に持ち出しできないようにするしかありません。そのため、楽天市場では「購入者の個人情報を出店者がダウンロードできないようにする」という仕様を導入しているのです。

ただ、楽天市場では、その仕様が原因で何かマーケティング的なデメリットがあるわけではありません。お客様のリストに対してメールマガジンを送ることはできますし、それ以外にも、様々なマーケティング施策を実施していただくことが可能です。そもそも、楽天市場で出店されている店舗様は、今の楽天市場の仕様をご了承された上でお店を運営されておられます。

よって、お客様の個人情報がダウンロードできない、という点に関しては、大きなデメリットではないと考えています。

ちなみに、総務省の調査によると、個人情報流出を危惧しているインターネットユーザーは非常に多いことが分かります。

インターネットの利用に関する具体的な不安内容

出典元:総務省「令和2年通信利用動向調査報告書(世帯編)」

こういったデータを見れば、個人情報の保護に力を入れているECモールの存在がいかに大切かをご理解いただけるかと思います。

楽天市場へ出店するメリットとデメリットについて解説してきました。もし、楽天市場への出店をお考えいただける際は、上記のメリットとデメリットを加味した上で、ご検討いただけるとうれしいです。

楽天市場への出店方法について

最後に楽天市場への出店方法についてご案内させていただきます。

1. 出店申込

楽天市場に出店するには、まずWEB申込が必要となります。こちらから出店申込を進め、出店にあたり必要な手続きを行ってください。出店ご契約までは「新規出店コンサルタント」がサポートさせていただきます。

2. 利用開始

出店審査などすべてのお手続きが完了しましたら、遂に利用開始となり、ページ作成を行っていただけます。ご契約からの店舗構築は「店舗オープンアドバイザー」がサポートさせていただきます。

3. 開店!販売開始

そして、オープン審査を通過すると、晴れて開店となります。開店からは「ECコンサルタント」がサポートさせていただきます。

参考:ネットショップ運営サポート
参考:楽天市場ネットショップ開店までの流れ

楽天市場の出店までの流れ

いかがでしたでしょうか。

ネットショップ開業を成功させるために大事なことは、どんなネットショップ開設サービスを選ぶか?ということです。あなたに本当に合ったサービスを選べば、ネットショップ開業が初めての方でも、きっとスタートダッシュできることでしょう。

そんな中、楽天市場は、どこよりも成功につながるネットショップ開設サービスを目指し、スタッフ一同日々がんばっています。今回のページをご覧になり、「楽天市場で出店してみるのもいいかな」と思っていただけたのであれば、とてもうれしく思います。

あなたのネットショップ開業が成功することを心より願っています。

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