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ECパッケージの機能やメリットとは?
ECパッケージを選ぶ5つのポイント

手元にコーヒーカップを置きながらノートパソコンを笑顔で触っている女性

ECサイトの構築は「ASPカート」や「ECパッケージ」「オープンソース」を活用した方法もあればゼロからつくる「フルスクラッチ」や、「ECモールへの出店」という選択肢もあります。どの方法が最善なのかは、予算やECサイト公開までの期間、どのようなECサイトにしたいのかなどによって異なります。

この記事では、ECパッケージに焦点を当てて機能や利用するメリットを解説します。そのほかのECサイトの構築方法も紹介するため、比較・検討の参考にしてください。

1.EC販売の市場規模・将来性は?

あぐらの上にノートパソコンを乗せ、手を顎に当てて斜め上を見る女性

ECパッケージとは、ECサイトの構築・運営に必要な機能をパッケージ化したショッピングカートシステムです。在庫管理や売上管理、カート機能といった機能を実装し、自社のサーバーにインストールすることでネットショップを開設できます。

ECサイトの構築方法はいくつかありますが、ECパッケージを使えば一からプログラミングする必要がないため、ネットショップ開設にかかる手間や時間を削減できる点がメリットです。備え付けられた機能を土台にし、自社に必要な機能を追加したりデザインを変更したりと、カスタマイズ性が高い点も魅力です。

2.ECパッケージに搭載されている機能

クッションを抱えて笑顔でスマホを操作する男性

ECパッケージに備え付けられているのは、具体的にどのような機能でしょうか。ここでは、ECパッケージに搭載された機能を、フロントオフィス機能とバックオフィス機能に分けて紹介します。

フロントオフィス機能

ECサイトにおけるフロントオフィス機能とは、売上に直接関係する機能をさします。ECパッケージが搭載するフロントオフィス機能は以下のとおりです。

機能 内容
商品検索機能 ECサイト内の商品を検索する機能
販促機能 見込み顧客に対して購入するきっかけを与える機能。具体的には、割引キャンペーンや各種クーポンの配布、ポイント付与、新商品のメルマガ配信がある
会員機能 アカウント発行やログイン情報、注文履歴といった会員情報を管理する機能
ショッピングカート機能 合計金額の計算や決済、配送方法の選択、注文確認メールの自動送信をする機能

バックオフィス機能

バックオフィス機能とは、顧客の目に触れない機能をさします。ECパッケージに搭載されたバックオフィス機能は以下のとおりです。

機能 内容
商品・在庫管理機能 商品データの登録や修正、カテゴリ分け、在庫数の確認をする機能
受注管理機能 顧客が購入した商品の注文内容(数量や金額、発送先など)を管理・処理する機能
顧客管理機能 顧客の購買データやアクセス履歴、会員ランクといった顧客情報を管理する機能
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3.ECパッケージのメリット

画用紙の上に置いたペンと「MERIT」と書かれたブロック

ここでは、ECパッケージのメリットを3つ紹介します。 ECサイトのほかの構築方法と比べてどうなのか確認し、予算やニーズに応じて選択しましょう。

短期間でECサイトを構築できる

ECパッケージはECサイトの構築に必要な基本的な機能を備えているため、短期間で導入できる点がメリットです。

ゼロからECサイトを構築するフルスクラッチの場合はECサイトの立ち上げに多くの時間がかかりますが、ECパッケージを活用した場合は比較的短期間かつコストを抑えることができます。

カスタマイズ性が高い

ECパッケージは、自社のニーズに合わせて機能の追加が可能です。デザインも変更できるため、自社のブランディングに沿ったECサイトを開設できます。

カスタマイズ性においてフルスクラッチには劣るものの、他社と差別化して独自のお店を作りたい方にとって十分な機能を備えています。

セキュリティが強固

サイバー攻撃の多くは、システムの脆弱性やセキュリティホールが原因です。そのため、公開されているソースコード「オープンソース」を基にECサイトを構築すると、セキュリティのリスクが高くなります。

ECパッケージは基本的に開発ベンダーがソースコードを開示していないため、サイバー攻撃のリスクは低いと言えます。

【ECサイトを使った事業について気になる方はこちら!】

EC事業とは?将来性や魅力・成功のポイント、主な仕事内容も解説!

4.ECパッケージのデメリット

眼鏡とノートパソコンを置いたテーブルの前で頭を抱える男性

次に、ECパッケージのデメリットを2つ紹介します。ECサイトの構築方法を検討する際は、デメリットも押さえた上で比較しましょう。

導入コストがかかる

ECパッケージは中・大企業を主なターゲットとした製品で、導入コストは高めです。初期費用はフルスクラッチほどではないものの、小規模事業者にとっては費用の負担が大きく、導入が難しい場合があります。

ランニングコストも安価ではありません。少しでもコストを抑えてECサイトを構築するなら、「ASPカート」や「ECモールへの出店」も検討することをおすすめします。

定期的にメンテナンスやアップデートが必要

ECサイトを立ち上げたら終わりではなく、定期的なメンテナンスやアップデートが必要です。EC業界はトレンドや技術の移り変わりが激しいため、アップデートを怠ればシステム自体が陳腐化します。

また、次々と新しいサイバー攻撃が出てくることから、定期的にメンテナンスしなければセキュリティリスクは高まる一方です。定期的なメンテナンスやアップデートには、相応のコストがかかる点に注意しましょう。

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5.ほかのECサイトの構築方法との比較

ここでは「ECパッケージ」「ASPカート」「オープンソース」の3つのECサイトの構築方法と、「ECモールへの出店」について概要とメリット・デメリットを比較しました。

概要 メリット デメリット
ECパッケージ ECサイト構築に必要な機能を備えた「ショッピングカートシステム」を利用してECサイトを構築する方法 ・必要な機能を備えているため、短期間で導入できる ・セキュリティが強固 ・カスタマイズ性が高い ・初期費用が高い ・定期的なメンテナンスとアップデートが必要
ASPカート ECプラットフォームをレンタルしてECサイトを構築する方法 ・サーバーの開設やソフトウェアのダウンロードが不要 ・システムの保守・運用が不要 ・スピーディーにECサイトを立ち上げられる ・初期費用やランニングコストが安い ・カスタマイズ性が低い ・外部システムとの連携が難しい
オープンソース 公開されているソースコードを使ってECサイトを構築する方法 ・無料でソースコードが公開されているため、初期費用を抑えられる ・独自にカスタマイズしてオリジナルのECサイトが作れる ・デザインやコーディングの専門的な知識が必要 ・マニュアルがなく、サービスに対するサポートを受けられない ・ソースコードが開示されているため、セキュリティリスクが高い
ECモール インターネット上のショッピングモールに出店する方法 ・テンプレートに沿って手続きを進めることで店舗ページを制作できる ・モール自体に多くの人が集まるため、自社の商品を見てもらいやすい ・ECモールのサポートが手厚い ・独自のドメインを取得できない ・モール内の競合他社との差別化が難しく、価格競争になりやすい

6.ECパッケージを選ぶ5つのポイント

豆電球と「POINT」の文字が書かれた黒板とチョークを持つ手

ECパッケージのメリット・デメリットを確認しましたが、ECパッケージは提供する会社によって特徴が異なります。ここで紹介するECパッケージを選ぶポイントを押さえましょう。

1.価格

ECパッケージの導入費用は、フルスクラッチに次いで高価な場合が多いです。できる限りコストを抑えたいなら、価格を比較しましょう。ECサイトの運用にはランニングコストも多くかかるため、中長期的な利用を踏まえて、無理のない価格帯のECパッケージを選ぶことをおすすめします。

2.機能

自社のニーズにマッチした機能を備えているECパッケージを選択することが重要です。ECパッケージには、マーケティング機能に特化した製品や拡張機能が豊富でカスタマイズ性が高い製品、受注や顧客データを一元管理できる製品など、製品ごとにさまざまな特徴があります。

自社がどのようなECパッケージを求めているか、要件を明確にし、必要な機能を洗い出すのがポイントです。

3.セキュリティ

ECビジネスでは、顧客の重要な情報を扱います。セキュリティが脆弱なECパッケージを選ぶと、サイバー攻撃で情報漏えいする恐れがあるため注意が必要です。製品を提供するベンダーのセキュリティ対策をしっかりとチェックした上で、ECパッケージを選びましょう。

4.サポート

ECサイトの構築に関するノウハウが自社にない場合、ECパッケージを導入してもECサイトの立ち上げに苦労する場合があります。提供ベンダーのサポートが充実していれば、導入に関するアドバイスやサポートを受けられ、スムーズにECサイトの構築が可能です。

導入後のアフターフォローが充実しているかどうかも大事なポイントです。自社の事業戦略に合わせて、運用や機能に関するアドバイスをしてくれる担当者がいると心強いと言えます。

5.導入実績

ECパッケージを提供するベンダーの導入実績をチェックし、自社と近い業種の導入事例が豊富にあれば、その業種におけるECサイト構築のノウハウを有していることがわかります。業種の特性や自社の要望をすぐに理解してもらえるだけでなく、適切なアドバイスやサポートが受けられます。

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7.ECビジネスを成功させるなら『楽天市場』へ!

黒いスーツを着用した笑顔の女性が話を聞いている様子

「多くの人に自社のECサイトを知ってほしい」「売上を伸ばしたい」という方には、ECモールである『楽天市場』がおすすめです。楽天市場を利用すれば、ECビジネスの大きな課題である集客の難しさをクリアできます。ここでは、楽天市場を利用するメリットを紹介します。

圧倒的な集客力とそれを活かした販促イベント

楽天ID数は1億を超えており、多くの人が楽天市場を利用してショッピングを楽しんでいます。自社でECサイトを立ち上げた場合、自社サイトを訪れる人が少ないという問題に陥るケースがありますが、多くの人が集まる楽天市場に出店すれば、自社の商品を見てもらう機会が増えるというメリットがあります。

また、楽天市場最大級の大型セールイベント「楽天スーパーSALE」やポイント最大10倍の「お買い物マラソン」など、販売促進を促すイベントも豊富です。

プロのサポートとファン作りの機能も充実

楽天市場にはECビジネスに精通したECコンサルタントが在籍しています。ネット販売のプロから自社商品の特性や顧客データに基づいた販売戦略のアドバイスが受けられるため、ECビジネスを拡大させたい人におすすめです。

メルマガ配信機能やクーポン作成機能、SNSでの販促機能など、ファンを作るための機能が充実しており、安定した売上が期待できます。

8.まとめ

同じノートパソコンの画面を見ているスーツを着用した笑顔の男女4人

ECパッケージは、商品管理機能や販促機能といったECサイトの構築・運営に必要な機能をパッケージ化したショッピングカートシステムです。カスタマイズ性が高く、セキュリティも強固な点が魅力です。一方、導入コストがかかる点や集客が難しい点が難点と言えます。

導入コストを安く抑えつつ、集客の課題も乗り越えたい方は、ECモール『楽天市場』への出店をご検討ください。ECコンサルタントによるサポートが受けられ、ECビジネスを拡大できるチャンスがあります。

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