80歳のお祝い・傘寿とは

傘寿（さんじゅ）とは、八十寿（やそじゅ）ともいわれ、80歳の長寿をお祝いする風習を表します。 傘寿の次は88歳の米寿、90歳の卒寿と続き、祝福や感謝の気持ちを込めてお祝いをすることが古くからの習わしとされています。 「八十」を縦書きにすると、「傘」の略字「仐」に見えることが由来となります。 また「傘」の字形は末広がりで縁起がよいものとされております。

傘寿は、中国から伝わった「還暦」や「古希」と異なり、日本で生まれた風習とされています。前後の喜寿（77歳）や米寿（88歳）も同じく日本発祥で、室町時代末期に生まれ、江戸時代以降に広まったとされています。

傘寿のお祝いは、数え年で80歳を迎える年におこなわれていましたが、現代では満年齢で80歳になる年に祝う家庭も増えてきています。 数え年・満年齢どちらを採用しても問題はございませんので、事前にご家族で話し合っておくのが良いでしょう。 傘寿祝いのタイミングも、特に決まりはありませんので、お正月や誕生日など集まりやすい日を事前に決めておくと安心です。

「数え年」は、生まれた日を1歳として、元旦を迎えるたびに年を加算する数え方となります。 たとえば12月31日生まれの赤ちゃんは、その日に1歳、翌日の1月1日には2歳になります。 「満年齢」は、生まれた日を0歳とし、誕生日がくるごとに年を加算する数え方となります。 12月31日生まれの赤ちゃんは、その日は0歳で翌年の12月31日が1歳となります。

70歳、77歳の祝いが高貴な紫色であったため、さらに上となる色として金色が選ばれたようです。 傘寿祝いには紫色など諸説ありますが、金色や黄色を用いることが多いようです。 ゆうひ堂の『傘寿祝い専用の名前詩』は黄色や金色にラメが施されています。 金色の友禅和紙で彩る感動の名前詩を贈られるのはいかがですか。

・60歳・還暦（かんれき）十二支が60年で一巡して生まれたときと同じ暦に還ることから ■テーマカラーは赤色、朱色 ・70歳・古希（こき）唐の詩人、杜甫の詩の一節「人生七十古来稀なり」から ■テーマカラーは紫色 ・77歳・喜寿（きじゅ）「喜」の草書体である「?」が七十七に見えることから ■テーマカラーは紫色 ★80歳・傘寿（さんじゅ）「傘」の略字「?」が「八十」に見えることから ■テーマカラーは黄色、金茶色 ・88歳・米寿（べいじゅ）「米」の字を分解すると、「八」「十」「八」に見えることから ■テーマカラーは黄色、茶金色 ・90歳・卒寿（そつじゅ）「卒」の略字「卆」が「九十」に見えることから ■テーマカラーは紫色 ・99歳・白寿（はくじゅ）「百」の字から「一」を取ると「白」になることから ■テーマカラーは白色 ・100歳・百寿（ひゃくじゅ）紀寿（きじゅ）「百歳」の「百」一世紀の「紀」の文字から ■テーマカラーは桃色

名前詩はご当人様の壮大な人生や、ご家族様の大きな想いを小さなポエムで表現する事ができます。 自分の名前が感動のポエムとなる名前詩は傘寿のお祝い品として、多くの方にご利用いただいております。 傘寿祝いで名前詩を贈られた方のレビューが沢山ございますので、是非とも参考になさってください。