正月飾りを飾る時期、外す日、保管方法、処分方法をご紹介
公開日:2024/08/27 更新日:2024/10/11お正月飾りは、光の当たらない風通しの良い場所に保管して下さい。
正月飾りが入った袋に空気穴をあけ、ムレを防いでください。
そして、袋に入れたまま新聞紙で包み、棚などに置いて保管してください。
※蛍光灯の光もワラの色を変化させますので、新聞紙で包まれることを オススメします。
昔からお正月の準備を始める日のことを「正月事始め」といわれています。
12月13日が正月事始めにあたります。その日から正月飾りは飾られます。
お正月の準備は一般的に12月28日までに終わらせるといわれています。
29日は「苦立て」といって避けられてきましたが、「29日=福(ふく)」と見なして、縁起が良いと考えることもあります。
大晦日は「一夜飾り」といって不吉だと考えられてきましたが、元旦の朝に飾り付けすれば全く問題ありません。
関東は1月7日、関西は1月15日の「松の内」にお正月飾りを外します。
※地域によって異なります。
本来の松の内は1月15日の小正月までです。
関東では、江戸時代に幕府から正月を1月7日に切り上げる御触れが出て、1月7日を松の内とする習慣が定着したようです。
関西では、今でも1月15日まで飾られている地域が多いそうです。
また、鏡開きの1月11日にお正月飾りを外す地域もあるようです。
お住まいの地域の習慣に合わせるようにすると良いでしょう。
「どんど焼き」などの祭事でお焚き上げをします。
祭事がない地域では、自治体の指示に従ってください。
お正月飾りは、小正月に行われる「どんど焼き」と呼ばれる火祭りでお焚き上げをします。
お焚き上げがない地域では、お塩・お酒で清め、お礼と感謝の気持ちを込め、お住まいの各自治体の指示に従い、家庭用分別ごみとして処分してください