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赤ちゃんをどれくらい抱っこしたらいいの?

公開日:2025/04/22 更新日:2025/04/22
抱き癖の心配はない?
世間では、抱き癖つく心配はないので、赤ちゃんが求めたらどんどん抱っこすることが推奨されています。赤ちゃんをどれだけ抱っこしたらよいのでしょう。「赤ちゃんが抱っこを求めたらどんどん抱っこしてあげましょう。抱き癖がつくことがありません」と言われても、‘求めたら’って、どんな行動? ‘どんどん’って、どれくらいの時間? というように、はっきりわかっている人は少ないのではないかと思います。 ぐずったり、泣いたりしたら抱っこしなければならないと、すぐに抱っこしているかもしれません。なぜなら、赤ちゃんの泣き声が、ママの不安や罪悪感を刺激するからです。泣きの対策が、最初に抱っこありきで、ずっと抱っこし続ければ、肩こり、腰痛、腱鞘炎、慢性睡眠不足などにより、生活や育児に支障を来してしまいます。 そこで、「赤ちゃんが抱っこを求めるとは」と「どのくらいの時間抱っこしたらいいのか」についてお話します。
赤ちゃんが抱っこを求めるとは
赤ちゃんの抱っこの要求は、どのように判断したらよいのでしょう。最近では、言葉が話せない赤ちゃんが手や体の動きで意思を伝える育児法、ベビーサインを取り入れる人が増えています。ベビーサインは、生後6カ月頃から開始するとよいと言われています。生後6ヶ月と言えば、お座りができるころですね。赤ちゃんが、座ってママに手を伸ばしている様子は、まさに抱っこをねだっている姿です。 それでは、赤ちゃんが自ら抱っこを求めるようになるまでの間、パパやママは、どのようなときに赤ちゃんを抱っこしようと思うのでしょう。やはり、かわいらしさや頼りなさでしょうか。赤ちゃんは本当に魅力的です。そして、授乳をするとき。お風呂にいれるとき。場所を移動させるときなど、赤ちゃんのお世話の場面で、かなりの時間を抱っこに費やしていますね。 残念ながら生後数か月は、赤ちゃんが本当に抱っこを求めているかどうかはよくわかっていません。この時期は、泣いているのは抱っこというよりも、お腹がすいた、うんち。おっしこが気持ち悪い、暑い・寒い、かゆい・痛いなど、不快な状態を取り除いてほしいからです。不快から解放されると快の感情が生まれ、喜びや笑顔を示すようになります。
どれくらいの時間、抱っこしたらいいのか
どれくらい時間、抱っこしたらいいのか。必ず抱っこして行う授乳を例に考えてみましょう。 授乳の時間は1回15~20分ですが、個人差もあり30分位かかる場合もあります。回数は、新生児であれば1~3時間おきに、1日8~15回程度行います。生後1~3ヶ月になると、3~4時間おきに、1日6~8回程度行います。 つまり、授乳だけでも新生児期は2時間~5時間以上、生後1~3ヶ月では1.5~2.7時間も抱っこしていることになります。平均体重は生まれたばかりの新生児で約3㎏、2~3ヶ月児では5㎏を超えます。赤ちゃんを抱っこすることは、親子ともに安らぎや安心感が得られ、幸せな時間だと思いますが、日増しに重くなる赤ちゃんを何時間も抱き続けることは抱っこする人にとって、負担であることは間違いありません。授乳に手間取り、赤ちゃんが良く泣けば、1日十数時間も抱っこするかもしれません。特に、夜は周りの人に迷惑をかけないようにと抱っこしたままソファーで眠り込み、気づいたら朝になっていたという人も少なくありません。赤ちゃんを落としそうになり、はっとして目覚めることもあります。 赤ちゃんは、大人に比べて共感力が高く、相手の気持ちが伝わる情動感染がみられます。親が育児に疲れ、不安やイライラ、辛さを感じていれば、赤ちゃんにも伝わります。その結果、赤ちゃんの泣きが増えたり、激しくなったりするかもしれません。 ママが体を壊し、辛くなるほど抱っこする必要はありません。赤ちゃんの授乳やおむつ交換、お風呂、スキンケア、コミュニケーション、移動を行っていれば、十分に抱っこできています。自分は抱っこが足りないのでないかと不安になる必要はありません。自信を持ってください。無理に抱っこをしていた時間は、ママのセルフケアの時間に使ってください。ママの健康と笑顔は赤ちゃんの幸せに繋がります。 赤ちゃんが、手を差し伸べて抱っこを求めてくるようになったら、どんどん抱っこしてあげましょう。
更新日04/2404/1704/23集計