蜜蜂を育てるときに許可っているの？

🐝 蜜蜂を育てるときって、許可がいるの？ 「日本蜜蜂を飼ってみたいけど、何か許可がいるのかな？」 そう思ったことはありませんか？ 実は、蜜蜂を育てるときには**「届け出」が法律で義務付けられている**んです。 📝 日本蜜蜂でも「養蜂届」が必要！ 蜜蜂をたった1群だけでも飼育する場合、各都道府県に届け出る必要があります。 これは「家畜伝染病予防法」という法律に基づいたルールで、蜜蜂は牛や豚と同じ“家畜”扱いになります。 届け出を行うことで、蜜蜂の病気や寄生虫のまん延を防ぎ、他の飼育者とのトラブルを回避することができます。 ✅ 届け出の流れ（基本的なステップ） 養蜂を始める前に、お住まいの都道府県の家畜保健衛生所（または担当部署）に連絡 「養蜂届（養蜂開始届）」という書類を提出 内容に問題がなければ登録完了！ 📌 地域によっては、年1回の更新届や報告義務があるところもあります。 また、分蜂で群れが増えた場合や、場所を移動する場合も追加の届出が必要になることがあります。 📌 なぜ届出が必要なの？ 蜜蜂の伝染病を早期に発見・防止するため アカリンダニやバロアなどの被害拡大を防ぐ 近隣の養蜂家と連携しやすくする 分蜂によるトラブル（駆除されるなど）を防ぐ もし無届けで飼育して病気が広がった場合、全群処分や損害賠償のリスクもあります。 🚫 無届けでの飼育はNG！ 「趣味で1群だけだから…」と油断せず、必ず届け出ましょう。 無届けで飼っていると、自治体が把握できず、病気発生時の対応や周辺地域への影響が大きくなる可能性があります。 🐝 日本蜜蜂でも例外ではありません！ よく「日本蜜蜂は野生種だから対象外なのでは？」と思われがちですが、 “飼育している時点で”日本蜜蜂も家畜扱いになります。 つまり、1群からでも届け出は必須ということです。 🧾 まとめ：飼うなら、まずは届け出！ ✅ 日本蜜蜂も対象！ ✅ 1群でも届け出が必要 ✅ 家畜保健衛生所に提出（都道府県ごと） ✅ 更新・報告義務がある地域も ✅ 無届けは法律違反＆リスク大！ 春の分蜂シーズンに向けて準備を進めている方も多いはず。 ぜひ、安全で正しい蜜蜂飼育の第一歩として、「養蜂届」の提出を忘れずに！