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【技と美の究極】PATEK PHILIPPE - パテック フィリップとは

公開日:2024/10/02 更新日:2024/11/15
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パテック フィリップ とは...?
パテック フィリップ(PATEK PHILIPPE)は、スイスのジュネーブで1839年に創業された高級腕時計メーカーです。 ヴァシュロン・コンスタンタン、オーデマ・ピゲとともに世界三大高級時計メーカーのひとつとして知られており、その中でも特に名実ともに最上位に君臨するブランドとして評価されています。 パテック フィリップの時計は、高い品質と洗練されたデザイン、世界一ともいえる圧倒的なステータス性などが魅力です。 また、工業製品に関する認定規準の中で最も厳しいとされる「ジュネーブ・シール」を無条件に謳える唯一の時計メーカーでもあります。 パテック フィリップの時計が高価な理由は、ブランド力、希少性、自社製造、品質の高い素材、そして永久修理保証などです。年間生産数が限られているため需要が供給を上回っており、定価1000万円超、あるいは「時価」としてローンチされることも珍しくありません。
1. 創業の背景と歴史
パテック フィリップの歴史は、1839年にスイスのジュネーヴで始まりました。創業者はポーランド出身の「アントワーヌ・ノルベール・ド・パテック」と、フランスの時計師「フランソワ・チャペック」。彼らはまず「Patek, Czapek & Co.」という名前でビジネスを開始しましたが、1845年にチャペックが会社を去り(同年にCZAPEKを創業)、フランスの時計職人「ジャン・アドリアン・フィリップ」がパートナーとして加わり、「Patek Philippe & Co.」が誕生しました。フィリップは巻き鍵なしで時計を巻く「キーレス巻き機構」を開発し、これがブランドの大きな技術革新の一つとなりました。
2. 技術革新と特許
パテック フィリップは時計業界における数々の革新で知られています。 1845年:キーレス巻き機構(リューズ巻き)を発明し、巻き鍵を使わずに時計を巻き、時間を合わせることができるようになりました。 1868年:世界初の腕時計を製造。当時は懐中時計が主流でしたが、パテック フィリップは腕に装着する時計を発表し、新しいスタイルを提案しました。 1889年:永久カレンダー機構を備えた懐中時計の特許を取得。 1932年:パテック フィリップの最も象徴的なコレクションの一つ「カラトラバ(Calatrava)」が発表されました。このモデルは、シンプルかつエレガントなドレスウォッチの代名詞として、現代でも長く愛されています。 1989年:創業150周年を記念して、複雑機構を詰め込んだ「Calibre 89」を製造。これには33の複雑機構が組み込まれ、長らく世界で最も複雑な時計として知られていました。 こちら以外にも時計業界に様々な革新をもたらしています。
3. 複雑機構
パテック フィリップの時計は、特に複雑機構を持つことで有名です。複雑機構とは、基本的な時刻表示以外の機能を持つ時計のことを指し、以下のようなものがあります。 永久カレンダー:月末に関係なく日付を調整する必要がないカレンダー機構。パテック フィリップはこの分野でも革新を続けています。 ミニッツリピーター:時刻を音で知らせる機構。パテック フィリップはこの分野でも熟練した技術を持っています。 クロノグラフ:瞬間計測を行うためのストップウォッチ機能。 トゥールビヨン:重力の影響を軽減し、精度を向上させるための複雑な機構。
4. デザインと美学
パテック フィリップの時計は、そのデザインでも高く評価されています。特に「カラトラバ」や「ノーチラス」といったモデルは、時計の世界でアイコン的存在です。 カラトラバ:1932年に登場したこのモデルは、パテック フィリップのデザイン哲学「シンプルでエレガント」を体現しています。ケースデザインはクラシックで、控えめながらも上品な雰囲気を持っています。 ノーチラス:1976年に登場したスポーツモデルで、時計デザイナーの巨匠「ジェラルド・ジェンタ」によってデザインされました。ステンレススティールケースと一体化したブレスレットが特徴的で、特にカジュアルな場面でもエレガントさを失わないデザインが人気です。 アクアノート:1997年に発表されたカジュアルラインのモデルで、現代的なスタイルと高い防水性を兼ね備えています。
ノーチラス アニュアルカレンダー
5. 所有構造と独立性
1932年にスターン家がパテック フィリップを買収して以降、同家による家族経営が続いています。この独立性により、同社は市場の短期的な流行に左右されず、長期的なブランド価値を維持し続けることが可能となっています。また、コングロマリットに属さず独立系ブランドであるため、量産には走らず、職人の手で一つ一つの時計を丁寧に作り上げるという哲学を貫いています。
6. 希少性と投資価値
パテック フィリップの時計は、その高品質と希少性から投資対象としても注目されています。 生産本数が非常に少ないため、中古市場やオークションでの取引価格が高騰することが多くあります。 特に複雑機構を備えた限定モデルや、歴史的価値のある重要な時計は、コレクター間で非常に高値で取引されています。 2019年にはパテック フィリップのグランドマスター・チャイム(6300A-010)がスイスのジュネーブで行われたオークションで約3100万ドル(当時約34億円)で落札され、時計史上、最高額を記録しました。
7. 文化的影響
パテック フィリップは、映画や芸能界、政治界などでも頻繁に取り上げられています。たとえば、「ジョン・F・ケネディ」、「ウィンストン・チャーチル」、「アルベルト・アインシュタイン」など、歴史的な著名人たちもパテック フィリップの時計を愛用していました。 また、現代の著名人の中でも、ビジネスリーダーやセレブリティの多くがパテック フィリップのファンです。
8. スローガンとフィロソフィー
パテック フィリップの有名なスローガン「You never actually own a Patek Philippe. You merely look after it for the next generation.(パテック フィリップを所有することは実際にはできません。次の世代のために預かっているだけです)」は、 ブランドの時計が一生もの、さらには世代を超えて受け継がれる存在であるという理念を反映しています。 このスローガンは、時計そのものの品質の高さと耐久性、さらには感情的な価値も表現しています。
まとめ【パテック フィリップとは...】
パテック フィリップは、技術革新、伝統、希少性、そして比類のない職人技によって、時計業界における頂点に立つブランドです。 その独立性と長期的なビジョンは、単なる時計メーカーという枠を超え、芸術品や家宝としての位置づけを持つ特別な存在とされています。
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