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ミトコンドリアと卵子ととコエンザイムQ10

公開日:2025/01/09 更新日:2025/01/10
ミトコンドリアは、すべての細胞内に存在する器官。食べ物や栄養素ではありません。 ミトコンドリアの第一の役目はエネルギーを作り出すこと。いわばからだのエネルギー産出工場です。 この工場がエネルギーをたくさん作ることで、細胞は活性化しますし、新陳代謝がうまく回ります、 逆にミトコンドリアが働かないとエネルギーが作りだせないので、細胞は老化し、細胞の生まれ変わりもうまくいきません。 妊娠に向かう最初の一歩に「卵子の発育」があります。 卵巣内の卵胞の中に卵子がいますが、この卵子にもミトコンドリアがいます。その数は通常の体内細胞の約100倍以上、10万〜20万個と言われています。 これらミトコンドリアが働きエネルギーを作り出していれば、質の良い卵子が育ちます。 ただミトコンドリアの機能は加齢とともに衰えていきます。物でも経年劣化は自然なことですが、ミトコンドリアにもそれが言えるのです。 それが「卵子の質の低下」です。 さらに、ミトコンドリアの働きが鈍くなることは、精子と受精後の染色体の分離や胚の発育能などにもネガティブな影響を与えることになります。 ミトコンドリアの機能低下の原因は、加齢だけではありません。 暴飲暴食、運動不足、睡眠不足、ストレス、肥満、喫煙などでも、ミトコンドリアの機能は落ちていきます。 それはなぜか?活性酸素のせいです。 酸素は人間が生きるために必須の要素ですが、過剰になってあまってしまうと逆にからだを「錆び」させます。 皮肉なことに、ミトコンドリアは自分で一生懸命エネルギーを作り出すことで、活性酸素を産んでしまうのです。そして自らを錆びさせてしまう、という自己悪循環に陥ります。 暴飲暴食、運動不足、睡眠不足、ストレス、肥満、喫煙がミトコンドリアの機能低下の原因と言いましたが、理由はこれらにより活性酸素が増えるからです。 活性酸素が増えることで、ミトコンドリアは傷つき、エネルギーを作り出せなくなります。 そして、細胞が老化してしまうのです。 卵子に話を戻すと、ということは、卵子のミトコンドリアも加齢やその他の要因で衰えていきます。それが「卵子の質の低下」です。 逆に言うと、ミトコンドリアを元気にしておくことが、卵子の質を保つことにつながります。
では、ミトコンドリアを元気にするためにはどうしたらよいでしょうか? まずは健康の三大原則が大切になります。 つまり「食事・運動・睡眠」。平凡かもしれませんが、実はこれらがすべての基本となります。 そこに「ストレスの発散」を加えましょう。 これら4つが、ミトコンドリアを守る基本です。 さらにプラスしたいのが「コエンザイムQ10」です。 コエンザイムQ10は、体内で自然に生成される脂溶性の物質で、ビタミン様化合物として知られています。 ミトコンドリアの「えさ」として、エネルギーを作り出す補酵素として働いています。 同時に抗酸化作用があり、活性酸素による細胞のダメージを軽減する働きもあります。 つまり、コエンザイムQ10を補給することで、ミトコンドリアを内側からも外側からも守る、ということです。 加齢のマウスを用いた実験において、ミトコンドリアの”えさ”であるコエンザイムQ10は、ミトコンドリアのネガティブな影響を抑える作用があることが確認されています。 早期のヒトを対象とした研究も行われています。 マウスのモデルを用いたものと比較すると、小規模でその介入の期間も短いですが、やはりコエンザイムQ10には期待できる結果が得られています。 ・バランスの良い食事 ・適度な運動 ・十分な睡眠 ・ストレス発散 ・コエンザイムQ10の補充 で、ミトコンドリアを守り、健康なからだ、健康な卵子を維持していきましょう。