元気な卵子のための4ヶ条

【元気な卵子のために必要な4ヶ条】 POINT1. ホルモンの分泌が正常であること POINT２. 血流が良いこと POINT３. 抗酸化作用 POINT４. 細胞のミトコンドリアが元気であること *********************************** 卵子は、FSH、LH、エストロゲンといったホルモンがバランス よく適量分泌されることで、大きくなってきます。それらホル モンを運び、その他必要な栄養や酸素などを運ぶのが血流の役 目です。 また、成長の過程で、卵子は減数分裂を行いますが、卵子の細 胞内にある、エネルギー産出工場であるミトコンドリアの数が 少なかったり、ミトコンドリア活性が低下していると、減数分 裂を行うために必要な紡錘体が異常な形をしていたり、23対の 染色体がこの紡錘体上にきちんと整列していなかったりして、 卵子や受精卵の染色体異常を誘発する問題が多く発生してしまうのです。 さらに、ミトコンドリアが働くと活性酸素が発生します。活性酸素は細胞を錆びさせる余分な酸素。 それが老化です。よって老化を防ぐためには、活性酸素の除去してくれる物質(抗酸化物質)が必要です。 つまり、きちんとホルモンが分泌され、それを運ぶ血液の流れがよく、受け皿である細胞のエネルギーが元気よく産出され、錆を防ぐ抗酸化作用が働いてこそ、卵子はすくすく育っていくのです。