幹細胞とイムバランス®

【幹細胞とは】 ひとつの細胞が、細胞分裂や分化を繰り返し、さまざまな細胞集団であるからだのパーツを作っています。 その際、似たような臓器や組織はそれを作るひとくくりの集団として、一種類の細胞がもとになってできていきます。 たとえば、骨と軟骨、筋肉や靱帯（じんたい）はおおかた1種類の細胞から始まっていますし、赤血球や白血球など血液を構成している細胞たちも同じようにもとの細胞は共通です。 そこで、このようなひとかたまりの集団を作り出すもとになる細胞を「幹細胞（かんさいぼう）」と呼ぶようになりました。「幹」とは、きっと枝が分かれる前の木の幹といった意味でしょう。 つまり、幹細胞とはからだのおおもとになる細胞。 そして、からだ中の細胞は日々死んでは新たな細胞へと入れ替わる新陳代謝を行っていますが、この時新しい細胞を供給する役割を果たしているのも幹細胞です。 幹細胞は、日々それ自体が分裂して増え、さまざまな細胞になっていくのです。

【幹細胞と老化】 ただ残念ながら、幹細胞は加齢とともに数が減少し、新しい細胞を供給する力が落ちていきます。 つまり新陳代謝ができなくなるのです。その結果、臓器や肌などからだのあちらこちらで不具合が生じてきます。 これが老化です。 例）● 脳が失われた細胞を補充できなくなる 　　　 →　認知症 　　● 肌　→　しわ、たるみ 　　● 膝　→　膝痛

【幹細胞を増強するには】 ということは、裏を返せば、幹細胞を活性化することができれば、新陳代謝がうまくいき、からだの老化を防ぐことができる、ということです。 では幹細胞を増強するにはどうしたらいいでしょうか。 ☆運動　 ☆ファスティング ☆適切な体重 ☆良質の睡眠　 ☆バランスの良い食事 ☆サプリメント　 ☆非喫煙 ☆きれいな空気　　など 逆に幹細胞を減らす環境は ・炎症 ・酸化ストレス ・喫煙 ・質の低い睡眠 ・必須栄養素の欠乏　 などが挙げられます。

【幹細胞を増やすイムバランス®】 ここで、今注目を集めている成分をご紹介しましょう。 それが「イムバランス®」です。 「イムバランス®」の重要なサポート力の一つに「幹細胞増強」があります。 放射線を浴びて骨髄が損傷した試験用マウスに、イムバランス®を与えたところ、マウスの骨髄細胞が増殖活性化しました。 これにより、イムバランス®は幹細胞増強素材として有効であることが明らかになり、特許を取得しました。 ************************** 2011年8月5日 幹細胞増強素材として特許権を取得 （特許第 4795618 号） 準致死量の放射線（8Gy）を浴びせ、骨髄に重大な損傷を与えた後、ドナーマウスから移植された造血幹細胞の増殖能を比較する試験を実施しました。 その結果、マウスの骨髄細胞に対し強い増殖活性を与えたことを確認し、幹細胞増強素材として用途特許を取得しました。 ************************ また、2016年11月に開催された「第23回日本未病システム学会学術総会」において 「アンチエイジングにおける麹菌発酵大豆抽出物（＝イムバランス®）の幹細胞増強効果」 として、イムバランス®の造血幹細胞増強効果に関する研究データを示し、さらに幹細胞の減少を抑制し、幹細胞の増強を促進することにより、アンチエイジングに有効と示唆されたことが発表されました。

【アトピーとイムバランス®】 さらにイムバランス®によって、アトピー症状の改善が見られることがわかりました。 アトピーのマウスにイムバランス®を投与したところ、引っかく回数が激減、皮膚のバリア機能も回復しました。 ************************* 麹菌発酵大豆培養物「イムバランス」によるアトピー性皮膚炎への有効性及び幹細胞増強機能を確認、 （「アレルギーの臨床2021 年 41 巻 1 月号」掲載」 麹菌発酵大豆培養物 『 イムバランス 』 を用いた試験において、 それぞれアトピー性皮膚炎自然発症 ( Tnd モデルマウス及び小児アトピー性皮膚炎患者におけるアトピー性皮膚炎の改善効果を確認した。 『 イムバランス 』 を用いた試験において、放射線照射マウスでの脾コロニー測定法による造血幹細胞の増強を確認した。 ************************* 老化とは、加齢に伴う幹細胞の減少、機能低下が原因です。 逆にその機能を増強をすれば、 ・酸化ストレスの抑制 ・ホルモンの正常化 ・遺伝子の正常化 ・細胞機能の向上 ・免疫力の向上 などが働き、アンチエイジングが可能になるのです。