冬のむずむずかゆかゆの原因は

夏場はそうでもないのに冬になると、肌がかゆかゆになる、という方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。 その原因の一つは、やっぱり「乾燥」。 外が乾燥していると、肌がかさかさしてかゆみにつながりますし、寒い時はあまり水分を取らないので、余計にかさかさしてかゆくなります。 そんな時は、からだの中の水分を閉じ込めるために、クリームをしっかり塗りましょう。 でもそれでも、全然かゆかゆが止まらない！という時もありませんか？ その場合は、自分の腸内環境を見直してみましょう。 腸にいる免疫細胞と腸内細菌は、お互いに協力し合うことで免疫システムを成り立たせています。 でも、腸内細菌のバランスが崩れてしまうと協力体制が取れなくなって、免疫細胞が暴走してしまいます。 そうすると、本来からだにとって無害な物質にまで過剰反応を起こし、その結果、逆に自分のからだを攻撃して「かゆかゆむずむず」が出てしまうのです。 また腸内細菌のバランスが乱れることで、皮膚のバリア機能が低下し、さまざまな皮膚トラブルにつながる可能性もあります。 なので、かゆかゆむずむず予防には腸内環境を整えることが大切、という訳なのです。 腸内環境を整えるためには、まずは食事のバランスに気を付けましょう。乳酸菌などを積極的に摂ることもよいですね。 暴飲暴食も避けたいところ。アルコールもほどほどに。 ストレス発散も腸内環境整備には大切なことなので、自分のご機嫌をとる時間もぜひ作ってあげてくださいね。