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400年の歴史が育んだ和のスパイス、七味唐辛子の世界

公開日:2024/12/04 更新日:2024/12/04
一振りするだけで料理がぐっと引き立つ、香り高くピリッと辛い七味唐辛子。台所にあるその小さな瓶には、400年の歴史と深い魅力がたくさん詰まっています。 今回は日本の食卓に欠かせない「七味唐辛子」をご紹介します!
【七味唐辛子の歴史】
400年続く伝統の味
七味唐辛子は、江戸時代初期の1625年頃、東京・日本橋で誕生したとされています。 当時、「からしや徳右エ門」という商人が考案したと伝えられています。この地域は薬局や漢方の専門店が集まる「医者町」として知られ、そこでの漢方の知識が七味唐辛子の誕生につながったのです。 最初は薬効を期待して寺社の門前で販売されていましたが、次第に食文化と融合し、全国へ広まりました。こうして、七味唐辛子は日本の食卓に深く根付く調味料へと進化していったのです。 400年の歴史を背負う七味唐辛子は、まさに日本の伝統と食文化を象徴する存在ですね。
《 Pick up! 》
からしや徳右衛門印の七味唐辛子
【七味唐辛子の定義】
日本が誇る伝統的スパイスブレンド
「七味」の名から7種類の材料が使われていると思いがちですが、実は厳密なルールはありません。地域や製造元によって異なる配合が使われ、それぞれの風味を作り出しています。 江戸・東京周辺では「七色唐辛子」や「七種唐辛子」とも呼ばれ、略して「なないろ」と呼ばれることもあります。 製造元によって異なりますが、以下は七味によく使われる材料です。 ・唐辛子(赤唐辛子):辛さの基本となる主役。 ・胡麻:香ばしい風味をプラス。 ・山椒:ピリリとした香りと刺激。 ・陳皮(みかんの皮):爽やかな柑橘系の香り。 ・麻の実:独特なナッツ風味。 ・けしの実:ぷちぷちとした食感。 ・青のり:ほんのり磯の香り。
《 Pick up! 》
こだわり素材の極上七味唐辛子
七味唐辛子のアレンジレシピ
「七味唐辛子」と聞くと「辛い!」というイメージが強いかもしれませんが、それだけではありません。各素材がもたらす独特の香りや風味が、料理全体を引き立ててくれるのです。 うどんやそばの薬味としてだけでなく、いろいろなお料理にもお使いいただけます。 1. サラダドレッシング マヨネーズと醤油に七味唐辛子を加えるだけで、和風のドレッシングが完成。さっぱり感がアップします。 2. 炒め物の仕上げ 野菜炒めやチャーハンの仕上げに七味唐辛子を一振り。香りと風味が引き立ちます。 3. 和風パスタ ゆず風味の七味唐辛子を使えば、爽やかな香りがアクセントに。 4. 焼きおにぎり 味噌と七味唐辛子を混ぜておにぎりに塗り、香ばしく焼き上げると新しい味わいに出会えます。
《 Pick up! 》
アレンジレシピにおすすめの七味はこちら!
お気に入りの「七味唐辛子」を見つけよう!
七味唐辛子には、歴史とともに培われた深い魅力が詰まっています。そして、製造元ごとに異なる個性が詰まっています。 配合や風味の違いを比べてみると、新たな発見があるかもしれません。いろいろお試しいただいて、「お気に入りの七味」をぜひ見つけてくださいね。