冬の旬・大根をもっと美味しく！お手軽レシピ＆おすすめ調味料

冬の食卓に欠かせない大根。みずみずしくて甘みのある旬の大根は、料理の幅をぐっと広げてくれる冬の定番野菜です。 今回は、大根を使った美味しいレシピと、料理を美味しく彩る調味料をご紹介します。

大根は、10月下旬から2月頃が旬の野菜です。この時期の大根は、寒さにさらされることで糖度が上がり、甘みが増します。 また、ビタミンCやカリウムなどの栄養素が豊富で、消化を助ける酵素も含まれています。低カロリーでヘルシーな野菜なので、ダイエット中の方にもおすすめです。

大根を美味しく調理するには、以下のポイントに注意しましょう。 1. 新鮮な大根を選ぶ ・葉がしっかりしていて、根の部分に張りがあるものを選びましょう。 2. 部位に合わせた調理法を ・上部（葉に近い部分） 最も甘い部分で、大根おろしやサラダなど生食に。 ・中部（真ん中） 水分が多く甘みと辛みのバランスが良いため、煮物に。 ・下部（先端部分） 辛みが強く、繊維質が多いため、味噌汁の具や漬物に。

【 材料 / 4人分 】 • 大根 1/2本 • ぶり 4切れ • 生姜 1かけ（煮込み用と仕上げ用で分ける） • 酒 大さじ3 • みりん 大さじ2 • 醤油 大さじ3 • 砂糖 大さじ1 • 米のとぎ汁 適量 【 作り方 】 1. 大根の下処理 ・大根は厚さ2cmの輪切りにして皮をむき、面取りをします。 ・米のとぎ汁で中火で10分ほど茹でてアクを抜きます（竹串が通るくらいの柔らかさが目安）。茹でたら水気を切ります。 2. ぶりの下処理 ・ぶりに酒（大さじ1）と塩（分量外）をふり、5～10分置きます。 ・キッチンペーパーで水分を拭き取ります。 3. 煮込みの準備 ・生姜は半分を薄切り、残りを千切りにします。薄切りの生姜は煮込み用、千切りは仕上げに使用します。 ・鍋に水（大根が浸る程度）と薄切りの生姜を加え、大根を柔らかくなるまで中火で5～7分煮ます。 4. ぶりを加える ・大根が柔らかくなったら、鍋にぶりを加えます。 ・酒（大さじ2）、みりん、醤油、砂糖を加え、弱火にします。ぶりが崩れないように注意しながら煮込みます。 5. 煮詰める ・弱火で20分ほど煮込みます。煮汁が少なくなり、全体に味がしっかり染み込むまで火を入れます。 ・煮汁が濃すぎる場合は水を少し足して調整してください。 6. 仕上げ ・器に盛り付け、千切りにした生姜を添えます。煮汁を少量かけて完成です。

さっぱりとした大根サラダは、箸休めにぴったりです。 【 材料 / 4人分】 • 大根：1/4本 • きゅうり：1本 • にんじん：少量（彩り用、なくてもOK） • ツナ缶：1缶（オイルを切る） • ポン酢：大さじ1.5 • ごま油：大さじ1 • 柚子胡椒：小さじ1/2～1（お好みで調整） • 白ごま：適量 【 作り方 】 1. 野菜を切る ・大根は皮をむいて千切り、またはピーラーで薄くスライスします。 ・きゅうりは薄切り、または千切りにします。 ・にんじんも細切りや千切りにしておきます（彩りを加えたい場合）。 2. 野菜の水切り ・切った大根ときゅうりをボウルに入れ、軽く塩（分量外）を振り、10分ほど置いて水分を出します。 ・その後、キッチンペーパーでしっかり水気を絞ります。 3. 調味料を合わせる ・別の小さいボウルに、柚子胡椒、ポン酢、ごま油を混ぜてドレッシングを作ります。 4. サラダを和える ・ボウルに大根、きゅうり、にんじん、ツナを入れ、ドレッシングを加えてよく混ぜ合わせます。 5. 仕上げ ・器に盛り付け、白ごまを振りかけて完成です。

大根は冬の食卓に欠かせない野菜です。みずみずしさと甘みが格別な旬の大根は、煮物やサラダ、おろしや味噌汁など、様々な料理で活躍します。 寒い季節こそ、旬の大根とお気に入りの調味料で体も心も温まるお料理を楽しみましょう。