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にっぽん、味噌の旅

公開日:2025/01/14 更新日:2025/01/14
にっぽん津々浦々にも沢山の「みそ」の取り扱いがありますが、ご自宅でいつも食べている味噌はどんな味噌でしょうか? 白みそ、赤みそ、あわせみそ。米みそ、麦みそ、豆みそ。 いったいどんな違いがあって、自分好みの味噌はいったいどんな味噌なのでしょう。 古来から日本の食文化に欠かせない味噌。その種類は実に多様で、地域ごとに独特の風味や特徴を持っています。 今回は、日本全国の味噌の魅力を探る旅に出かけましょう。
原料による味噌の世界
味噌は使用する麹の種類によって分類されています。 ■ 米みそ(大豆+米こうじ) 全国で最も広く生産されている味噌です。大豆に米麹を加えて作られ、全国の味噌生産量の大部分を占めているそうです。甘口から辛口まで幅広い味わいがあり、バラエティに富んでいます。
■ 麦みそ(大豆+麦こうじ) 大豆に麦麹を加えて作られる味噌で、主に九州、四国、中国地方で生産されています。麦の香ばしい香りが特徴で、甘みのある味わいが多いです。
■ 豆みそ(大豆) 大豆のみを主原料とする味噌で、愛知県、三重県、岐阜県等で多く生産されています。濃厚な旨味と独特の風味が特徴で、八丁味噌が有名です。
■ あわせみそ(味噌のブレンド) 複数の味噌をブレンドしたもので、それぞれの長所を生かしたバランスの良い風味が特徴です。家庭の味として親しまれることが多く、地域によって配合が異なります。
色で見る味噌の世界
味噌の色は、熟成期間や原料、製造方法によって変化します。 ■ 白みそ 短期間で熟成される甘口の味噌で、淡いクリーム色をしています。素材本来の味を引き立てる特徴があり、西京焼きや白味噌仕立ての味噌汁などに使われます。
■ 赤みそ 長期熟成させた味噌で、濃い茶褐色をしています。コクと旨味が強く、豊かな風味が特徴です。
地域で異なる味噌の世界
■ 北海道みそ 冷涼な気候を活かした長期熟成型の赤味噌が多く、辛口に分類されますが辛味はさほど強くなく、風味はマイルドです。 ■ 仙台みそ 伊達政宗公の時代から続く伝統を持つ赤味噌です。長期熟成タイプの辛口で豊かな風味があり、味噌汁や味噌焼きにおすすめです。 ■ 信州みそ 淡色味噌の辛口タイプで、日本で最も生産量の多い味噌です。さっぱりとした旨味と芳香があり、どんな料理にも合わせやすい万能型です。 ■ 九州麦みそ 麦の風味が濃厚で、甘口・淡色タイプが多いです。冷や汁やもつ鍋といった郷土料理に欠かせません。 ■ 東海豆みそ 豆のしっかりとした旨味に加え、ほのかな渋味や苦味を伴うのが特徴的です。味噌煮込みうどんや味噌おでんなどでおなじみです。
お気に入りの味噌はありましたか?
お気に入りの味噌は、どの味噌でしたでしょうか? わたしはいつも「信州みそ」を好んで買っていることが分かりましたが、他の地域の味噌も食べてみたくなりました。 それぞれの土地の味噌には、その土地の歴史や人々の知恵が詰まっています。味噌の旅を通じて、日本の食文化の豊かさを感じ、さらなる味噌の魅力を見つけていただけたら幸いです。 おすすめの味噌がありましたら、是非ショップへメッセージをお寄せください!
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