【既製サイズが合わない】ウィングカラーシャツの首回りか裄丈、優先するならどっち？

タキシードやモーニングコートを着用する新郎さんやお父様が当日必要な『ウィングカラーシャツ』。 最近では結婚式の衣装小物は式場やドレスショップではなく、量販店やオンラインショップで購入される方が増えているようです。 一番の理由は【価格の違い】。 必要な小物を全て揃えたときで比較すると、「トータルで半額以下になった！」なんてお声も聞いたことがあります。 特にオンラインショップでの購入は、忙しくて全ての小物を買いに行く時間が無い方にとって、通勤時間や就寝前に時間も場所も選ばずお買い物ができるというメリットもあります◎ そんな便利なオンラインショップですが、サイズが合っているか不安に思う方も多数いらっしゃいます。 今回は『ウィングカラーシャツ』に特化したサイズの選び方をご紹介いたします。

まず、基本的なサイズの選び方ですが、 一般的なワイシャツのサイズの選び方と同じように考えていただいて問題ございません。 【首回り】と【裄丈】がお分かりでしたら、基本的にはその2点を元にサイズを決めていただけます。 ■首回りについて シャツを着たとき、襟が当たる部分を一周測ります。 （前部分は喉ぼとけの下を通して測りましょう） 緩みすぎない程度にメジャーを沿わせて測った時の実寸に【+2～3cm】のサイズが首回りとなります。

■裄丈について 裄丈（ゆきたけ）と聞いて、ピンとくる方がどのくらいいらっしゃいますでしょうか？ 袖の長さとは異なり【背中の中心（首の付け根の出っ張った骨）→肩→手首の出っ張った骨まで】を測った時の長さを指します。 この時の実寸に【+2～4cm】のサイズが裄丈となります。

首回りと裄丈、どちらもマッチするサイズが既製品に無い場合、ありますよね。 そんな時は【首回り】を優先に考えてみてください！ ゲストの前でジャケットを脱ぐ機会がない新郎さんやお父様は、【首回り】がちゃんとあっていれば、裄丈が”長くなる分には”調整ができるんです！◎ なぜ首回り優先なのか？ それは、普段ワイシャツを着るときに第一ボタンまで閉める人は少ないかもしれませんが、 式当日は第一ボタンまで閉める必要があるので、首回りがきついと感じたときに「第一ボタンを開ければいいや！」とはいかないのです。 一方で裄丈が長い分には、【アームバンド】で調整できるので、ピッタリの長さを選ぶ必要はありません ※鍛えている場合などで、首回りと裄丈の他に特別気になる箇所があればサイズ表でご確認ください。 ちなみに、そのアームバンドが入らない恐れがあるマッチョさんは、是非この記事も読んでみてくださいね♪

「大は小を兼ねるは通用しない」 ウィングカラーシャツにおいては、この言葉、通用しません。 サイズが大きすぎると、「着られている感」が出てしまい、貧相に見えてしまいます。 面倒くさがらず、一度正確な裄丈と首回りを計測してから、ウィングカラーシャツ選びをしてみてください。