【そんな細かいところまで見てなかった】サスペンダーとアームバンドが必要なそのワケ

タキシードを着る新郎さんや、モーニングコートを着るお父様の衣装小物に含まれる【サスペンダー】と【アームバンド】。 普段お仕事でスーツを着る方でも、あまり馴染みのないアイテムかもしれません。 なぜこの2つがタキシードとモーニングコートを着用する際に必要なのか、解説します◎

タキシードとモーニングのスラックスパンツにはベルトを通す、『ベルトループ』がありません。

キレイな位置でウエストを合わせ、シルエットを綺麗に見せるために【サスペンダー】はタキシードやモーニングコートを着る全ての方に必要なアイテムなのです。

タキシードやモーニングコートを着用する際のシャツは『ウィングカラーシャツ』という、襟が小さい立衿のシャツを合わせます。 シャツは「首回り」と「裄丈」を軸にサイズ選びをするのですが、規制サイズだと、どうしても一方が合わない場合があります。 その際は、当日第一ボタンまで閉めることを考えて、「首回り」を優先して選ぶことをおすすめしております。

では、裄丈（首の付け根中心～手首までの長さ）は合っていなくていいの？という疑問が出てきますよね。 【ジャケットの袖口からシャツが1～1.5cm見えているのが理想的】

この美しいとされる長さで留めるために、【アームバンド】が必要なんです！ ということは…何もしなくてもその長さで着用できている方は、アームバンドが不要という事になります◎ よくあるのが、 「第一ボタンまで閉めるから苦しくないように首回りは少しゆとりのあるサイズを選んだら、裄丈が思いのほか長かった」というお声です。 ここで、【アームバンド】を活用してください！！

【サスペンダー】と【アームバンド】、外から見えないから要らないのでは？と思っていた方、疑問は解決されましたでしょうか？