【ゲストで蝶ネクタイってアリ？】 蝶ネクタイを着けて行っていいのか迷っている方へ

結婚式にお呼ばれしたときの服装選びで、男性が特に迷われるのはネクタイ選びです。 結婚式に着けていくネクタイは白やシルバーのイメージが強く、「蝶ネクタイでもいいのかな？」というお声をよく耳にします。 今回は結婚式に蝶ネクタイはアリなのか？、使う際のマナーも併せて詳しく解説します。

まずは結婚式における服装マナーについて軽く確認してみましょう。 結婚式はフォーマルな場であり、新郎新婦はもちろん、その親族に対しても配慮が必要です。 服装がカジュアルすぎたり、華美すぎたりするのは避けましょう。 「スーツスタイルだったら、何でもいいのでは？」と思っている方は要注意です。 結婚式はあくまでも新郎新婦が主役となるので、お二人よりも目立つようなコーディネートは控えて、フォーマルな印象が先立つように意識しましょう。

結論から言うと、蝶ネクタイは結婚式に着けて行っても問題ありません。 基本的にタキシードと合わせることの多いアイテムですが、黒いスーツ（礼服）やダークスーツに合わせても違和感なく着こなすことが出来ます。 蝶ネクタイは本来、格式高いホテルでの結婚式や、夕方以降の式で着用するのが望ましいとされています。 しかし、近年では結婚式においてのドレスコードを柔軟に設定する新郎新婦が増えてきたため、時間帯関係なく蝶ネクタイを取り入れたコーディネート楽しむ人も多く見られます◎

ドレスコードが柔軟になったとはいえ、避けたほうがいい蝶ネクタイの色柄はあります。 例えば白の蝶ネクタイ。 こちらは「主役感」があり、明るい色のタキシードを着る新郎と被ってしまう可能性があります。 また、アニマル柄の蝶ネクタイも避けましょう。 ネクタイ以外の小物においても、アニマル柄は「殺生」を想起させてしまうためマナー違反に当たってしまいます。 （ファー小物も同理由） ネクタイで「黒色」と聞くと、お葬式などの弔事をイメージされる方が多いと思いますが、蝶ネクタイにおいては黒は最もフォーマルな色とされているので、問題ありません。

蝶ネクタイを着けるときは、同色のベストを着用すると、よりきちんと感が出るのでおすすめです。 本来は共布（蝶ネクタイとベストで同じ布を使用）がふさわしいとされていますが、同色であればOKです。

結婚式にお呼ばれした時、男性の方は礼服に合わせる小物選びに迷いますよね。 特に蝶ネクタイはゲストが着けて行ってもいいのか分からず、挑戦しずらいアイテムかと思います。 この記事を読んで、結婚式にふさわしい蝶ネクタイ選びが出来ることを願っております。