ついやってしまっているかも? タオルお洗濯のNGあれこれ
公開日:2024/10/04 更新日:2024/10/04使い始めはふわふわだったタオルも、使い続けるとボリュームが落ちたり、硬くなってしまうのは避けられないもの。
でも日頃のお洗濯の中に、タオルの寿命を縮めてしまう行動が隠れていることも!
今回は、洗濯をする時にやってしまいがちなNG行為とその解決方法をご紹介します。
お洗濯の時に少し気をつけるだけで、ふんわりタオルを長く楽しめますよ!
「お風呂上がりor手洗いの後はきれいだから、タオルもそんなに汚れないんじゃない?」と思う方も中にはいるのではないでしょうか。
でもきれいなはずの身体にも、残った皮脂やシャンプー・石鹸の残りカスなどの汚れがついています。
その汚れを拭き取ったタオルには、どんどん雑菌が繁殖していきます。
1回使用するごとにその数は数千万単位で増殖しているのだとか…!
この雑菌が、タオルのイヤ~な臭いを引き起こしたり、タオルにポツポツと現れる黒カビの原因になっているのです。
衛生的にも、タオルは一度使用したらその度に洗濯するのが望ましいでしょう。
上に挙げたように、使い終わったタオルは雑菌繁殖のリスクが非常に高い状態。
そのまま丸めて洗濯カゴに入れてしまうと、生乾きの湿った状態が長く続き、菌の繁殖リスクがさらにアップすることに。
カビも発生しやすくなります。すぐに洗濯しない場合はタオルバーやイスなどにかけておいて、一旦乾かしてから洗濯カゴに入れる方がいいでしょう。
洗濯槽に濡れたまま入れて放置するのはもっとNG!洗濯槽の中は湿度が高く空気が通らないので、雑菌にとって最高の環境。
すぐに洗濯するなら問題ありませんが、洗濯槽に洗濯物を溜めておくのはやめましょう。
洗剤はたくさん入れたからといって汚れが落ちやすくなるわけではありません。
適正量を超えるとそれ以上の効果は出ないのです。
そればかりか、洗剤を多く入れすぎることで洗剤を流しきれず、タオルや洗濯槽に残ってしまうことに。
これがカビや臭い、タオルのゴワゴワや洗濯機の故障にも繋がってしまいます。
洗濯機や洗剤の表記に見合った適正量を投入してください。
柔軟剤はタオルには実はNG!
吸水力低下やパイル抜けしやすくなってしまいます。
洗剤同様、薬剤が繊維に残ってしまうと、ゴワゴワ・悪臭の原因にも。
せっかくふわふわでいい香りにするつもりが、真逆の結果になってしまうのです!
タオルのお洗濯には控えたほうがいいでしょう。
脱水後の洗濯機の中を見てみると、洗濯物がひとかたまりになって洗濯槽に張り付いていますよね。
この状態で長時間放置してしまうと、パイルがつぶれた状態で乾いてしまい、元の質感に戻りにくくなります。
また洗濯槽の中は湿度が高く、雑菌が繁殖しやすいので、洗濯が終了したらすぐに取り出して干しましょう。
タオルを干すときは10回ほどバサバサと振って、つぶれたパイルを起こしてあげると、ふんわり仕上がります。
カラッと晴れた日に洗いたての洗濯物を干すと気持ちがいいですよね。
「日光に当たることで殺菌効果もあっていいんじゃないの?」と思うかもしれません。
しかしタオルに潜む菌の中には紫外線に強い種類もいるため、日光消毒はあまり効果がありません。
直射日光や紫外線に長時間さらされると、繊維がパリパリに乾燥して硬くなったり色あせてしまいます。
タオルをはじめ、洗濯物に必要なのは日光ではなく風を当てること。
風通しの良い日陰に干して、乾いたらすぐ取り込むようにしましょう。
使用後の洗濯機のフタをすぐに閉めていませんか?
洗濯後の洗濯機の中は濡れていて湿度が高い状態。雑菌やカビが発生しやすくなります。
洗濯機を使用していないときはフタを開けておき、洗濯槽の中をしっかり乾燥させましょう。
さらに、洗濯機の槽乾燥機能を使用したり、乾燥機付きドラム式洗濯機の場合は乾燥モードまで行うと、カビ対策として有効です。
ただ、開けっ放しにしておくとやはりほこりが溜まりやすいので、庫内のこまめな掃除を心がけましょう。
○タオルは使い回しせず、一度使用したらその度に洗濯する
○すぐに洗濯しないタオルは、一旦乾かしておく
○洗剤は適正量を守る 柔軟剤はタオルへの使用は控える
○洗濯が終了したらすぐに取り出して干す
○風通しの良い日陰に干して、乾いたらすぐに取り込む
○洗濯機のフタは常に開けておく
タオルが臭う、ゴワゴワになる原因になるNGお洗濯方法についてご紹介しました。
ついやっちゃってた!という方は、日々のお洗濯の方法を見直すことで、タオルを気持ち良い状態で長持ちさせることができますよ。ぜひ取り入れてみてくださいね。