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プラスひと手間のお手入れでリセット!タオルのイヤなにおいの原因と解決方法

公開日:2024/10/03 更新日:2024/10/03
タオルを使い続けると気になるのが「におい問題」。 「しっかり洗濯したのになんだかにおう…」とタオルのにおいにお悩みのご家庭も多いのではないでしょうか。 今回はそんなタオルのにおいを解消し、心地よいタオルを長続きさせる、プラスαのケア方法をご紹介します。 いつものお洗濯にちょっとひと手間を加えて、清潔で気持ちいいタオルを維持しましょう。
タオルがにおう原因は?
洗濯したばかりのタオルなのに、生乾きのようなにおいが気になるといった経験はないでしょうか。 タオルのイヤなにおいの原因は、タオルに残った汚れと、その汚れを養分に繁殖する雑菌によるもの。 たとえ手洗い後、入浴後であっても、体についた全ての汚れと雑菌は落ちないため、拭いたタオルに付着します。 その後しっかり洗濯したつもりでも、落としきれなかった皮脂や角質などが少しずつ蓄積していきます。 この汚れが雑菌の栄養分となってどんどん増殖し、汚れを分解する際に出る排泄物がイヤなにおいを発生させます。 この雑菌は「モラクセラ菌」といって、人体や家の中にも存在している常在菌。 栄養分となる汚れや皮脂に加え、気温が30℃前後の湿度の高い環境を好みます。 そのため「使用後の濡れたタオル」は雑菌にとって最高の活動条件。 夏場のキッチンや洗面所などの気温・湿度が高い場所で湿ったタオルを放置していると、恐ろしい量のモラクセラ菌が増殖しているのです。 しかもこのモラクセラ菌は乾燥や紫外線に強く、一度繊維についてしまうと、天日干しをしても消えることはありません。 タオルが乾いている時は気にならなかったのに、手や体を拭いて濡れた状態になるとにおいがするということはありませんか? これはタオルの中に潜んでいた雑菌が再び活性化しているから。湿っている状態が長いほど雑菌は元気に活動を始めます。
タオルのにおいを取る方法
新品のタオルが濡れてもにおわないのは、栄養分となる汚れがなく、雑菌が付着しても増殖できないから。 タオルをにおわなくするには、においの元である雑菌と汚れをしっかりと取り除くことがポイントです。 ここからはタオルについてしまったにおいの原因をリセットし、本来のタオルの状態に戻す方法をご紹介します。 においが取れないからと捨ててしまう前にまずはお試しください! ★酸素系漂白剤でつけ置き
オキシクリーンなどの「粉末の酸素系漂白剤」は除菌・消臭効果が高く、通常の洗濯では落としきれない汚れやにおいを取るのに最適! 酸素系漂白剤の成分である「過炭酸ナトリウム」は弱アルカリ性のため、酸性の汗や皮脂汚れなどに効果を発揮します。 塩素系漂白剤のようなツンとするにおいがなく、色柄ものにも使えて取り扱いが簡単なのも◎。 酸素系漂白剤を溶かしたお湯につけ置きすることで、皮脂汚れや雑菌を落とす効果がよりアップしますよ。 【つけ置き方法】 ①40~50度くらいのお湯に適量の酸素系漂白剤をよく溶かし、タオルを入れて30分程度つけ置きします。 ※温度が高すぎても低すぎても効果が半減するため、酸素系漂白剤の効果が発揮されやすい40度以上のお湯を使用しましょう! ※お湯と酸素系漂白剤の分量は使用する商品の表記に合わせてください。 ② 時間が経ったら洗濯機に入れ、いつも通り洗濯・乾燥。 【ポイント】 水温が下がらないように大きめのポリ袋などで覆うようにすると、酸素系漂白剤の効果が長続きします。 タオルの量が多い時は洗面台や浴槽を使ってつけ置きするのがおすすめ! つけ置き後に掃除もできて一石二鳥です♪ ★熱湯につける
においの原因菌、モラクセラ菌の弱点は「熱」。 60℃以上の熱を加えることで殺菌効果はもちろん、タオルについた汗や皮脂、食べこぼしの汚れも落としやすくなります。 効果的なのは大きなお鍋でグツグツ煮洗いすること。 鍋の容量にもよりますが、ふきんやハンドタオルなど小さいサイズのタオルで行うのがおすすめです。 【煮洗い方法】 ①大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸かし、タオルと洗濯用石けん(または重曹)を入れて、10~20分ほど煮沸します。石けんや重曹を入れることで、汚れがより落ちやすくなります。 ②火を止めて取り出し軽く水洗いした後、洗濯機に入れ、いつも通り洗濯・乾燥。 【注意!】 煮洗いする時はアルミ鍋の使用は避けましょう。 石けんや重曹はアルカリ性のためアルミを腐食する力があり、繰り返すと穴などが開く可能性があります。 ステンレスやホーローなどの鍋を使用してください。 吹きこぼれやヤケドにも注意! バスタオルなどの大きいサイズや複数枚を煮洗いするのは大変!という場合は、以下の方法でも効果があります。 ①洗面器などに沸騰させたお湯をため、タオルを入れて20分ほどつけ置き※60℃以下になると効果が下がるので、差し湯をしたり大きめのポリ袋で覆うなどして、水温をキープしてください。 ②時間が経ったらすぐに取り出し、いつも通り洗濯・乾燥。 どちらの方法も雑菌には効果的ですが、生地が傷みやすいので注意が必要です。 色落ちする場合もあるので、色柄ものは特に気をつけてください。 また、ポリエステルなどの化学繊維が含まれる素材は変形する恐れがあるので、この方法は避けた方がいいでしょう。 まずはタオルについている洗濯表示をよく確認してから行ってくださいね。 ★コインランドリーの乾燥機を使う
熱で雑菌を撃退する方法として、コインランドリーの乾燥機も効果的です。 家庭用で使われる電気式の乾燥機は60℃前後で、殺菌するには温度が足りません。 一方コインランドリーのガス式乾燥機は80℃以上の高温で一気に乾燥させるため、短時間でモラクセラ菌を死滅させることができます。 しかも繊維に空気を含ませながら乾かすので、パイルが立ち上がり驚くほどふっくらに! におい問題も解決して、在りし日のふわふわタオルがよみがえりますよ。 タオルの傷みや縮みが気になる場合は、完全に乾く前に取り出し、仕上げは自然乾燥にすると、繊維へのダメージを最小限にすることができます。
タオルがにおうのを防ぐには?
タオルのイヤなにおいを防ぐには、汚れや雑菌を増やさないことがポイントです。 日頃のお洗濯で以下の点に気をつけてみてください。 ★こまめに洗濯する 使用後のタオルは雑菌が増殖しやすい絶好の環境。なるべく溜め込まずにすぐに洗濯してしまいましょう。 すぐに洗濯できない場合は一旦よく乾かしてから、洗濯かごに入れるようにしてください。 こまめに洗濯することで、1回に行う洗濯物の量を少なくすることもポイント。 ぎゅうぎゅうに洗濯機に詰めてしまうと、繊維を傷めたり汚れが落ちにくくなってしまいます。 ★残り湯を使うなら入浴直後に 節水の観点から、お風呂の残り湯を洗濯に使うご家庭も多いと思います。 もし残り湯を使うなら、「入浴直後の温かいうちに」すぐに洗濯しましょう。 一晩経った残り湯には雑菌が大量に増殖しているため、洗濯物に余計に汚れや雑菌が付着してしまうことに…! 入浴直後なら水温が高いので、汚れ落ちしやすく、洗剤の働きも良くなります。 ただし残り湯を使うのは「洗い」までで、「すすぎ」には必ずきれいな水を使うようにしてください。 ★短時間で乾かす 雑菌の増殖を防ぐには、湿っている状態をできるだけ短くすることが必要です。 洗濯が終わったらすぐに取り出し、「風通しの良い日陰」に干すのがベストです。 物干し竿に干す際は、2つに折ったときの長さをずらして干すと、風が当たる面が増えて乾きやすくなります。 部屋干しする場合は、扇風機や除湿機、エアコンを駆使して、湿度が低く通気性の良い環境を作りましょう。 ★定期的に洗濯槽を掃除する 洗濯槽が汚れていると、いくらタオルを洗濯したところで、きれいになるどころか汚れや雑菌がより増えてしまいます。 1ヶ月に1回のペースで、定期的に洗濯槽の掃除をしましょう。 市販の洗濯槽クリーナーや酸素系漂白剤を使うと簡単にケアすることができます。 洗濯機のゴミ取りネットを洗濯のたびにきれいにしたり、カビ防止のため洗濯機のフタは常に開けておくなど、常に清潔な状態をキープできるように心がけましょう。
普段のお洗濯がカギ!いつも清潔なタオルを
今回はタオルがにおう時のケア方法についてご紹介しましたが、日頃のお洗濯方法を少し気をつけるだけでも、臭いの発生を抑えることができます。 家族みんなが毎日使うタオル、いつもきれいで快適な状態を心がけたいですね!