タオルを買うとき、何を基準に選んでいますか?
肌触りが好きだから、色がかわいいからと直感的な理由が多いと思います。
好みに加えて、タグなどに書いてある綿の種類や製法がどんなものなのか分かれば、もっと自分に合ったタオルを選ぶことができます。
そこで今回は、プラスアルファのタオル選びに役立つ知識を紹介します。
まずは素材から見ていきましょう。
代表的なのは、綿、麻、ポリエステルの3つです。
★綿
綿は、肌触りや吸水性が良いことから、多くの人に好まれる素材です。
しかし、厚手だと乾きにくいという弱点も。
また、敏感肌の方や赤ちゃんがいる家庭は「蛍光剤不使用」のものを選ぶようにしましょう。より白さを際立たせるために使用されていますが、まれにアレルギー反応が出る人もいます。
★麻
実は、綿より吸水・速乾性、耐久性に優れている素材。
薄くて硬めなので顔を拭いたりするより、手やお皿を拭く水回り用に適しています。
洗濯すると縮んだり、シワができやすいので注意が必要です。
★ポリエステル
合成繊維で、速乾性が高く、洗濯をしても縮みやシワが起こりにくい、いいとこどりの素材です。
しかし、ポリエステルの肌触りが苦手という方もいると思います。
肌に直接触れないヨコ糸部分のみにポリエステルが使用してあるものも登場していますので、ぜひ組成表示をチェックしてくださいね。
★撚り
糸にかかっているねじりのこと。
タオル生地の糸はループ状になっていることが多く、強度を持たせるために撚りをかけられている。
★甘撚り
ねじりが弱い糸のこと。
強度は落ちるが、ふんわり感が増す。
★無撚糸
ねじりがない糸のこと。
ねじらないことで繊維と繊維の間に空気を含むため吸水性抜群。
毛羽落ちは増える。
★中空糸
糸の中に隙間がある糸のこと。
糸が詰まっていないので軽く、中の隙間に空気を含むため吸水・速乾性がある。
特に糸については、よく見かけると思うので覚えておくと便利です♪
素材や糸はそれぞれ一長一短あるので、自分の好みやライフスタイルに合うものを選んでくださいね。
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