トモクニのモノづくりのこだわり

当社は1948年に香川県大川郡三本松町(現東かがわ市三本松)で創業し、半世紀以上に渡って手袋を中心とした服飾雑貨を作り続けています。

東かがわ市は国内最大の産地で、現在では日本の手袋の約9割が東かがわ市を中心とした香川県で生産されているとまでいわれています。

手袋の縫製は、多くの曲線があり、わずか1mmの誤差も許されない高度な技術が要求されます。熟練した縫製技術者になるには長い修練が必要であり、技術の継承は長期的な課題です。そこで、半世紀以上にわたり培ってきた技術を次世代に伝え､残すため、製造工程を視覚的に分かりやすく伝えるDVDを制作し、若い世代にも関心を持ってもらえるよう努めています。また、高校生や専門学生などを対象とした工場見学も定期的に開催し、若者の興味を引き出すための取り組みを今後も積極的に進めています｡

革は自然素材であり、傷の位置やシボ（革独特の模様）など、同じものは二つとありません。一枚の革でも、厚みや伸び具合が異なる部分があり、それぞれに個性があります。私たちは、革の隅々までを丁寧に目視で確認し、左右の手袋ができる限り同じように仕上がるよう、慎重に裁断しています。縫製は全て手作業で行い、手の形や厚みに合わせて、左右がバランス良く揃うよう調整しています。

このように､職人を含めて会社全体でいい商品を製造･販売しております｡ あなたに合った本当にいい商品を手にとっていただければ幸いです｡