・装着車両の標準指定サイズの使用を基本としてください。
・チューブレスタイプタイヤは「チューブレス専用リム」にご使用ください。
(チューブレスタイヤにはタイヤサイドウォール部に "TUBELESS" の刻印があります。
チューブレスリムには "FOR TUBELESS" または "TUBELESS TYRE APPLICABLE" の表示があります)
チューブタイプリムに「チューブを入れずに」組み込むと、走行中に「リムはずれ」や「空気漏れ」が起こる恐れがありますので、絶対に避けてください。
・チューブタイプタイヤは「チューブタイプリム」に、必ずチューブと一緒にご使用ください。
・当店商品ページのサイズ表記中、「TL」は "チューブレスタイプ" を、「WT」もしくは「TT」は "チューブタイプ" を意味しています。
・フロントには「フロント用」、リアには「リア用」のタイヤをご使用ください。(フロント・リア共用タイヤはフロントにもリアにも装着可能なタイヤです)
・荷重指数やスピードレンジ(下段のタイヤサイズ表記の意味のところで説明)は、装着車両の指定と同じものかそれ以上のものであることが必要となります。
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・新品チューブタイプタイヤをチューブタイプリムに装着する場合、タイヤ交換時に、チューブ・リムバンドも新品に同時に交換されることをおすすめいたします(特にチューブ)。
バイク走行時には、チューブはタイヤと共に運動しており中で膨張しゴムが伸びていますし、エアーバルブの根元が腐食しているケースも多く見受けられ、そのようなチューブを再利用されますと、安全面において問題がありますので、タイヤ交換時には同時にチューブ、リムバンド(リムテープ・フラップ)も交換されることをお勧めします。
チューブはタイヤサイズに適合するサイズ、かつ、バルブ部分が車両およびホイールに適合するものを、リムバンドはリム幅に適合するサイズをご使用ください。
・チューブはノーマルチューブ、強化チューブ(ハードチューブ)がございますが、通常、一般道の走行にはノーマルチューブをお勧めします。
主にオフロード競技に使われる強化チューブは材質が天然ゴムで、ノーマルチューブに比べて引裂強度には優れていますが、 空気圧の自然低下量が大きい為、走行ごとの空気圧調整が必ず必要となります。
・新品チューブレスタイプタイヤをチューブレスリムに装着する場合、タイヤ交換時に、チューブレスバルブ(特にゴムバルブの場合)も新品に同時に交換されることを推奨いたします。
バルブは材質(ゴム、金属など)や形状(直型(短・長)、L型など)など、車両およびホイールに適合するものをご使用ください。
当店でお取り扱いさせていただいているのは主に"ゴムバルブ"ですが、ゴムバルブが使用できない車両も少ないながらございます。
ご注文の際は、現在、装着されているものとの照合をお願いいたします。
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・新品タイヤは大変滑りやすくなっております。
交換後約100km程度はアクセル・ブレーキ操作やコーナーリングには十分注意し、慣らし走行を必ず行なってください。
慣らし走行のメリット
1.リムとのなじみとフィット性の確保。
2.皮むきにより本来のグリップを発揮する。
3.交換前のタイヤとの性能差に慣れることで、安全走行を確保する。
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タイヤサイズの基本になるのは、タイヤの幅、外径、高さ、リムの径、の四つになります。
その上で、タイヤのサイズ表記は、「タイヤの幅/扁平率(幅に対する高さの比率%)−リム径」のように表されます。
詳細な1mm単位の寸法ではなく、概略の大きさになります。
また、タイヤの構造(ラジアルやバイアスなど)や、荷重指数や、速度記号も表されます。
表記例:120/70R17 M/C 58H
上記でいうと、"120"が「幅」、"70"が「扁平率」、"17"が「リム径」を表しています。
"R"はタイヤの内部構造が「ラジアル構造」であることを表しています。
この部分が"−"の表記のもの(例:120/70-17)は、内部構造が「バイアス構造」、 "B" の表記のもの(例:120/70B17)は「ベルテッドバイアス構造」であることを表しています。
(装着車両の指定の構造のものをご選択ください)
"M/C" は「モーターサイクル用タイヤ」の表示です。(表示がないものもあります)
"58" は「荷重指数」で、規定の使用条件で、そのタイヤに負荷できる最大負荷能力を示す指数のことです。(ちなみに "58" は236kg)
"H" は「速度記号」で、規定の使用条件で、そのタイヤが走行できる最高速度を示す記号のことです。(ちなみに "H" は210km/h)
(上記と同じサイズで同じラジアル構造のサイズでも、速度記号が高いものは「120/70ZR17 M/C (58W)」のようになります。どちらが指定されているかは車両によって違います)
さらに、タイヤ現品には表記されていませんが、チューブレスタイプもしくはチューブタイプの区別のため、当店商品ページのサイズ表記中、「TL」はチューブレスタイプを、「WT」もしくは「TT」はチューブタイプを意味しています。(たいていはサイズ表記の末尾に記載しています)。
また、上記のようなサイズ表示の他に、バイアスサイズ(稀にラジアルもあり)では「インチ表示」のタイヤもあります。(例:3.00-21 51Pなど)
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空気圧は高すぎても低すぎてもタイヤに影響を及ぼす場合があるので、適正な空気圧を守ってください。
<適正空気圧管理の3つのポイント>
1.適正空気圧
必ず車両メーカーの指定空気圧に調整してください。
(指定空気圧は車両の取り扱い説明書、車体ラベル等に表示されています)
2.定期点検と補充
・点検時は必ずエアゲージをご使用ください。
・少なくとも月1回は点検してください。
・車両メーカーの指定空気圧に調整してください。
・点検はタイヤが冷えた状態で、車両メーカーの指定空気圧に調整してください。
もしも走行途中で調整する場合は、指定空気圧より20〜30kpa高めに調整し、再度冷えた状態で点検し直してください。
・充填空気圧は車両メーカー指定空気圧に調整・管理してください。
・サーキットや林道などでスポーツ走行を楽しむ時は、その走行条件に合った空気圧に調整してください。
3.バルブ、キャップの点検
・バルブ及びホイールとの組付け部周辺からの空気漏れがないか必ずチェックしてください。
・バルブキャップは必ず装着してください。
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・タイヤサイド部に回転方向または取付け方法等の指定があるタイヤは、その指定通りに正しく装着してください。
・タイヤやチューブは、直射日光・雨及び水・油類・ストーブ類の熱源及び電気火花の出る装置に近い場所などを避けて保管してください。
・モーターサイクル用タイヤの使用限度は、残り溝0.8mmです。スリップサインが表れているタイヤは使用できません。それまでに新品タイヤと交換してください。
メーカーが0.8mm以上の使用限度を指示している場合には、その指示に従ってください。
・濡れた路面ではスリップしやすくなりますので、安全面からも早めにタイヤ交換をしてください。
・パンク修理はあくまで応急処置であり、タイヤ本来の性能を取り戻すことはできません。的確な修理ができないと走行に危険を及ぼす恐れがあります。
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