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ちょっとそのあたりまで その2

公開日:2025/02/24 更新日:2025/03/04
関西に馴染みのある方はご存じかと思いますが、中之島は堂島川を中心にビルが立ち並び、美術館や科学館、そして東に進むと市役所などが立ち並ぶエリアです。姫島駅から電車に乗って約5分。福島駅で下車し、そこから南に10分程歩くとテレビ局の大きな建物が現れ、その先に堂島川が見えてきます。この日は幸いにも日が差していたので、川沿いを歩くことも苦にはなりませんでした。向こう岸に中之島美術館が見えてきたところで、橋を渡ることに。
この日は美術館が休館日だったので、比較的歩行者は少なかったのですが普段はとても賑わう場所です。もちろん館内には入れないものの建物自体のデザインや庭園のオブジェを楽しんでいる方もいらっしゃいました。
美術館を右手にまっすぐ進んでいくと、裏路地があり一角を曲がったところにあるカフェに入りたかったのですが、CLOSEの文字が。こんなこともあります・・・。(よくあります) 予定を変更して、裏路地をそのまま進んでいくと堂島川沿いにまた出ることができました。そのまま東の方向に進んでいくと、ホテルやビルが立ち並ぶ堂島のエリアに出られます。通行人はかなり増え、特に御堂筋までくると人通りはより一層増えました。先ほどから少し雲行きが怪しくなり、どんどん気温が寒くなってきたので、いそいそと歩いていくと左手に大阪市役所が見えてきました。そして、その隣にあるのが目的地の大阪府立図書館です。この辺りは洋館のようなデザインの歴史的建造物が多く立ち並び、図書館もそのひとつです。
中に入ると、目の前には歴史を感じさせる大階段があり、頭上にはステンドガラスが見えました。今も書物を借りられるそうで図書館としての機能をもちながら、上階には見学可能な会議室や歴史的書物の展示室もありました。正直、今まであまりこういった展示を見たことが無かったのですが、江戸時代や何百年も前に作成された書物の挿絵が想像以上に色鮮やかで、その作品を長い時を超え、今私が見られることにとても感動しました。3階の展示会を出てから、2階のフロアに大階段で降りてくると、ふと目にしたこの看板。
こんなところに!と偶然の出会いにとてもワクワクしてしまいました。看板が差す方向に進むと、こんなところにレストランがあったのです。店内に入ると、甘い香りと少しレトロでありながらモダンな雰囲気が広がっていて、女性客でいっぱいでした。みなさんの情報収集力に感嘆しながら、席につくと正面にはセンス良く本や料理道具がディスプレイされており、奥の席からは外の景色も眺められました。
メニューをいくつか手渡され、注文はスマートフォンで出来るシステムとのことでした。この時期はいちごのメニューが多く、せっかくなのでいちごを使ったものを選ぶことに。普段は麦ジュースしか頼まないような私がめちゃくちゃ写真映えするようなものを食べていることに密かに感動しながら、美味しく頂きました。(いちごがすごく甘かった!)
カフェと歴史的な空間を堪能できたところで再び外に出ることに。寒い!日は出てきたのですが、この時間帯になると日が傾き始め風が強くなってきました。風に耐えながら歩いていると、青いりんごが。
実はこのりんごに見覚えがあったのです。兵庫県立美術館でも同じものを見つけたことが頭の片隅に残っていました。なんでも安藤忠雄さんが青春に着想しデザインされたもので、「こども本の森の中」にも設置されたオブジェのようです。他にもあるのかなと調べたところ、今のところこの2箇所だけのようです。そこから歩くとすぐに京阪電車の入口が見えるので、中心街に戻るのに歩き疲れた~という方や次の目的地が京阪沿線の方は、利用するのも良いかもしれません。
ちなみにここから梅田側に位置する渡辺橋までは歩いて15分程かかりました。この時間帯になると西日がビル間から差し込み、黄色く浮かび上がる街並みを見ながら西に向かって歩くのも行きとは違う景色が楽しめるのでおすすめです。
今回は馴染みのあるエリアを中心に歩いていきましたが、訪れる場所はどこも初めてで新たな発見がたくさんありました。訪れた場所はどこもまた訪れたいと思うところばかりで、是非次回「びすとろ やま亭」に行った際にはプリンアラモードも食べてみたい!(今これを書きながらめちゃくちゃお腹が空いてきました) 次回大阪にお越しになる際は中心街から少し外れたエリアや裏路地を訪れてみるのもいかがでしょうか? それでは今日はこのあたりで! またまだ寒い日が続きますので、皆さまお体ご自愛下さいませ。