THE PILLOW Preset 03 Straight Neck カルテ

THE PILLOW Preset 03 straightneck では、ストレートネックという悩みに向き合い、改善を大前提とするものではなく、首を圧迫することなくサポートするという思想のもと、商品開発を行いました。

AIが「ストレートネックに悩んでいる人」の傾向や特徴を解析し、枕に反映しました。

・首元は、頸椎に負担をかけずに自然な状態で維持する、なだらかなスロープ形状。 ・ほどよい柔軟性と弾力性を兼ね備えた硬さで、スムーズな寝返りをサポート ・枕の高さは、どの寝姿勢でも負担がかからないように設定。

・「高め」で「硬め」の枕を使用している割合が多い。 ・「首元を支える」形状を好む

世の中にあるストレートネック枕の多くは、首もとを支える形状になっています。 いわば、ストレートな首を湾曲の首に矯正しようとしているような枕。 しかし、枕で首の骨の形を矯正することはできません。 首の形を枕で変えようとする行為はかなり危険で、逆にストレートネックが起因として起こる痛みをさらに悪化させてしまう可能性があります。 なぜ、世の中の枕が「首もとを無理して高くする」形になっていったのか疑問は残りますが、「首もとが高ければストレートネックにいい」というような安易な枕選びはしないようにしたほうが良いと思います。 その上で、どのような枕がストレートネックに悩む人に最適なのか？ 過去の枕製造や枕選びのノウハウと12万件の睡眠統計データから、少しずつ理想的なストレートネック枕の形が見えてきました。

まずは、「首を矯正しない」。 首を支えるのではなく、首をいたわる。 首を無理して高くして、首から頭全体を支えるのではなく、頭はしっかりと枕全体で支え、首は軽く手を添える程度の高さと硬さで、首を優しく労ることが大切です。

次に、「まっすぐに眠る」。 ストレートネックやスマホ首と言われている人の特徴は、首に湾曲がなく、まっすぐになっていると言われています。これは普段の生活の「姿勢」が大きく影響しています。デスクワークやスマホを操作するとき、少しうつむく姿勢になるかと思います。そのうつむいた姿勢で重たい頭を支えようとすると、どうしても頸椎に無理な負担がかかります。この習慣や姿勢が続くことによって、体型・体調も変化していきます。 THE PILLOW Preset 03 Straight Neck は、枕の形状が肩から頭部にかけて、全体的に上半身を起こすような、軽い傾斜(スロープ形状)になっています。そのことにより、首への体圧を後頭部や肩に分散し、ストレートネックの首もとのラインを再現しました。

そして最後に、「ストレートネックと肩こりの因果関係」。 ストレートネックと肩こりは深い繋がりがあり、ストレートネックが原因で肩こりになるというかたが多くいます。12万件の睡眠統計データからもわかるように、ストレートネックに悩む人の90％は肩こりを感じています。肩こりの原因のひとつがストレートネックである可能性が高いことがわかります。これらを踏まえ、肩こりに悩む人向けの枕の要素も取り入れ、枕に仕立てました。

THE PILLOW Preset 03 Straight Neck は、ストレートネックを矯正する枕ではなく、ストレートネックのかたが普段の睡眠で「眠りやすい」「首に負担をかけない」ように設計された枕です。 まっすぐ眠り、まっすぐに生きる。 これは、体型や考え方は「今のままでいい」、今を受け入れ、自分のありのままの姿で眠りを楽しんでいただきたいという思いを込めて、コンセプト設計されています。 ぜひ、ゆっくりと肩の力を抜いて、おやすみください。 皆さまに安眠が訪れれば幸いです。