【和風インテリア】日本の伝統が光る！made in NIPPON特集1
阿波藍｜徳島
ー 本物の藍が見せる至高の青 ー
藍の栽培に適した徳島県吉野川流域で興り、明治時代まで日本を席巻した。
伝統的な製法による染料である蒅(すくも)作りの本場として現在もその地位を守る。
至高の青と称される阿波藍の持つ神秘的な深い青はジャパンブルーと呼ばれ、世界中で関心を集める。
ー 荘厳かつ高い格式を与える灯り ー
至高の青。江戸時代の製法を頑なに守り染め上げる、徳島が誇る伝統の本藍染です。
藍師と染師の手を経て生み出された、本物だけが誇る青の深さが荘厳かつ高い格式を空間に与えます。
別府竹細工｜大分
ー 網技を真髄とする竹細工の伝統 ー
室町時代の行商用の籠に始まり、江戸時代に別府温泉の湯治客用として生産量が増加したことから周辺の地場産業となる。
現在も別府周辺で採れる真竹を編んだ、匠の技が光る工芸品として愛されている。
ー 伝統の四海波花籠 ー
暮らしの中で愛され続けた美しい道具の意匠が、趣深いあかりとして現代の空間に新たな彩りを灯します。
波をイメージした籠網技法から生まれる優美な弧。光と相まって繊細な陰影を描きます。
山中漆器｜石川
ー 木地の山中、塗りの伝統 ー
安土桃山時代にその源を発し、江戸時代中期より茶道具など塗り物の産地として山中温泉地区に発展。
木地の山中と称される独自の挽物技術は、縦木取りをはじめとした薄挽きや加飾挽きなどで他産地の追随を許さず、郡を抜く生産量を誇る。
ー 匠の技と大胆な意匠の妙 ー
安土桃山時代天正年間にその祖を抱く伝統工芸、山中塗。木地挽物と塗りの匠の技を、現在の素材と共に大胆な意匠で構成しました。
波佐見焼｜長崎
ー 素焼きの風合いを活かしたあかり ー
長崎県波佐見町で生産される陶磁器の総称。
文禄・慶長の役で連れ帰った陶工達を祖として400年の歴史を重ねる。
透けるような白磁の美しさが特徴のひとつとされ、分業制による大量生産によって日用食器としては国内有数のシェアを誇る。
ー 空間を灯すやわらかなあかり ー
釉薬を施さずに、土の自然な陰影を引き立たせたシンプルな存在。優しいシルエットが空間にしっとり溶け込みます。
ー 白磁の質感とほのかな透過光 ー
優しいフォルムの白磁の質感とほのかな透過光。400年の歴史を持つ、波佐見の職人たちがつくったあかりが空間をやわらかく灯します。
南部鉄器｜岩手
ー 鋳肌が魅せる重厚さと温かさ ー
遠く平安末期までその祖を遡る伝統工芸。
奥州藤原氏が平泉に栄えた時代、東北の地に興った鉄鋳物技術は南部鉄器の名で現在も親しまれている。
重厚かつ温かな鋳肌を持つ鉄鍋、鉄瓶、鉄急須が有名。
更新日：04/05（03/29〜04/04集計）
