Q.
鉄瓶と急須の違いは何ですか?
A.
鉄瓶はお湯を沸かすための道具で、直火にかけても大丈夫なように作られています。一方、急須は内側には茶こしがついており、あくまでもお茶を淹れる道具としてお湯を注いで使います。※急須は火にかけることはできません。
Q.
鉄瓶の内部の素焼き処理(酸化被膜)とは何ですか?
A.
鉄瓶の内部を高温で焼くことを素焼き処理と言います。酸化被膜が形成されサビにくくなります。素焼き処理は、伝統的なサビ止めとなります。また、鉄分もたっぷり溶出されますので、鉄分補給にも最適です。当店の鉄瓶は全て素焼き処理です。※他メーカー、ショップでは内部がホーロー加工されている鉄瓶もございますので、鉄分補給を目的とされる方はよくご確認ください。
Q.
鉄瓶のサイズはどう選べば良いですか?
A.
弊社では1.2Lと0.9Lの鉄瓶を取り扱っております。吹きこぼれ防止のため7分目までのご使用を推奨しておりますので、目安として1.2Lは2,3人用、0.9Lは1,2人用としてお使いいただけます。一気にお湯を沸かし、ポットなどに入れておくと鉄分たっぷりの美味しいお湯が長く楽しめますので、お一人用でも1.2Lをお使いいただいている方も多くいらっしゃいます。
Q.
鉄瓶はIHで使用できますか?
A.
弊社で販売している鉄瓶は全てIH対応しております。
※IH調理器(100V・200V)使用可
Q.
鉄瓶の内部がサビてしまいました。そのまま使っても問題ないですか?
A.
お湯が赤くなったり、金気臭さがない場合は、そのまま問題なくお使いいただけます。お湯を沸かし続けて頂くことで、水道水またはミネラルウォーターに含まれるカルシウムが湯膜を形成し、サビが目立たなくなり、よりサビにくい鉄瓶となります。万が一、お湯の色や金気臭さが気になる場合は下記の対処法をお試しください。
1.
鉄瓶に茶ガラと水を7分目まで入れ、20分ほど煮出す。
2.
鉄瓶に溢れない程度の水を足す。茶ガラを取り出さず、そのまま半日程度放置する。
3.
湯と茶ガラを捨て、沸かしたお湯が透明であればお手入れ完了。
まだサビが気になる場合は、1〜2を繰り返す。
Q.
鉄瓶の使い始めに行うことはありますか?
A.
鉄瓶を初めて使う際は以下必ず行ってください。
1.鉄瓶の内部を水でよく濯ぐ。
2.鉄瓶の7分目まで水を入れ、蓋をずらし中火でお湯を沸かす。
3.お湯が沸騰した後、蓋をしてお湯を捨てる。
4.蓋をはずし、弱火で内部が余熱で乾かない場合は弱火で水分を蒸発させ乾かしてください。
※空焚きにはご注意ください。長時間空焚きをしてしまうと鉄が傷みサビの原因となります。
Q.
鉄瓶の取扱説明書は付属されておりますか?
A.
使い始めのお手入れ方法〜ご使用方法まで記載した取扱説明書を同梱しております。また、動画でご確認いただけるQRコードも載せておりますので、ご安心ください。
Q.
鉄瓶を使う際、火加減はどのくらいにしたらよいですか?
A.
ガスコンロ、IHヒーター共に中火以下でご使用ください。
強火で使用すると、吹きこぼれや鉄瓶の表面の漆を傷めてしまう可能性があります。
Q.
お湯を沸かす際、鉄瓶の7分目までが推奨なのはなぜですか?
A.
お湯沸騰時の吹きこぼれ防止のため、安全にお使いいただけるよう7分目までのご使用を推奨しております。
Q.
鉄瓶でお湯を沸かすと、蓋やツル(持ち手)は熱くなりますか?
A.
沸騰後、蓋やツルは非常に熱くなります。布等をお使いいただき、直接触らないようにご注意ください。※長時間沸騰させない場合やIHヒーターをご使用の場合は、そこまでツルは熱くなりません。