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内蔵HDDを増設する方法とは?必要なものや選び方、おすすめHDDを解説

公開日:2024/10/09 更新日:2024/10/09
パソコンを使っていると、保存しているデータの量が多くなりHDDの容量が足りなくなることがあります。 業務用のテキストファイルやOfficeファイルのみであればそれほど多くのデータ量とはなりませんが、高画質の動画ファイル・画像ファイルなどを保存する場合は、容量不足に悩まされる可能性が高いでしょう。 容量不足の解消には、内蔵HDDを増設する選択肢があります。 この記事では、内蔵HDDの増設について解説します。
内蔵HDDは増設できる
一般的に販売されているパソコンは、すでにHDDを搭載した状態で販売されています。 内蔵HDDはアプリケーションのインストール場所やデータの保存場所として活用できます。 しかし、内蔵HDDには当然容量の上限があるため、保存するデータ量が多くなるとHDDがいっぱいになってしまう場合もあるかもしれません。 このような場合、外付けHDDを接続して利用することもできますが、内蔵HDDを増設することもできます。 内蔵HDDを増設する場合は、パソコンの外部にあるUSBなどの端子に接続するのではなく、パソコン内部のHDDとのアクセスを担う端子(SATAが一般的)にHDDを接続して、パソコン内部に格納し利用します。
HDDを増設するために必要なもの
パソコンのHDDを増設する際に必要なものは以下のとおりです。 ・増設用HDD ・パソコンのケースを分解するための工具 ・HDDを接続する端子とスペースの空き 増設用HDDは、家電量販店やパソコンショップで広く取り扱われています。 増設するパソコンの端子の仕様に合ったHDDを購入するようにしましょう。 増設作業を行うためには、パソコンのケースを外し内部にアクセスする必要があります。 一般的なデスクトップパソコンでは、プラスネジによってケースが固定されていることが多いですので、分解するために必要なネジを外せる工具(ドライバー等)を用意しましょう。 HDDの増設で注意しなければならないのは、HDDを接続する端子とスペースに空きがあるかどうかです。 自作パソコン用のケースでは、一般的に2台以上のHDDを搭載できるスペースと端子の余裕があるモデルが多いです。 一方で、市販品のデスクトップパソコンのうち、低価格なモデルや増設を想定していない法人向けモデルなどのパソコンの場合には、すでにHDDを搭載するスペースや端子の空きがないケースもあります。 HDDの増設を検討する際には、購入前に一度ケースを外してみて、必要な端子とスペースに空きがあるかを確認しておくことが望ましいでしょう。
内蔵HDDの増設手順を解説
ここからは内蔵HDDの増設手順を解説します。 増設手順は、大まかに以下のような流れです。 1.内蔵HDDを購入して用意する 2.パソコンのケースを外す 3.SATA端子とHDDベイを探し、HDDをベイに固定する 4.SATAケーブル・電源ケーブルを端子に接続する 5.ケースを戻す 6.HDDの初期化・フォーマット まず、増設用のHDDを購入して用意します。 次に、パソコンの電源を切り、ケーブルをすべて外してから、パソコンのケースを開けましょう。 ケースを開いたら、マザーボード上のSATA端子を探し、近くにあるHDDベイを確認します。 HDDベイにHDDをしっかりと固定し、SATAケーブルと電源ケーブルをHDDの端子に接続してください。 接続が完了したら、ケースを元に戻し、パソコンを起動します。 最後に、新しく増設したHDDを認識させるため、パソコンの設定画面からHDDを初期化してください。 これで増設作業は完了です。 初期化・フォーマットの方法はHDDのメーカーや使用しているOSに応じて行ってください。 HDDの初期化が終わると、OSがHDDを認識します。 Windowsであれば、もともと搭載されているHDDを「C」として、増設したHDDには別のボリュームラベルが割り振られます。 フォーマットが適切に行われていれば、この時点でデータ保存やアプリケーションのインストール場所としてすでに使用可能な状態となっているでしょう。 万が一、増設したHDDにアクセスできない場合には、故障を疑う前に、HDDが適切に接続されているか、初期化・フォーマットが適切に行われているかを確認するとよいでしょう。
増設する内蔵HDDはどれがおすすめ?
ここからは、内蔵HDDの増設におすすめのHDD製品をご紹介します。 HDDの増設を検討する際に参考としてみてください。 ご紹介するHDDは、個人での使用におすすめな以下の3製品です。
それぞれ具体的に見ていきましょう。
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ウエスタンデジタルの「WD Blue」シリーズは、HDD製品の中でも一般ユーザー向けのHDDシリーズです。 Western Digital (ウエスタンデジタル) WD Blue HDD 500GB WD5000AZLXの500GBの容量は、データ保存とアプリケーション用のどちらにも活用しやすく、価格も手頃であるためHDD増設の際に選びやすい製品であるといえるでしょう。 サイズは一般的なデスクトップパソコンで使用される3.5インチです。
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コストパフォーマンスを重視しつつ、データ保存やアプリケーションのインストール用などにさらに多くの容量を必要とする場合には、1TBの容量を持つ「Western Digital (ウエスタンデジタル) WD Blue HDD 1TB WD10EARZ」が選択肢となるでしょう。 高画質の写真や動画データを保存しておくだけの容量を確保しつつ、2TBや4TBほどの容量は必要ないという場合には、1TBが現実的に選択しやすい製品となります。 こちらも3.5インチサイズのため、一般的なデスクトップパソコンで利用しやすい製品です。
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ウエスタンデジタルの「WD Black」シリーズは、高いパフォーマンスが特徴です。一般的なデータ保存用の「Blue」や「Green」シリーズとは異なり、良好なアクセス速度を確保したい用途で活用されるケースが多い製品です。 動画・画像編集などのクリエイティブ用途で活用されるケースや、ゲームやグラフィックなどの処理を行うパソコンで採用されるなど、プライベート・ビジネス双方で活用できる製品といえるでしょう。 事務用途よりもクリエイティブやゲームなどの用途でパソコンを使用しているユーザーは、Blackシリーズの導入もよい選択肢といえます。
まとめ
この記事では、パソコンの内蔵HDDの増設について解説し、内蔵HDDにおすすめのHDD製品をご紹介しました。 デスクトップパソコンは市販品を購入してそのまま使用するユーザーも珍しくありません。 しかし、必要に応じて内蔵HDDを増設するなど、カスタマイズして利用できることもデスクトップパソコンの長所のひとつです。 保存容量が足りず、外付けHDDもこれ以上増やせない、といった課題に直面している方は、この記事を参考にして内蔵HDDの増設を検討してみてください。