エアコンから水が漏れている…そんな経験をしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、エアコンの水漏れの原因や対処法、水漏れを防ぐための方法について解説します
「エアコン本体から水が垂れている」
「エアコンの背部から壁を伝って水が漏れている」など、エアコンの水漏れが発生する箇所はいくつかあります。
なかでもエアコンの水漏れでもっとも多いのが「ドレンホースが原因の水漏れ」です。
ドレンホースは、エアコン内部にある熱交換器の結露水を外に排水させるためのホースです。
ドレンホースにゴミなどが詰まると、屋外に排出できない水がエアコン本体から溢れて水漏れを発生されせる原因となります。
水漏れを放置すると壁や床に水滴が付着し、カビが発生したり木材が腐ったりするか防汚性があるので、水漏れが発覚したら早急に対処する必要があります。
また、水漏れは事故につながる危険性もあるのですぐに対処できない場合はエアコンを使用しないようにしましょう。
●壁とエアコンの隙間
壁とエアコン本体の隙間からの水漏れは、ドレンホースの接続が原因と考えられます。
接続部分が抜けたりゆがんだりしている場合や、ドレンホースの管の中にゴミが詰まっていたり、破損していたりするとうまく排水できず、エアコン内部の水が外に排出されず壁とエアコンの隙間から水が漏れてきます。
●エアコンの下部
エアコン本体の下部からの水漏れはドレンパン(エアコン内部に組み込まれている2つの水の受け皿)またはドレンホースが詰まっている可能性があります。詰まったゴミを取り除くことで状態が改善することがあります。
汚れの放置は嫌な臭いにもつながりますので、できればドレンパンを取り外して丸ごと洗浄したいところです。確実に汚れを一掃したいのであれば、業者にエアコンクリーニングを依頼するのが一番効果的です。
●エアコンの吹き出し口から水漏れする
エアコンの吹き出し口からの水漏れは、結露の可能性が高いです。結露の場合は、エアコンの異常はなく修理の必要はありませんが、水滴が室内に垂れてしまうため対策は必要です。水滴は吹き出し口から垂れやすいので、風向きを上にしたり、設定温度を調整したりすることで改善できるでしょう。
●室外機から水漏れする
室外機から水漏れしている場合は、正常にドレンホースから排水されているため問題ありません。室外機から水漏れしているようにも見えるため、故障と思われる方もいますが、多くの場合は正常な状態と考えてよいでしょう。
エアコンの保証サポート期間であれば、無料で相談に乗ってくれる場合があります。
●ドレンホースとは
エアコン内部に発生する霜などの水滴を外部に排水する管のことをドレンホースといいます。エアコンの水漏れは、ほとんどの場合このドレンホースが原因です。
【原因1:ドレンホースが詰まっている・ふさがっている】
ドレンホースにゴミが詰まったりすると、うまく水を排水できないため室内に水が漏れ出します。
ドレンホースのゴミを取り除くことで水漏れが改善する場合があります。
【原因2:ドレンホースの勾配が不足している】
ドレンホースの勾配が不足している場合は、室外に排水ができません。したがって室内に逆流して水漏れを起こす場合があります。
ドレンホースの角度を調整すると改善することがあります。
【原因3:ドレンホースが凍結している】
ドレンホースが凍結していると、水が流れないため室内に逆流し水漏れが起こります。冬場にエアコンの水漏れが発生した場合は、ドレンホースの凍結を疑いましょう。ただし、ドレンホースの凍結を解消しようとお湯をかけるのはやめましょう。お湯をかけるとドレンホースが変形し、壊れる原因になります。
【原因4:エアコン室内機とドレンホースの接続異常】
エアコンの室内機とドレンホースがうまく接続されていない場合は、エアコン本体から水漏れが起こります。エアコンの水を外に排水するためにドレンパンに水を溜めますが、ドレンパンとドレンホースの接続異常があるとうまく排水できません。取り付けた工事業者や専門業者に確認してもらいましょう。
【原因1:フィルターが汚れている】
フィルターが汚れていると、熱交換器が過度に反応し結露水が増えて水漏れの原因になります。フィルターを定期的に清掃することで、正常な状態でエアコンを稼働できるため水漏れを防げます。
【原因2:アルミフィンが汚れている】
アルミフィンが汚れている場合、熱交換器が異常に反応してしまいます。アルミフィンは熱や冷気を放出する役割があるため、ホコリが詰まっているとうまく起動しません。フィルター同様に、定期的にきれいに掃除をしましょう。
1.エアコンの電源を切る
エアコンから水漏れが発生した場合は、まず本体の電源を切りましょう。エアコンの運転を止めれば熱交換器も動作がストップするため、水漏れは止まります。
2.エアコンの電源コードを抜く
本体の電源コードをコンセントから抜いてください。電源コードを差したままでいると、漏電により火災が起こる危険性があります。また、エアコン本体に触れた際に感電してしまう恐れもあるため、万が一に備えて電源コードを抜くようにしましょう。
ただし、コンセント周辺が水でぬれている場合は電源コードに触れず、ブレーカーを落とすようにしてください。エアコンに流れる電気を遮断することで漏電や感電を防ぐことができます。
3.ドレンホースの状態をチェック
ドレンホースに異常がないかチェックしましょう。ドレンホースの先端が植木鉢などの物でつぶれてしまっている場合は、移動させることでつまりを解消できる場合があります。
ドレンホースの先端が潰れていないか、地面に埋まっていないかを確認するようにしましょう。
1.ドレンホースの清掃
エアコンの水漏れの大半はドレンホースが原因であるため、ドレンホースを定期的に清掃する必要があります。ドレンホースを清掃するための専用のポンプなどがホームセンターなどで販売されています。もしドレンホース専用のポンプを持っていない場合は、室外機のドレンホースから掃除機を利用して吸い出す方法もあります。
2.フィルターの清掃
エアコンのフィルターを定期的に清掃することで、エアコン内部の結露水の過剰反応を防げます。
フィルターの清掃で気をつける点は、洗ったあとにきちんと乾かすことです。きちんと乾かさずに設置してしまうと、エアコン内部の湿度が上がりカビを発生させてしまいます。カビが増殖するとドレンホースの詰まりの原因ともなるため、フィルターの清掃も1か月に1回は行いましょう。
今回はエアコンの水漏れの原因や防ぐための方法について解説しました。エアコンの水漏れの原因の大半はドレンホースが原因であるため、水漏れが起こった際にはドレンホースがうまく作動しているかを確認してみてください。ドレンホースやフィルターを清掃するとエアコンの水漏れを防げるため、定期的に確認をしてきれいな状態でエアコンを使用しましょう。