宅配ボックスの鍵の種類
宅配ボックスには、さまざまな鍵の種類があります。
主に使われているのは、
・ダイヤルキータイプ
・デジタルキータイプ
・プッシュキータイプ
の3つです。
それぞれのタイプには、使い方やセキュリティ面で異なる特徴があり、選ぶ際にはライフスタイルや設置環境に合わせた選択が重要です。
以下では、それぞれの鍵タイプについて詳しく見ていきます。
1.デジタルキータイプ
デジタルキータイプは、暗証番号をプッシュ入力して解錠を行う最も先進的な鍵システムです。
セキュリティ性が非常に高く、暗証番号を頻繁に変更することで安全性を強化することができます。
また、解錠や施錠の操作が迅速かつ簡単で、非常に使いやすいです。
ただし、バッテリーや電源が必要で、電池切れや停電時に鍵が使用できないリスクがあります。そのため、定期的なバッテリーの交換が必要で、価格も他のタイプより高いことが多いです。
デジタルキータイプのメリット
●高いセキュリティ性
暗証番号をプッシュ入力して解錠するため、セキュリティ性が非常に高いです。桁数が多い複雑な暗証番号を設定することで、不正解錠のリスクを最小限に抑えられます。
また、暗証番号の変更も簡単で、安全性を定期的に強化できます。
●利便性
ボタンをプッシュするだけなので、解錠がスムーズに行え、スマートな操作感が得られます。
また、バックライト機能が付いているものは、夜間の帰宅時など暗い場所での開錠もしやすいです。
●鍵の紛失リスク無し
ダイヤルキー同様、解錠に物理鍵は不要な為、鍵の持ち歩きの必要も無く、鍵紛失の心配もありません。
デジタルキータイプのデメリット
■電源が必要
デジタルキータイプは電源が必要なため、電池切れや停電時に施錠・解錠ができなくなるリスクがあります。そのため、定期的な電池交換やバックアップ電源の確保が重要です。
■コストが高め
デジタルキータイプは最も技術的に進んだタイプであるため、他の鍵タイプに比べて価格が高めです。
↓デジタルキータイプのルスネコボックス↓
2.ダイヤルキータイプ
ダイヤルキータイプは、数字を組み合わせたダイヤルを回して施錠・解錠する方式です。
近年では、
・配達員さんは荷物を入れてつまみを回すだけで施錠
・受取人はダイヤルを暗証番号に合わせてつまみを回して解錠
といった簡単方式のダイヤルキーが主流で、施錠及び解錠時に自動で暗証番号が「0000」に戻るゼロリターンキーを採用している宅配ボックスが多いです。
セキュリティ性も比較的高く、解錠時に物理鍵が必要ない為、利便性・安全性の面で人気の鍵方式となっています。
ダイヤルキータイプのメリット
●高いセキュリティ性
ダイヤルを暗証番号に合わせて解錠するため、セキュリティ性が高いです。施錠・解錠時に自動で「0000」に戻るゼロリターンキーは、さらにセキュリティ性が高く、暗証番号の漏洩・不正解錠のリスクを最小限に抑えられます。
また、暗証番号の変更も簡単で、安全性を定期的に強化できます。
●利便性
物理鍵が不要な為、暗証番号を家族間で共有しておけば、誰でも簡単に解錠することが可能です。
●鍵の紛失リスク無し
解錠に物理鍵は不要な為、鍵の持ち歩きの必要も無く、鍵紛失の心配もありません。
ダイヤルキータイプのデメリット
■操作性の難しさ
使用する人によっては、ダイヤルの数字を合わせるのに時間がかかり、操作に慣れていないと使いにくいと感じることがあります。
■視認性の問題
暗い場所や視力が低下している場合、ダイヤルの数字が見えにくいことがあり、使い勝手が悪いと感じる人もいます。
↓ダイヤルキータイプのルスネコボックス↓
3.プッシュキータイプ
プッシュキータイプは、ボタンを押して施錠・物理鍵を使用して解錠を行うシンプルな構造です。
使い方が非常に直感的で、機械に慣れていない方でも簡単に操作できます。
シンプルな構造である為、価格も他の鍵タイプに比べて手頃です。
ただし、解錠には物理鍵が必要な為、鍵の紛失リスクが伴い、鍵の管理には注意が必要です。
プッシュキータイプのメリット
●簡単操作
ボタンを押すだけで施錠が可能。
●安全性
暗証番号を覚える必要がなく、漏洩リスクも低い。
シンプルさが最大の魅力で、余計な設定や操作が不要です。
●コストパフォーマンス
構造がシンプルなため、比較的安価なモデルが多いです。
プッシュキータイプのデメリット
■鍵の紛失リスク
鍵をなくすと開錠が困難になります。
■施錠忘れの可能性
宅配ボックスの正面ではなく側面に鍵があることが多く、配達員が施錠を忘れることがあるため注意が必要。
※配達員がボタンを押し忘れるケースも多く、施錠を確認するためのステッカーや案内が付属している製品を選ぶと安心です。
■鍵の管理が必要
鍵の管理は不可欠で、スペアキーを家族で共有する場合の紛失リスクも考慮する必要があります。
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【まとめ】
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それぞれの鍵タイプにはメリットとデメリットがあるため、使用する環境やセキュリティの重要性に応じて選ぶことが重要です。
また、鍵の紛失や不具合に備え、メーカーの保証内容や、鍵の交換が可能かを事前に確認しましょう。
物理鍵の形状については、一部のメーカーでは同一の鍵が複数の製品で使われていることがあり、セキュリティリスクが高まる場合がありますので、注意が必要です。事前に確認してから最適な宅配ボックスをお選び下さい。