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置き配や宅配ボックスは本当に便利?配達員の本音と現場の実態

公開日:2025/02/26 更新日:2025/02/27
1. 置き配・宅配ボックスのメリットは?
宅配ボックスや置き配サービスは、配達員と受取人の双方にとって大きなメリットがあります。特に、不在時でも荷物を受け取れる利便性が高く評価されており、再配達の手間を減らす点でも重要です。 また、共働き世帯や外出が多い家庭にとって、受け取りの自由度が高まることも大きな利点です。しかし、配達員側から見ると、これらのサービスにはいくつかの課題も存在するようです。 配達員が実際に直面する悩みについて詳しく見ていきます。
2. 配達員が困る事とは?
置き配や宅配ボックスの活用が広がる一方で、配達員が直面する課題も増えています。特に、指定場所が不明確な場合や、荷物の大きさがボックスの規格と合わない場合は大きな問題となります。 さらに、置き配を指定されていても、悪天候や盗難のリスクがある場所では、配達員としても慎重に判断する必要があります。顧客との認識のズレが生じることもあり、クレームにつながるケースもあります。 また、ボックスに荷物を入れた際の通知がうまく伝わらず、受取人が荷物の存在に気付かない場合もあります。こうした細かな問題が積み重なると、配達業務の効率が低下し、結果的に配達員の負担が増す要因となるのです。
3. 宅配ボックス満杯の問題
宅配ボックスが満杯で荷物を入れられないケースは頻繁に発生します。特に、宅配ボックスが限られた数しかないマンションやアパートでは、すぐに埋まってしまうことが多いです。 また、戸建て住宅の場合でも1回の受け取りにしか対応していない宅配ボックスだと、不在時に2回以上の配達があった場合は、2回目以降の荷物は宅配ボックスに入れることができません。 これらの場合は、配達員は最終的に宅配ボックスに入れられなかった荷物を持ち帰るしかありません。これにより、再配達の手間が発生し、業務の非効率化につながります。
4. 盗難・紛失のリスク対策
置き配や宅配ボックスは便利ですが、盗難や紛失のリスクが伴います。 マンションの共用宅配ボックスでは、誤って他人の荷物を持ち去ってしまうケースや、悪意を持った第三者による盗難が問題となります。 戸建て用宅配ボックスでは、配達員が荷物を投函後、しっかり鍵をかけてくれないと、誰でも中の荷物を持ち出せてしまうという状況になってしまう場合も。 こうしたリスクを防ぐためには、セキュリティ性の高い宅配ボックスを設置することが有効です。 また、置き配を利用する場合は、防犯カメラが設置されている場所を指定することで、盗難の抑止につながります。 配達員も、できる限り安全な場所に荷物を置くよう工夫し、受取人に速やかに通知を行うことで、トラブルを減らすことができます。
5. 受取人とのトラブル
宅配ボックスや置き配の普及により、受取人とのトラブルが増えているのも事実です。代表的なトラブルには以下のようなものがあります。 ① 荷物が届いていない 受取人が「荷物が届いていない」とクレームを入れるケースがあります。実際には宅配ボックスに入れられているものの、受取人が通知を確認していなかったり、別のボックスに誤配送されていたりすることが原因であることが多いです。こうしたトラブルを防ぐためには、宅配業者のシステムで正確な配送情報を記録し、受取人へ確実に通知を送ることが求められます。 ② 荷物が破損していた 受取人が荷物を開封した際に破損が見つかると、「配達時に破損したのでは?」と疑われることがあります。特に精密機器や割れやすい商品では、梱包の不備や投函時の衝撃によって破損が生じることがあります。このような場合、配達員が配送時に写真を撮影して記録を残すことで、責任の所在を明確にすることが可能です。 ③ 宅配ボックスの鍵が壊れている・開かない 宅配ボックスの鍵が故障していたり、受取人が暗証番号を忘れてしまったりすると、荷物が受け取れないという問題が発生します。この場合、管理会社や配達業者に問い合わせる必要がありますが、対応に時間がかかることもあります。 配達員が暗証番号を設定しなくても良い宅配ボックスを導入するなどである程度の対策ができます。 ④ 置き配の場所が適切でない 置き配を指定したものの、雨に濡れやすい場所や人目につきやすい場所に荷物が置かれてしまうケースがあります。これにより、荷物の破損や盗難のリスクが高まります。配達員としては、できる限り安全な場所を選ぶことが求められますが、受取人側も事前に適切な置き場所を指定することでトラブルを回避しやすくなります。
6. 大型・特殊荷物の対応
宅配ボックスは通常の荷物には便利ですが、大型荷物や特殊な荷物には対応しにくいことがあります。家具や家電、長尺の荷物などはボックスに収まらず、結局手渡しや再配達が必要になることもあります。 この問題を解決するために、一部のマンションでは大型専用の宅配ボックスを設置する動きもあります。また、置き配では、荷物を玄関前だけでなく、ガレージや物置に届ける柔軟なサービスも求められています。 配達員としては、受取人が事前に受け取り方法を指定できる仕組みがあると、よりスムーズに配達を行うことができます。
7. 宅配ボックスの設置環境と利便性
宅配ボックスの設置場所が適切でないと、配達員や受取人の負担が増します。 エントランスから遠い、使い勝手が複雑、小さい荷物しか入らない、セキュリティが不安、などは配達員にとっても負担となるので、宅配ボックスの購入・設置時には配達員の使い勝手も考慮したものを選びましょう。
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