日本には限界集落と呼ばれる集落が大きな問題となっております。
ただ私たちは大きな可能性が眠っていると考えています。
そこで私たちは「未来のムラづくり」という理念を掲げ、限界集落からの脱却を目標としています。
高千穂町秋元集落で特別な資源と考えたものは「湧き水」「棚田」「秋元神社」の3つです。
最初に商品化したどぶろくにはすべてが惜しみなく入っております。
棚田で育てられたお米を使い、山から湧き出る水を使い、氏神様に感謝しつつ、どぶろくを醸しております。
私たちが販売する商品のほとんどは自社製造の商品です。
ただ例外もあります。自分たちでは作れないけど自信をもっておすすめできる商品を取り扱っております。
たまたまご縁をいただいた宮崎市の篠原動物病院の篠原先生ご夫妻。
犬の6割は何かしらのアレルギーを持っている、という問題を解決したいとの思いから共同で商品開発を行いました。
そのご縁で先生たちが従事されている動物愛護活動に売り上げの一部を寄付をさせていただいております。
私たちが製造する商品は日ごろ健康に気遣う人に向けて販売しています。そんな商品を製造するスタッフももちろん健康でなくてはなりません。
高千穂ムラたびのスタッフの65%以上は女性であり、そのほとんどに子供がおります。子供の急な体調不良や行事の参加などに柔軟に対応できる職場づくりを目指しています。
繰り返しになりますが、私たちが目指しているものは「未来のムラづくり」。それを実現するために以下のことを達成する必要があると考えています。
●会社理念
未来のムラづくり
●取り組むこと
①販路の拡大
会社の規模を大きくすることにより更なる雇用を目指します。
②会社利益の確保
移住定住を促進するため活動で生まれた利益で空き家の改修を行います。
③米の使用量増加
一般的な買取価格より高く仕入れることにより、農家さんの所得向上に寄与します。
④資源の循環
私たちが現在製造に使用している米ぬかは数年前まで廃棄されていました。価値を見出すことによりより良い商品を製造しお届けします。
●最後に
私たちの活動で身に着けた知識や体験等は高千穂町や宮崎県だけでなく日本全国の限界集落に応用できると思っています。日本の原風景のような集落を守るために、努力を続けていきます。