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【コラム】人には言えない!パンツの汚れと臭い対策

公開日:2024/08/21 更新日:2024/08/21
人には言えない!パンツの汚れと臭い対策
なかなか人には言いにくい、パンツの汚れと臭いの悩み。みなさんも思い当たることがあるかもしれません。 汗やおしっこの場合は水溶性なので通常の洗濯で落ちるものがほとんどです。しかし、おりものがある女性や女児の場合は洗濯していてもシミが残る場合があり、洗濯をしているのにも関わらず、うっすら黄ばみが残ったままでなんだか不快な気分になることも。そしてどの汚れも、放置したままだといやな臭いや頑固な黄ばみの原因にもなってしまいます。 そこで今回は、パンツやショーツの上手な汚れ防止対策と、お気に入りの下着を長持ちさせる方法をご紹介します。
パンツの汚れの原因とは?
洗濯を干すときやトイレに行ったときなど、お気に入りのパンツやショーツがなんとなく汚れて黄ばんでいる、臭いもするようなことがありませんか。毎日洗濯しているはずなのに、履けば履くほど黄ばみや汚れがうっすら残っていて清潔なはずなのに不潔だと感じることも。これらの原因は一体なんなのでしょうか。まず敵を知ることから!この汚れには大きくわけて3つの原因が考えられます。 ■汗、尿の水溶性汚れ 汗や尿も完全に無色透明ではないのでどうしてもシミがついたようになります。しかしこれはほとんど水溶性の汚れなので、たいていは通常の洗濯機で簡単に落ちるはずです。しかし、次に挙げる皮脂汚れと尿がくっついて酸化した汚れはちょっと手ごわくなり下着の繊維に残りやすくなるのです。 ■皮脂、おりもの、生理などのタンパク質汚れ 男性や子供の場合は皮脂、女性はこれに加えておりもの、生理時のタンパク汚れが加わります。これこそがシミや黄ばみの正体で、洗濯機だけでは完全に落とすことが難しいのです。しかも汚れを放置すればするほど汗や尿とともに酸化して洗濯しても色素が残ることになります。 ■アポクリン腺からの黄ばみ汚れ アポクリン腺という、人間の脇の下、陰部、外耳道、肛門、乳輪などの限定された場所にある汗腺から排出される汗は、通常の汗とは異なりタンパク質、脂肪、鉄分、アンモニアなどを含んで臭いも発します。またそれらの色素成分が黄ばみの正体になります。この腺は誰にでもありますが、量や大きさによりワキガやスソワキガに悩む人もいます。
パンツの汚れの落とし方
さあ、犯人が特定できたところで汚れを簡単に落とす方法をご紹介したいと思います。すべて自宅でできるものなので、ぜひ一度お試しください。 ■その日の汚れはその日のうちに どの下着でも同じですが、汚れはその日のうちにさっさと落としちゃいましょう。たんぱく汚れや経血はもちろん、汗や尿の汚れはほぼ水分ではあるものの、放置すればするほど酸化して繊維に色素が入り込み、シミが残る原因となります。まずは脱いだら汚れを石けんや洗剤で簡単に落とすことが鉄則。 ■ぬるま湯でつけ置き タンパク質、血液汚れは熱湯で洗うとかえって汚れが固まり逆効果です。一方で水だとなかなか落としにくいもの。実はぬるま湯に石けんや洗剤を入れてつけ置きするのがベストです。お風呂の時にさっと済ませるのもいいですね。 ■ゴシゴシストップ!こすり洗いは厳禁 頑固な汚れだからと、ゴシゴシとこすり洗いをするのは禁物。下着はたいてい薄い生地、レースなどのデリケートな素材でできていますから、生地が傷むのが早くなります。つけ置きで汚れを落とした後、軽く押し洗い、もみ洗いが長持ちの秘訣です。 ■ひどい汚れは重曹を試して それでも頑固な汚れがあるようなら、酸素系漂白剤をぬるま湯に入れて、短時間(約2時間までが限度)つけ置き洗いをするか、色落ちの心配が少ない白っぽい下着には重曹を使う煮洗いもおすすめです。柄物に関しては重曹と水を混ぜた重曹ペーストを汚れにもみこんで放置した後に軽くもみ洗いをすると黄ばみなどが落ちやすいです。
パンツの汚れ防止法
洗濯は面倒だけど、お気に入りの下着を長く使いたい!そんなときは、汚れがつきにくい工夫も効果的です。 ■パンティライナー、尿漏れパッドを使う 薄めのパンティライナーや尿漏れパッドを使うことで、おりものや尿漏れがあってもシートを交換するだけで下着を汚すことはほとんどないのでストレス知らず。 ■ウォシュレットを使う すでに活用している方も多いとは思いますが、トイレの度にデリケートゾーン、お尻の汚れもすべて洗い流しましょう。 ■こまめに下着を交換する おりものが大量に出る日や尿漏れがあった場合は下着を替える方が早いです。時間を置くほど肌がかぶれる原因にもなります。本人もすっきりしますし、下着も早く汚れを落とすことで長持ちさせることができます。
■シャワー時にデリケートゾーンを丁寧に洗う お風呂に入ったときや、シャワーで洗うときに意識してきれいに洗うように心がけましょう。毎日のことなので意外とパパッと適当に洗っていませんか。優しく丁寧に汚れを落としてくださいね。 ■ケアショーツを使う 汚れないようにするためにとはちょっと違う対策ですが、多少の尿漏れやおりものならば気になりにくいケアショーツを選ぶのも手。 最近は普通のショーツのような見た目でも、きちんと漏れをブロックしてくれる高機能な商品もありますので、ケアショーツにと抵抗がある方も安心。「これは多少汚れても大丈夫」と割り切ってしまえば、精神的にもちょっと楽になるかもしれません。 もちろん、こまめな取り換えや洗濯は忘れずに行うようにしましょう。
まとめ
パンツやショーツの汚れについては、なかなか仲の良い友達にも聞けないデリケートな悩みです。しかし誰でも一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。 パンツやショーツは消耗品ではあるものの、種類によっては結構な出費だったりします。しかも、シミがあるパンツやショーツを大事なパートナーに見せたくありませんよね。 それにくわえて、直接肌につけるものはいつも清潔であって欲しいし、綺麗な下着を身に着けると爽快な気分になること間違いなしです。 毎日身に着ける下着、少しの手間をかけることでお気に入りのものをきれいに長持ちさせることができますから、ぜひお試しくださいね。
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