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必須アミノ酸と非必須アミノ酸

公開日:2025/04/02 更新日:2025/04/02
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  • アミノ酸はタンパク質を構成する
    私たちの体は、構成成分を多い順にみると、水分、タンパク質、脂質、ミネラル、炭水化物となっています。約60%は水分で、残り約40%のうちの半分、体全体の約20%を占めているのはタンパク質です。 タンパク質は、私たちの体の筋肉をつくり、皮膚や髪や血液をつくっています。また、生命の源である遺伝子や、代謝に必要な酵素、免疫抗体をつくっているのもタンパク質です。 なぜ、タンパク質がこれほど多様な機能を持つのか――その秘密はタンパク質を構成するアミノ酸にあります。タンパク質は、主に20種類のアミノ酸が3個~数万個、複雑につながって構成され、その機能はアミノ酸の配列順序によって決まるのです。
    体内でのアミノ酸の働きは多種多様
    ・筋肉・骨・皮膚・爪・髪・血液などをつくる ・酵素として代謝を調節 ・ホルモンとして生理作用を調節 ・免疫抗体として艦船などから体を守る ・神経伝達物質の材料となる ・エネルギーとして利用される ・・・など
    アミノ酸が不足すると・・・
    ・筋肉量が減少 ・疲れやすくなる ・病気への抵抗力が低下 ・気力や思考力が低下 ・貧血や冷え性に ・肌のトラブル ・やせにくくなる ・・・など
    必須アミノ酸と非必須アミノ酸
    私たちのからだは主にたった20種類のアミノ酸からできています。 この20種類のアミノ酸は、からだの中でつくることのできない必須アミノ酸と、からだの中でつくられる非必須アミノ酸とに大きく分けることができます。
    ①必須アミノ酸
    体内では合成されず、食物から補給する必要があります。
    ②非必須アミノ酸
    体内で合成できますが、様々な働きがあるため、積極的に摂取したいアミノ酸です。
    ●バリン、ロイシン、イソロイシン この3つは分岐鎖アミノ酸(BCAA)と呼ばれ、共通して筋肉を強化する働きがあると考えられています。 ●リジン 成長促進。脂質の燃焼に必要なカルニチンの原料になる。穀類に不足しがちなアミノ酸です。 ●メチオニン 肝機能を助けるが、大量摂取すると脂肪肝の原因になります。 ●フェニルアラニン 神経伝達物質のノルアドレナリンやドーパミンをつくり、精神機能の調節に関与しています。 ●スレオニン 成長促進。脂肪肝を抑制するといわれている。 ●トリプトファン 鎮静、催眠、精神安定などの作用がある神経伝達物質のセロトニンのもととなります。 ●ヒスチジン 成長促進。神経機能を助けるなどの作用があるとされています。
    ●グリシン 血中コレステロールの上昇を抑えるとされています。 ●アラニン エネルギー源として利用されやすい。アルコールの代謝促進によいとされています。 ●アルギニン 免疫力をアップ。脂質代謝の促進。成長期には食品からの摂取が必須です。 ●システイン シミの原因になるメラニン色素の沈着を防ぐことが期待されています。 ●アスパラギン・アスパラギン酸 酵素などの作用によってアスパラギンがアスパラギン酸に、アスパラギン酸がアスパラギンになる。疲労回復、スタミナ強化などの作用があるとされます。 ●グルタミン グルタミン酸とアンモニアが結合してつくられる。免疫力をアップしてくれます。 ●グルタミン酸 アンモニアを解毒。リラックス成分のギャバを生成するなどの働きがあると考えられています。 アミノ酸は、毎日継続して摂る必要がありますが、食品に含まれているアミノ酸と、体に必要なアミノ酸は組成が異なります。そこで、食品に含まれるアミノ酸のバランスを考えて、賢く継続接種が必要です。 また、普通の食事をしていれば、アミノ酸が不足することはまずありません。ただし、高齢になると食事があっさりしたものになったり、量が減るなどして、アミノ酸不足になることがあるので注意が必要です。
    何らかの理由でアミノ酸が不足した場合は、サプリメントが役に立ちます。サプリメントは、素早く吸収されて必要な部分に利用され、アミノ酸をバランスよく含む肉類などにあるような資質をとりすぎる心配がないといった長所があります。