管理栄養士コラム「どうして野菜は大切なの？」

社会課題への貢献を目指す環境配慮型オリジナルブランド「GREEN BASE (グリーンベース)」より、管理栄養士コラムをご紹介します♪ -------------------------------- 「野菜はからだにいい」とよく耳にしますが、 そもそもなぜ野菜が大切なのかご存じですか？ 野菜には、ビタミンやミネラル・食物繊維など、健康維持のために必要な栄養素が豊富に含まれています。 なかでも「ビタミン」は、炭水化物が体内でエネルギーに変わるよう手助けをしてくれたり、ミネラルの一種である「カリウム」は、余分なナトリウムを体外に排出してくれたりと重要な働きがあります。 とはいえ…毎日たくさんの野菜を摂取するのはなかなか難しいですよね。 そこで今回のテーマは「野菜」。 1日の摂取目安量やたくさん食べるための工夫、乾燥野菜を使ったアレンジレシピなどをご紹介します。

厚生労働省の「健康日本21」では、1日350g以上の野菜の摂取を目標としています。 これは、健康な生活を維持するための目標値の1つであり、生活習慣病などを予防する目的があります。 「野菜350gってどのくらい？」 生野菜なら両手で3杯、茹でたものだと片手で3杯程度が目安です。

野菜は、可食部100g中にβ-カロテンを600μg以上含む「緑黄色野菜」とそのほかの「淡色野菜」に分けられます。 簡単に見分けるポイントは、野菜を切ったときの断面です。 中まで色が濃いものが緑黄色野菜、中が白っぽいものが淡色野菜です。 1日の目標である350gのうち、120g程度は緑黄色野菜から、残りは淡色野菜から摂取することが望ましいとされています。 野菜によって含まれている栄養素の種類が異なるので、色々な野菜をバランスよく食べるよう心がけましょう。

厚生労働省の「国民健康・栄養調査」では、日本人の野菜摂取量の平均は約280gと記載されており、1日の目標量と比較すると約70g足りていません。 これは小鉢1皿分程度の野菜にあたります。 普段の食事にプラス1皿の野菜を摂取するようにしましょう。

忙しい時にも野菜をたくさん、おいしく食べるための工夫をご紹介します。 1. 加熱して「かさを減らす」 野菜を耐熱皿に並べ、ラップをかけて電子レンジへ。山盛りだった千切りキャベツも、こんなにかさが減ります。

2. おかずの作り置き お浸しや和え物、炒め物などの野菜を使ったおかずや、具だくさんのスープなどを作り置きしておくと、あと一品足りないときに便利です。

3. 乾燥野菜を活用する カット・下処理不要！お湯で戻すだけだから、パパっと使えます。長期保存もでき、腐らせてしまう心配がありません。

GREEN BASE「ドライベジ」を使ったアレンジレシピをご紹介します。 ■シャキシャキ野菜の白和え 【材料（２人分）】 ドライベジ和野菜…大さじ2、豆腐…150g(１パック) すり胡麻…大さじ2、麺つゆ…大さじ1強、塩…適量 【作り方】 1. ドライベジ和野菜を200ccの水で30分ほど戻し、豆腐は水を切る。 2. 戻したドライベジをしっかり絞り、豆腐と混ぜ合わせる。 3. 2に麺つゆを加えてよく混ぜ合わせ、塩で味を調える。 4. 最後にすり胡麻を加えて軽く混ぜ合わせたら完成。

■玉ねぎの玉子とじ丼 【材料（２人分）】 ドライベジ玉ねぎ…大さじ2、卵…1個、ごはん…1杯 白だし…大さじ1/2、水…150cc、ネギ…適量 【作り方】 1. 小鍋に分量の水とドライベジ玉ねぎを入れ、火にかける。 2. 3分ほどたったら、溶いた卵、白だしを加えて、1分ほど煮立たせる。 3. お茶碗にごはんをよそい、2を上からのせ、お好みでネギをのせて完成。

「人にも環境にもやさしい」をコンセプトにした食品・サプリメントブランド。 規格外野菜をアップサイクルし、フードロス削減にも貢献しているドライベジシリーズや、植物由来の原料を使用したセルフケア商品など、環境に配慮した商品を展開しています。 私たちにできることを少しずつ。 身近なモノから意識を変えていくことで、持続可能な社会を目指します。 -------------------------------- ※こちらのコラムは人にも環境にも優しい環境配慮型ショップ "GREEN BASE（グリーンベース）" 楽天市場店にて掲載されていたものです。