ステンレスは基本的に対アレルギー素材として重宝されておりますが、必ずしも金属アレルギーが起こらないわけではありません。
金属アレルギーを起こす原因とされている主な金属にはニッケルやクロムがあります。
ステンレスは鉄、ニッケル、クロム、モリブデン等の金属から構成される合金で、金属アレルギーを起こしやすいとされているニッケルやクロムを含んでいます。それらを改良して配合している為アレルギーを起こしにくい金属となっております。
アレルギーが起きにくい原理としては配合により鉄にクロムが添加されることで表面に酸化被膜が発生し、その酸化被膜がバリアなることで皮膚に直接触れることを防ぐためとされています。