【Yonetomi / ヨネトミ】新ブランド取り扱いスタート！！

様々なアウトドアブランドが提案するニットはいくつもありますが、どうしてもスポーツ的な合理性が強く、メーカーやブランドのイメージが表面化してしまいます。もちろんそれが悪いと言う事ではありませんが、バイヤーとしてもっと「本物のニット」と向き合いたいと感じておりました。 そしてようやく出会えたニットの専門ブランドがこの「Yonetomi」です。

定番のコットンニットの、張りがあるのにしなやかな肌触りや、ウールニットの優しい温かさと快適な着用感。 本来ニットに求められる旧来からの機能面を含みつつ、現代的なファッションの一部として取り入れやすいデザインを提案する、「Yonetomi」の素晴らしい製品をご覧頂きたいと思います。

高い技術と生産体制をもって、高品質のニット製品を生み出す純日本産のブランド。 『新しい素材があると聞けば先駆けて取り入れ、新しい製品づくりに積極的に励んだ。』『設備は常に業界に先駆けて新設、導入を続けてきた。それは新し物好きでも奇を衒うものではなく、良いモノを良い環境の下で楽しく明るく産み出したいからである。』 「米富(Yonetomi)」の創業者である大江良一が書き遺した理念。 その祖は、山形県寒河江市の古刹/慈恩寺に移り住み奉行を務めた、鎌倉幕府に仕えた大江一族とされる。戦後の1952年、「米富繊維株式会社」はニットメーカーとして山形県南東部山辺の地で創業、現在に至る。「米富」の名は代々伝わる“米沢屋富蔵”という屋号の通称。 守るものを背負い、新しいものを取り込み、高い技術と世界有数の生産体制をもって高品質の製品を送り出す。

WAVE COTTON KNIT PULLOVER SOLID ¥20,900(税込) ミドルゲージのコットン素材を使用したヴィンテージライクなクルーニット。 Yonetomi別注の強撚ウェーブコットンを極限まで密度を詰めて編み立て、ニットの伸縮性は残しつつも生地自体にはハリがあり、更には耐久性も高い。また、凹凸感がありコットンならではのドライな肌触りは3シーズンで楽しめる。

ニット特有の上品さはありつつ、シルエットはヴィンテージスウェットのようなボックスシルエット。そして、家での洗濯も可能。 素材・ディティールから感じられる「快適性」と3シーズンで楽しめる「汎用性」を持ち合わせた、Yonetomiの定番モデル。 昔からコットンニットが大好きの私としては、良い意味で堅苦しくなくラフ着れて、タフに使えるのが魅力。日常的にニットを着ることにハードルを感じている方にこそ、是非お勧めしたい。スウェットを着るような感覚でいつも間にか、自分のワードローブに手放せないモノに。長年着た後の色褪せによる経年変化も楽しんで頂ければと思います。

HIGH TWIST WOOL KNIT PULLOVER ¥22,000(税込) 1年を通して着ることが出来る、目の詰まったハイゲージニット。 防縮加工されたウールを強撚に仕上げることで、ウール素材の特有のチクチク感が無く非常に滑らかな肌触り。また、吸放湿性に優れ消臭など天然の機能がオールシーズンに対応できる新定番。

生地は厚すぎず、薄すぎない、丁度良い塩梅で肌寒くなってきた秋口から春になっても活躍。シンプルなデザインでスタリングにも取り入れやすく、新たにワードローブに加えて頂きたいアイテム。 そして、こちらも家での手洗い可能◎

今回紹介する Yonetomiの製品の中で、一際魅力を感じた一着。 アメリカ産のメリノウールとスーピマコットンを5:5で混紡したオリジナル素材を使用したカーディガン。 そして、程良く肉厚のあるボリューム感ですがいずれも細番手の糸となる為、非常にきめ細かく編み立てられており、上品な佇まい。

少し太目な裾リブ、ゆったりとしたシルエットに色鮮やかカラーリング。 どことなくオールドアメリカンな雰囲気が、素材の良さを更に引き立たせる。ウールの膨らみとコットンのサラッとした肌触りが共存し、風合い良く非常に着心地も良い逸品です。

いかがでしたでしょうか？ 今回ご覧頂いた「Yonetomi」は、モノづくりへの情熱と真摯な姿勢から、バイヤーという目線で「良いモノと感じた」からこそ、皆様にお届けしたいと思ったブランドです。 製品を見て、手に取って、それが伝わるからこそ、その魅力を伝えたいと考えました。長く培われた経験をもって、常に前進する「Yonetomi」を、ぜひ手に取ってみて下さい。