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【高齢の犬猫に気付いてあげたいポイント】 パートナーが健康であるように・No57

公開日:2025/04/02 更新日:2025/04/02
高齢の犬猫に気付いてあげたいポイント
パートナーが健康であるように・・No57
今年の夏は酷暑と呼ばれくらい酷い暑さでした。 30℃以上の真夏日の連続記録を塗り替えたほどです。 それほどの暑さですから、「熱中症」に罹る人も多く、ご高齢の方がその為に命を落とされたようです。屋内にいても「熱中症」に罹る方が多くいらっしゃいました。 それは何故かと申しますと、ご高齢の方は暑さ寒さの感度が鈍ってきていて、部屋の温度が上がっていてもそれに気付かずにいて、屋内で熱中症に罹ってしまうそうです。 私ごとですが、実家に戻って部屋に入ると異常に暑いので、亡き母に「この部屋暑すぎるよ」と言いますと、「そう?」と意にも介していない様子を見たとき「これじゃあ熱中症になるな」と思いました。 このような事例が物語るように、私どもの愛犬猫たちも高齢になると、何かと手をかけてあげなくてはならなくなるようです。   今回はその手のかけ方、適切な気付きのポイントを簡単にまとめました。
■気付きのポイントを書き出します
①環境の整備    環境の整備に関しては、あげるとキリがありません。 一例をあげると、肥満したり、関節に不安がある犬猫にはフローリングの滑り止めや階段などの段差は禁物です。 部屋の温度、湿度などの調整も若い時より気を付けてあげる必要があります。熱中症の例ではありませんが、自己調整機能が鈍くなりつつあるのですから・・。 ②食事の管理 食べ過ぎてはいませんか? 逆に食べなくなってはいませんか? どちらも心配です。 高齢になると、基礎代謝がおちているのですから、食べる量は若い時の10%~20%カットで良いわけです。その割合は個体差がありますから断定できませんが、少食になるのは当然のことです。 偏食が出てくるのもこの頃です。 硬いものより、柔らかいものを、味の薄いものより、濃いものを好むようになります。若い時期より免疫力や治癒能力が落ちているのですから、この時期こそ清浄で正しい食事(クプレラ製品)を心がけるようにしましょう。 クプレラ【セミベジタリアンドッグ】シニア用
③水分の管理  意外でしょうが、高齢になると水を飲まなくなったり、逆に飲み過ぎたりすることがあります。 飲まなくなる方が多いのですが、高齢になると皮膚が乾いてカサカサになり、水気が無くなります。 飲まないでいると、「脱水症状」を起こして命に関わることもありますから、愛犬猫がどれだけ水を飲んでいるのかをチェックする必要があります。 鼻の頭や唇が乾いている場合は、脱水症状を疑います。 ④排泄の管理    大便や小便の変化を見てあげる必要もあります。 その色、量、回数、便なら柔らかいのか硬いのかなどを排泄時に観察します。 急に小水が出なくなる病気=膀胱炎・急性腎不全などもありますから、気を付けてあげなくてはなりません。小水がでないと「尿毒症」という命に関わることになります。 また嘔吐することも増えてきます。 嘔吐物の内容、色(赤は血液、透明は胃液)、量、食事してからの時間などを観察しておくと、獣医さんへの情報として役立ちます。 嘔吐や下痢を繰り返し続けるようですと、やはり「脱水症状」を起こし、体中の水分が失われていくことになります。これも注意が必要です。
⑤体調の管理  動きの質は変わっていませんか?  喜怒哀楽の表現を以前のようにしていますか? 飼い主さんにしっぽを振る回数が減ってはいませんか。 毛艶、毛量はどうでしょうか。 目の輝きなども観察の対象です。 呼吸があらくないか?  ゼイゼイすることはありませんか?(呼気、肺・心臓の懸念)。 鼻が乾いていませんか?(脱水症状) お腹や耳に手を当ててみましょう、平熱ですか?  熱を感じませんか?(体温)。 舌を見てみると紫になっていませんか?(チアノーゼ)。 以上が、簡単な気付きのポイントかと思います。
最後に、三つの大事なことをあげておきます
①愛情をもって、見守ってあげること   愛情をかけてあげれば、気持ちの部分で落ち込んでいても快方へ向かうものです。パートナーにとって、飼い主さんの愛情が一番の特効薬かと思います。 ですから、飼い主さんが先に暗くなってはいけません。そういう想いはパートナーに伝染します。「大丈夫 大丈夫」と励ます心が大切です。 ②観察してあげること これは上記したことなどです。 日常の細かい変化は飼い主さんしか分からないものです。見るポイントさえ分かれば、誰にでもできることです。 但し、犬猫は「痛み」を飼い主に見せません。 「キャン」と悲鳴のような声をあげて痛がった場合、痛みを表に現したときには相当な痛みがあると考えてください。 ③適切な処置をしてあげること ここも大事な点です。 すぐに急患で行かなければならないことなのか、少し様子を見ても良いのか迷いますね。判断が難しいものです。 何でも獣医さんでもありませんし、やっぱり獣医さんでしかできないこともあります。 病気の心配や判断に悩まれたら、遠慮なく当社へもお尋ねください。ソフィアは少しでも飼い主様とパートナーのお役にたてるように努めております。