【筋肉の衰えを改善する】パートナーが健康であるように・・No37

最近とみに多い質問が「筋肉」のことです。 「高齢になって、痩せて衰えてきた筋肉を回復したい」 「股関節形成不全なのですが、関節の周りの筋肉を鍛えたいのですが・・」 といった筋肉のパワーアップについてのお問い合わせが立て続けにありました。 さりとて「プロテイン」のようなものはペット用にはありませんし、あったとしてもお勧めはいたしません。ササミ肉を毎日与えれば、筋肉がつくというモノでもありません。 確かに、歳をとった犬猫の腰から下の筋肉が落ちて、か細くなっているのをよく見かけます。 また、「関節炎」と診断されたりすると、獣医さんから関節そのものを治すこともそうですが、その周りの筋肉を鍛えることによって、関節への負荷を軽減するように指導されたりもします。 ところが、「太る」ことは簡単なのですが、「筋肉をつける」ということは非常に難しいことです。 筋肉というのは、その約６割が腰から下の下半身にあります。 ですから、歳をとって筋肉が落ちると、下半身の筋肉が痩せて、か細く見えるようになるのです。 全身の筋肉が平均的に落ちているのですが、下半身に多くありますので、それが落ちると際だって見えるのです。真上から見ると、逆三角形のような形に見えるはずです。 また、股関節形成不全や膝蓋骨形成不全などのいわゆる「関節炎」を患っている犬猫を診せていただくと、往々にして体型の割に四肢が細い子が多いものです。

一つには「運動」です。老齢犬猫といえども適切な運動が必要ですし、「関節炎」を患っていても、やはり適当な運動は必要なのです。 筋肉は負荷をかけると、逆に鍛えられる＝発育するという性質があります。ですから、「関節の病気だから、うちの子は歩かせられないの」といって全く運動をさせないでいると、筋肉はもっと痩せてしまいます。 わたしの母も晩年、大腿骨の骨折をやってからは筋肉が落ちてしまい、みるみる細くなっていきました。 筋肉は使わないと、退化してしまうのです。　　過度な運動をする必要ありませんが、その子にあった適切な運動をさせなければいけません。

二つ目には「代謝」を高めることです。 「代謝」が活発ですと、筋肉を含め細胞の再生能力・造成能力が高くなります。 赤ちゃんは生命力に満ちていますから代謝が高く、体温も成人より高めです。 逆にご老人は代謝も低くなり、伴って体温も低めです。 ですから、いかに「体温」を高めに保って、「代謝」を高めることができるかということが、大切になってきます。 その時有効なものが、根菜類です。 根のものは身体を温める効果があります。 冬には「大根」「カブ」「人参」「ジャガイモ」「カボチャ」「里芋」などが美味しく感じられます。 身体が寒さに対応する為に、自然と根菜類（代謝を高めるもの）を欲しているのかと思います。 「冬至にカボチャを食べると風邪をひかない」という風習も、寒さに備えて代謝を上げるという意味があったのかも知れませんね。

高麗人参も地下茎の植物です。 十蒸十曝（じゅうじょうじゅうばく）の意味は、高温で蒸して、それを2ヶ月掛けて乾燥させる、その工程を1工程として、それを10回繰り返して作り上げたものです。 その長い工程の中で白色の人参が黒色に変わり、サポニンという物質が格段に増えていきます。 その効果を分かりやすく例えますと、一つ一つの細胞はミトコンドリアという身体のエネルギーを作るエンジンを持っているのですが、この高麗人参にはそのエンジンが軽自動車のそれから普通乗用車のエンジンに変わるような働きをします。 エンジンの排気量が増せばそれだけ速く走れるし、重いものを運ぶことができるのと同様に、身体のエネルギーが増せば、自然と代謝も上がっていくと考えられます。 代謝が上がれば、食べた物が血や肉となり易くなり、病気やけがをした箇所も代謝酵素も働き易くなり、かつ免疫も上がって治り易くなるわけです。 「十蒸十曝黒人参」　140mg×90カプセル入り　顆粒　12960円（税込） 人間：朝晩2粒ずつ（明確な症状がある場合には朝晩3粒ずつ） ペット：小型犬・ネコ　一日1粒　中型犬～大型犬　一日2～3粒 ペットフードに混ぜて与えるのが一般的ですが、口が大きければそのまま飲ませてもよろしいかと思います。苦みなどはありません。 ※人間の健康食品店でのみ扱える商品ですが、ソフィアはペット用としても唯一卸してもらっております。 その為オンラインショップには載せることができません。お入り用のかたは、備考欄に十蒸十曝黒人参○個とか書き添えてくださるか、電話やメール等でご注文をいただければ幸いです。 ※いろいろな病気でお悩みの方、どうぞお気軽にお問い合わせください。一緒に考えていきましょう。