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【猫について、謎の部分がまだ多い】パートナーが健康であるように・・No32

公開日:2025/01/24 更新日:2025/03/17
【猫について、謎の部分がまだ多い】
パートナーが健康であるように・・No32
猫の飼い主のお客様より、「ナゼ、クプレラの猫用フードは一種類しかないのですか?」というご質問をよく受けます。 確かに、犬用には子犬用からシニア用まであるのに、猫は一種類です。 私もこの点について、以前クプレラの社長さんと話をしたことがあります。   回答は、「猫は犬より、まだ解明されていない点が多いのです。猫について、謎の部分がまだ多い・・」とのことでした。 「子猫用、高齢猫用を作るよりも、子猫なら成猫よりも多めに与え、高齢猫なら成猫よりも少なめに与えるというフードにしました。」と話されました。   これは犬よりも猫の方が、野生に近いことを現しています。 野生の動物たちには、幼子用、高齢用という食べ物はありません。それぞれの年齢で、食事量を加減することで調整しています。 逆に多くの研究がなされている犬の場合には、犬種別のフードが出ていたり、病気別のモノが作られたりもしています。   猫の生態に未知の部分が多いので、犬のように細分化したものができないというのが、理由のようです。 そこで、私も「猫を知るシリーズ」として、猫について、猫学について考えてみることにしました。
■猫族の特徴 
遙か昔、大地溝帯(大陸が分裂して、二つ以上のプレートに分かれた)により、山と草原ができあがりました。 その時に、山の森に残ったのが「猫族」でした。 森には獲物となる小動物が決して多くはなかったことと、群れ行動がしにくい環境であったことが、彼らを単独行動のハンターに仕立てていきました。 また、厳しい単独行動で生き残っていくためには、自分の体重を軽くする必要がありました。逃げるためにも、追うためにも、身が軽くなければなりませんでした。 その為に、猫は犬族よりも腸を短くすることで軽量化を図ったのです。 猫の便臭がきついのは、腸が短いために未消化のまま排泄されるものが多いためです。
もう一つは、「ヒゲ」の感覚を発達させたことです。 障害物の多い森の中で素早く行動するためには、ヒゲが重要な役割をしてくれます。 猫をはじめ哺乳類の頭蓋骨は、眼球がおさまるくぼみ(眼窩(がんか))の下に穴が開いています。この穴を「眼窩下孔」といいます。   猫は、この眼窩下孔が非常に大きくなっています。 眼窩下孔は血管のほか、ヒゲと脳をつなぐ神経の通路となっています。 このことは、猫がヒゲから得る感覚情報がいかに重要かということの証です。 ちなみに、眼窩下孔は犬にもあり、ヒトにもありますが、非常に小さいものです。 猫の食性には、確かに好みがあるようです。 好きなものを与えますと、こもった感じで「ミャウ ミャウ」と声を出しながら食べています。 その様子を観察して気付きましたが、食べ物を噛む回数(咀嚼)が犬よりも多いということです。 これは食べ物をよく味わって食べているとも考えられますが、実際の猫の咀嚼筋(そしゃくきん)のつく頬骨弓(きょうこつきゅう)は、極端にきゃしゃになっています。 また、甘みを感じる味蕾は無いに等しいのですが、他の味蕾が発達しています。 もう一つ重要なことは、「におい」が味を左右している点です。 人間でも、味の情報の80%は「におい」が占めていて、5つの基本味しか識別できない舌細胞よりも、「におい」の方が遙かに情報量が多いことが分かっています。 皆さんも試しに一度鼻をつまんで食事をしてみてください、食べ物の味が分からないはずです。風邪をひいたときに食べ物の味が分からないのも、この理屈です。   人間でこれですから、猫の嗅覚はそれ以上に優れていますから、「におい」がとても重要なことが分かります。
■市販のキャットフードのにおい
しかし、一般に市場に出ているキャットフードは、そのことを逆手にとって「かなりきつい臭い」がします。 それは素材の自然の香りではなく、猫の臭覚を強く刺激する意味合いの「人工香料」の臭いです。 この強いにおいには、メーカー側の二つの利点があります。 一つは、「強いにおい」に刺激されて、食べ付きがよくなる=売れるフードになります。 もう一つは、劣悪な素材の「悪臭」も隠してくれる(マスキング)からです。 そんな素材のキャットフードを食べ続けている猫たちが、腎臓病や肝臓病を多く発症しているのも頷けることです。 私どもがお勧めする自然な素材のにおいのフードは、 クプレラ「ラム&ミレットキャット」です。
お試しセットのご用意もございますので、一度お試しください。 犬や猫の健康相談、病気の悩み等々、どのようなことでもお問い合わせください。真摯に対応させて頂きます。