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【痛みについて】パートナーが健康であるように・・No3

公開日:2025/01/05 更新日:2025/04/16
【痛みについて】
パートナーが健康であるように・・No3
「7歳になるメスのフラットコーテッドR(大型犬)」の様子が、おかしい時がありました。   歩きたがらない、とぼとぼと歩く、じっと立ちすくむことがあった、ご飯を残す、後ろ足を拭いてあげようとするとキャンと叫ぶ、二階に上がらなくなった、テラコッタの床に寝ていることが多くなった等々が、気付いたことです。 おかしいな、おかしいなと思いながらも、獣医さんへ直ぐに行けば良かったのでしょうが、手元にありましたサプリメントを与えたところ、1週間過ぎる頃から走るようになりました。 先のような様子も見られなくなりましたので、その時は安心してしまいました。 懺悔のような話になるのですが、彼女は臀部に「癌」を抱えていたことが後で分かりました。それが為の、「痛み」の訴えだったのです。 私が先送りにした為に、彼女を助けることができませんでした。 今は後悔しかありません。 わたくし事で長くなりましたが、今回は、その「痛み」について考えてみようと思います。
■痛みは病気のサイン
犬猫(動物たち)は、「痛み」や「苦しみ」を言葉で訴えることのできない弱い立場にあります。ですから、私たち飼い主は彼らの「聞こえない声」を聞けるようにならなければなりません。 もし、その「聞こえない声」のサインをいち早く知ることができたならば、命が助かったり、重篤にならずに軽いうちに手だてが打てるわけです。 病気やケガは発見が早いほど治療の効果も高く、快復も早く、彼らも苦しみや痛みが少なくてすみます。 今回取り上げる「痛み」は、彼らの発する病気のサインです。このサインを見逃さないこと、そして「痛み」を緩和してあげることが大切です。 獣医さんに言わせると、「痛い、痛い」と感じていると、病気の治りも遅いそうです。相当なストレスがかかっているからでしょう。 ですから、「痛み」をコントロールすることも大切になってきます。
■我慢強い動物たち
犬猫の病気やケガの症状は、ちょっと見るとそれほど重大には思えないものも少なくありません。それは、動物が一般に「痛み」に対して我慢強いからです。 自然界に生きる動物は、病気になったりケガをしてうずくまっていたりすると、すぐに死の危険に直面します。 捕食の対象になるためです。そのため彼らは、かなり重い症状でも我慢して行動し、限界がきて動けなくなると、わずか2~3時間後には急死してしまうこともあります。
■痛みの種類
触ると痛い、付くと痛いといったものから、刺すような痛み、震えるほどの痛み、ぐったりするような痛み、痙攣するほどの痛み、発熱を伴う痛みもあります。 飼い主さんもどのような種類の「痛み」なのか、見つけてあげましょう。
■痛い時の様子
①温かいところを好み、寒い屋外に出たがらない ②反対に、タイル、コンクリート、床など冷たいところに行き横臥する ③歩きたがらない ④隠れたがる ⑤身体に触らせない ⑥性質(気質)が変わったような気がする ⑦自分の身体を掻きむしる ⑧自分の身体を咬んだり、舐めたりする ⑨不安な様相がみられる ⑩伏せるのを嫌がる ⑪吠え方がおかしい ⑫躁鬱状態   こんな症状が出たら、どこかに痛みがあるのかもしれません。
■痛みを発する箇所
関節(関節炎・股関節形成不全、膝蓋骨形成不全等)、椎間板、軟弱な組織、皮膚、器官、臓器、結腸の炎症(疝痛) *但し、足を引きずるからといって,足が悪い場合だけではありません。内臓に痛みがある場合でも、足を引きずります。事実私の体験した「子宮蓄膿症」のメス犬も、うちの子のような「血管肉腫(悪性腫瘍)」の子も足を引きずっていました。
■鎮痛作用のあるサプリメント
新薬(痛み止め・頓服薬)ではやはり副作用が怖いものです。 そこで、サプリメントなどの植物からできたもので、副作用のない補助食品を使ってみることも一つの手かと思います。 但し、痛みのコントロールはとても大事なことですので、サプリメントに頼るばかりでは無く、獣医さんの診断と共に天秤に掛けながら、上手に使いたいものです。 ☆ユッカ ユッカには多量の天然のステロイド様物質(ステロイドのような作用を促すもの)とサポニンを含んでいます。サポニンには天然の鎮痛作用があります。そして、動物をストレスに強くする作用もあります。 寒に入り、今が一年で一番寒い時期です。 寒さ、冷えは痛みを増幅します。 痛みのある子には、できるだけ温かくしてあげて、その子の為にいろいろな方法を考えてあげて下さい。 くれぐれも、私のように思い込まない、決めつけないで、確定診断を早めにしてあげることは、とても大切かと思います。