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【猫の難病『破歯性吸収病変』 について】パートナーが健康であるように・・No28

公開日:2025/01/18 更新日:2025/03/24
【猫の難病『破歯性吸収病変』 について】
ー歯が溶けていく病気ー
パートナーが健康であるように・・No28
獣医さんに行く猫の病気の第1位は、「尿路結石」だそうです。第2位は「口内炎」が続きます。 その口腔内の病気で、猫だけに発症して犬には発症しない、「破歯性吸収病変(はしせいきゅうしゅうびょうへん)」という病気があります。 「破歯性吸収病巣」とも「歯頸部(しけいぶ)吸収病巣」とも言い表します。4歳以上の猫に、オスメス問わず、50%の確率で罹っている「歯」の病気です。
■症状
・歯の根元に穴が開きます。1~数本ある場合があります。 ・または歯の根元に赤く膨らんだ歯肉が、確認できます。 ・猫はしみたり、痛みがありますので、食欲がなくなります。よだれを流すこともあります。 ・痛いので歯や口に触られるのを嫌がります。
■原因
「破歯細胞」が歯を溶かしていきます。 この「破歯細胞」は犬猫、人間、誰にでもあるものです。有名なのが、「破骨細胞」とか「造骨細胞」です。 あの硬い骨でも、細胞レベルでは毎日のように、壊しては作り、壊しては作りを繰り返しています。そうして新陳代謝をしています。 その「破骨細胞」、この場合は「破歯細胞」のバランスが崩れ、作ることをせずに壊してばかりになるのが、この病気です。 何故、そのようなことになるのか、原因不明です。
■虫歯との違い
ちょっとした観察では、「虫歯」と勘違いされますが、猫は犬より歯の構造上、虫歯になりにくくなっています。 ・犬の歯は、雑食のため奥歯には、臼歯があります。 ・猫の歯は肉食なので、肉切り歯というハサミのような構造になっています。その為に犬や人間より虫歯になりにくい、と言われています。 虫歯は歯垢に感染した「細菌」が悪さをする病気ですが、この病気は、細菌やウイルス性のものではなく、自分の細胞が自分の身体を攻撃しているような病気です=自己免疫性。
■治療法
原因も不明のため、決定的な治療法はありません。 放っておくと病巣が大きくなっていきますので、「抜歯」するのがベストのようです。        (参照:学研出版物)
■サプリメントでの対応
初期的には、「プロバイオデンタル粉・粒」がよろしいかと思います。 口腔内の善玉菌を入れることで、悪玉菌(雑菌・虫歯菌)を駆逐してくれます。口臭や歯周病予防にも効果的です。 この病気、自己免疫疾患ですのでアズミラ「ユッカインテンシブ(液体)」の服用も効果があります。 但し、苦いので嫌がる子もいます。 その場合には、C&R「ユッカ&アニス(粉)」が代用できます。これは粉末で、飲ませやすくなっています。