この度は、お届けした安納芋についてご不快な思いをおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。また、写真をお送りいただき、状況をご説明いただきありがとうございました。 確認いたしましたところ、安納芋の見た目や色味について以下のような現象が考えられます。 1. 安納芋の中身がスカスカになる 安納芋は調理や焼き芋にすると糖度が増して、しっとりとした食感が楽しめます。生の状態で中身が少しスカスカに見えることもありますが、焼いたり蒸したりすることで色も濃くなり、美味しくお召し上がりいただけますので問題ございません。 2. 断面が緑色になる 断面が緑色に変色するのは、安納芋に含まれるポリフェノールの一種「クロロゲン酸」がアルカリ性に反応したためと考えられます。料理に使用される重曹やてんぷら粉、塩が弱アルカリ性のため、これらと反応して緑色に変色する場合があります。見た目は気になりますが、健康には害はありませんのでご安心ください。 3. 断面が黒色になる 安納芋の断面が黒色に見えるのは、「ヤラピン」という成分が酸化したためです。ヤラピンはさつまいもの皮近くに多く含まれる成分で、切ると白い汁として出てくることがあります。この成分も酸化によって黒っぽくなることがありますが、品質に問題はありません。 なお、以下のような状態が見られる場合は、傷んでいる可能性がございます。 ・全体的に色が悪く、皮がしわしわになっている ・触ったときに柔らかい、ベトベトしている ・酸っぱいにおいやカビのような異臭がする ・表面にふわふわとしたカビが生えている この度は、私共の説明不足で、全てのお芋を調理前に処分させてしまい大変申し訳ございません。 今後そういう事案が起きないよう業務改善に努めてまいります。 また直接メッセージをお送りしておりますのでご確認のほどよろしくお願いいたします。 お手数をおかけして恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。