ジュエリーについて思うこと & ご購入後の修理につきまして
公開日:2025/02/12 更新日:2025/02/13元々は服飾関係の専門学校に入学、そして働くために熊本から上京したのですが、いつの間にかジュエリー業界におりました
だからでしょうか、今でもお洒落の主人公はお洋服
ジュエリーは脇役(スパイス)だと思っています
コーディネートの仕方によっては例えば首元に「間」が出来てしまいます
ちょっと寂しいかなと言う空間です
そこに小ぶりでもネックレスを着けて頂くとすごく印象が変わると思います
もちろん、リングもそうです
ネイルをしていなくてもそこに1本のリングがあると、ちょっと華やかな雰囲気になると思います
ジュエリーはそんなお洒落のスパイス
でも、コロナウイルスの時期にジュエリーに対する気持ちに大きな変化をもたらす出来事がありました
初の「緊急事態宣言」が発令された時期だったと思います
以前、simple-isのネックレスをお買い上げ頂きましたお客様から修理のメールを頂戴いたしました
もちろん、「修理出来ます。お送りください」と返信しました
そうしましたらお客様より再度のご連絡が
そこには、医療に携わってらっしゃる事、今病院はとても大変なんだなと伝わってくるお言葉。そしてsimple-isのネックレスをお守りのように毎日肌身離さずつけていらっしゃる事などが書いてありました
恐らく急いで着替えている時(防護服を着用されていました時期ですから)に引っかかってしまったのでしょう
チェーンが切れていました
私は当時、「ジュエリーを販売していていいんだろうか?」と心の片隅でずっと思っていた時期でした
お客様のネックレスが届き、工房にも訳を話し「最短で修理して!!」と頼みました
本来はチェーンはチェーン屋さんで修理する場合が多いのですが、「わかった!!!これならうちで直せる」と直ぐに取り掛かってくれ、なんと当日に発送してくれました
*それが「スリーピングビューティーターコイズの原石を持っている工房です
私も届いたネックレスを当日発送し、お送り頂いて4日目にはお戻しすることができました
それからは修理のご依頼を頂いておりませんので、今もおつけ頂いているかと思います
これは私の人生の中でもすごく大きく、とても大切な出来事として一生忘れないと思います
ジュエリーはお洒落のスパイス
でも、ご購入いただいた方の中には今回の様に「お守り」としておつけいただいている方もいらっしゃる事を知りました
綺麗なお花や、美味しそうな料理にお菓子、それを見たり食べた時は笑顔になりますよね。ジュエリーにも綺麗なレアストーン(宝石)を見て笑顔になって頂いたり、ちょっと不安な時に触ったり
お洒落のスパイス以外にも誰かの役に立つ事がるんだ
届いた時に笑顔になって頂ける綺麗なジュエリーを作ろうと改めて今の仕事をしていて良かったな思いました
大変長い文章をお読み頂きありがとうございます
ジュエリーは持ち主を笑顔にしてくれる物
お手元に届いた際、笑顔になって頂けるよう頑張って綺麗なジュエリーをお届けいたします
そして最後に修理につきまして
基本的に「絶対直します」
絶対という言葉を使ってはいけないのかもしれませんが、その気持ちで対応させて頂きます
リングだと石はずれ、石割れ、歪み
ネックレスですとチェーン切れが圧倒的に多いです
機械を使用する製品ですとどうしても部品が製造中止になったりすると修理出来なくなてしまいます
お洋服も破れたり、ほつれたりしたら修理が難しいものが多いです
でもジュエリーはほぼ治すことが出来ます
「ほぼ」と書きましたのは、simple-isの扱い宝石がレアストーンだからです
もちろん宝石は割れてしまっては修理不可能です
その場合は交換となりますが、ダイヤモンドでしたら直ぐに新しいものと交換できますが、レアストーンはお時間を頂いたり、中には入手がとても困難ものもあります
その場合、色々なご提案をさせて頂きます
お日にちがかかっても同じ種類、同じ様なカラーがよろしければ探します
それでも見つからない場合もあるかもしれません
そんな時は違う綺麗なレアストーンと交換ということも可能です
これはあくまでも修理の例ですが、「修理不可能です。タンスにしまっておりてください」とは絶対に申しません
私の母、祖母もそんなに沢山ではありませんでしたがタンスの隅にチェーンが切れたネックレスなどがありました
「もったいないです!
ちょっと修理すれば何年も何十年も、古代エジプトのジュエリーは数千年です!
お求め頂いたジュエリーはチェーンが切れても、曲がってしまったとしても、石が割れてしまったとしても、また指や首元のお洒落のスパイスとしてお使いいただける様対応させて頂きます
とんでもなく長い文章になってしまいました
お読み頂きありがとうございます
また、simple-isのジュエリーをどうぞよろしくお願いいたします