お知らせを表示するにはログインが必要です。このエリアでは、楽天市場でのお買い物をもっと楽しんで頂くために、あなたの利用状況に合わせて便利でお得な情報をタイムリーにお知らせします!
ようこそ 楽天市場へ

ジャイプールにブルーポタリーの工房を訪ねる

公開日:2025/03/18 更新日:2025/03/18
ブルーポタリーの成り立ち
鮮やかな青や黄色の地に描かれた花や草木や動物の模様が目にも楽しいブルーポタリー。 インドでもジャイプールのいくつかの工房でのみ代々作られてきた伝統工芸品です。 その歴史は18世紀まで遡り、当時この地を治めた王(いわゆるマハラジャ)が旧都アンベールからジャイプールに遷都するにあたり、新都を一大工芸都市として発展させるべく、世界中から技術者を呼び寄せ住まわせました。 その際にトルコ、ペルシャ方面から焼き物の技術を携えてやってきた人々が始めたのがブルーポタリーと言われています。
鮮やかな発色の秘密は原材料にあり
ブルーポタリーの最大の特徴である鮮やかな発色の青や黄色や水色の絵付け、その秘密は素地の組成にあります。 日本の陶磁器の原材料は粘土や陶石ですが、ブルーポタリーの原材料は水晶やガラスの粉末、ホウ素など。 それらを細かく砕いて粉にしたのち、水を加えて練ることによって、器を形成する素地が出来上がります。 白い素地の上に絵付けをすることで、ブルーポタリー独特の澄んだ鮮やかな色合いが表現できるのです。
ブルーポタリーの工房との出会い
現在も当店のすべてのブルーポタリー商品を仕入れているジャイプール市内のとある工房を初めて訪れたのは、まだ前職でインドに住んでいた頃のことでした。 ジャイプール市内にインドでも珍しいステキな陶器のお店があるとのうわさを聞きつけ辿り着いたのがこちらの工房。 店内いたるところに無造作に置かれたブルーポタリーの絵皿やボウルや置物たちにひとめぼれし、自宅用にダンボール一箱分買い漁って帰って以来、現在もお付き合いが続いています。
製造工程を見せていただきました
販売用のお店の近くに工房があり、そこで実際に陶器を製造していたので、各工程の様子を少しのぞかせてもらいました。 まずは上述の原材料で出来た素地をお皿やボウルや花瓶などの形に成形します。ろくろを使うこともあれば、お皿などは台座にペタペタと貼り付ける要領で形をつくります。 成形した後はお日様の下でよく乾燥させます。
乾いた素地に高台や取っ手などを接着し、再度乾かし、様々な目のサンドペーパーで磨いて仕上げていきます。粉だらけになりながらの作業は大変そうです。 表面上の凸凹や形のゆがみを修正する大事な工程です。
成形が出来たら、次は絵付けの作業です。 絵筆を巧みに操り、慣れた手つきで模様を描き、着色をしていきます。 絵柄は花や草木を描いたものが一番多く見られ、同じくジャイプールの特産品であるブロックプリントとも共通しています。 また牛やラクダや魚などのアニマル柄もよく見る絵柄で、フリーハンドで描かれた動物たちの表情はどこかコミカルで親しみが持てます。 絵付けが終わると、乾かし、ようやく窯で焼成し、完成となります。
以上、ブルーポタリーの成り立ちから製法などをご紹介しましたがいかがだったでしょうか? トルコやヨーロッパの絵皿にも似ているようで違う、ここインドはジャイプールならではの独特な素朴さ、美しさをもったブルーポタリーの作品の数々を、当店では取り揃えています。 色や絵柄は様々で、一点物も多くありますので、ぜひお気に入りの一枚を探してみてください!