店長が特におすすめしたい鶏肉が「伊達どり」です!
一番の理由は「美味しいから」なのですが、伊達どりの美味しさの秘密に迫ります
伊達鶏は、若鶏と地鶏の中間の特徴を持ちます。
若鶏の肉質は柔らかく、味と旨みは淡泊。
地鶏は味と旨みが深いものの、歯ごたえがありやや固めの肉質。
やわらかくて独特のシャキシャキとした歯ごたえに、
ジューシーで味と旨みが濃い伊達鶏はまさに、
地鶏と若鶏の”いいとこどり”。
さらに「ほどよい上質な脂、鶏の臭みが少ない、焼き縮みしない」と、
鶏肉の”いいとこどり”なのが伊達鶏なのです。
「伊達鶏」はもともと、プロの料理人の声に応える形で誕生した銘柄鶏です。
いいとこ鶏の「伊達鶏」は和食からフレンチまでオールマイティーに調理がしやすく、
どんな調理方法でもその良さを生かす事が出来る万能な鶏。
旨みやコク、焼き縮みしにくいだけでなく、
スープを取った時の色や皮の厚みも伊達鶏の良さが際立ちます。
調理がしやすいのでご家庭でも、「伊達鶏」の良さを味わっていただけます。
昭和の終わり頃、
日本国内では肉質が柔らかいブロイラーか硬めの地鶏が主流の時代に
料理人から求められたのは「美味しくて調理しやすい」料理に合う鶏。
「伊達物産株式会社」の先代社長は、
料理人の希望に合う鶏を追求するため、1985年伊達鶏の飼育を始めました。
理想を求め視察に訪れたフランスで出会った鶏肉の王様とも言われるブレス鶏。
地域と共に鶏を育てていく環境と想いに共感した先代社長は、
「南東北の気候風土に合った美味しい鶏を育てよう」と心に決めました。
そこから試行錯誤を繰り返すことで、現在の伊達鶏の誕生にたどりつきました。
伊達鶏は味の良いフランスの鶏肉を原種鶏として掛け合わせ、
両親ともに赤鶏という希少な“赤系の銘柄鶏”です。
※現在はフランスやアメリカなど海外の同品種の鶏を原種鶏としています。
開放鶏舎と呼ばれる自然に近く動き回れる環境は、
余分な脂身がつきにくく鶏を丈夫にし、特別に配合された飼料を与え、
じっくり育てることで、肉のコクとうま味が高まります。
また、独特の「やわらかな歯ごたえ」は、鶏種、飼育日数、飼料の
こだわりにより生まれたものです。
徹底した管理のもと鶏に配慮した飼育を行っており、
伊達市を中心に契約生産農場で安全に飼育されています。
伊達鶏はトレーサビリティ※にも取り組んでいます。
※食品の生産者、生産日、生産方法などの生産情報や、
どのような経路で運ばれてきたかなどの流通情報を確認できる仕組み
福島県の北部に位置し、
広大な山々に囲まれた盆地特有の地形が特徴の自然豊かなまちです。
歴史は古く伊達氏発祥の地と言われ、
現在は伊達鶏のほか、桃、りんご、柿など、
美味しいフルーツの産地としても有名です。