【コーヒーコラム】SCAJ2024 に行ってきました

こんにちは。しげとしです。 先週はお店をお休みして、SCAJ（日本スペシャルティコーヒー協会）の展示会に行ってきましたので、今日はそのご報告です。 会場はいつもと同じ、東京ビッグサイトです。

会場に到着したら、私は毎年、お取引先様やお友達のコーヒー屋さんにお土産を配って回ることにしています。 今年のお土産は、岡山名物 きびだんご。 きびだんごを渡す瞬間に「桃太郎の気分」を味わえるのは、「岡山県民の特権」と呼んでも差し支えないと思います。

ちなみに上の写真は、この撮影日の翌日に、ブリュワーズカップのチャンピオンになった畠山さんです。 一昨年のブリュワーズの世界大会で2位で、今年のブリュワーズカップの優勝候補の畠山さんが、大会前日にコーヒービレッジでコーヒーをサーブしていたので、応援の意味も込めてお渡ししたら、翌日優勝したので驚きました。 最近のブリュワーズカップは、参加者の皆さんの意気込みが違っていて、競技会だけに集中している方が多いんです。 お店をやりながら、ビックサイトに出店までして、その上、優勝ですから、さすが、強い人は違うなぁ…。 会場は、コーヒーの展示場なのでコーヒーの最新情報が盛り沢山です。

私は、業務用焙煎機が気になります。 最近は、業務用焙煎機もいろいろなメーカーのものが流通していて、オーソドクスなタイプから、小型で見ても焙煎機とわからないものまで幅広く展示されています。

コーヒーの器具やコーヒーの最新情報が、会場いっぱいに広がっていて、「コーヒーの宝石箱や～」と呟きたくなるほどです。

そんなわけで、SCAJのご報告でした。 私は、2日間会場を歩き回ってたんですが、初日は会場でお取引先様にご挨拶をしたりブース見学をして、2日めはブリュワーズカップの見学をしていました。 下の写真は畠山さんの競技風景です。

ブリュワーズカップは畠山さんが優勝したんですが、今回は、ネルドリップだったんですよね。 焙煎を変えた2種類のコーヒーを、挽目も複雑に変えて、ドリップの最中に粉を足して… 今までに見たことも、考えたこともないような、新しい「ネルドリップ」でした。 ドリップも新しい時代になったんだなぁ…と感じました。 私が最初の大会で4位になったときにはレベルが低かったので、コーヒーや、コーヒーのドリップが、こんなに進化するとは想像もしていませんでした。 下の写真は、一番最近の世界大会で世界2位になった飯高さんの競技風景です。

畠山さんと飯高さんは、日本チャンピオンになったけど世界2位だったので、世界1位を目指して、さらなる高みを目指していらっしゃるんですが、初参加の方も含めて、それ以外の決勝進出者もレベルが高くて驚きました。 2日間お店をお休みしたのですが、2日ともコーヒー漬けの楽しい日々を過ごしてきました。 とりわけ、久しぶりにお目にかかった方とお話できたのが、私は最大の収穫でした。

おかげさまで、久しぶりに羽根を伸ばしてきましたので、昨日からは、またお店で頑張っています。 会場でお目にかかった皆さんにおいていかれないように、お客様に美味しいコーヒーを楽しんでいただけるように精一杯努力してまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。 では、また。