お知らせを表示するにはログインが必要です。このエリアでは、楽天市場でのお買い物をもっと楽しんで頂くために、あなたの利用状況に合わせて便利でお得な情報をタイムリーにお知らせします!
ようこそ 楽天市場へ

【コーヒーコラム】おいしいコーヒー豆の見分け方

公開日:2024/09/27 更新日:2024/09/28
こんにちは。しげとしです。 「おいしいコーヒーを見分けるには、どうしたら良いの?」と聞かれることがよくあります。 その時のお答えは、「おいしいコーヒー」の定義によって説明が大きく変わってきます。 一般のお客様にとっての「おいしいコーヒー」は、「口に合うコーヒー」のことを指しています。 つまり、自分の好みに合うコーヒーが「おいしいコーヒー」です。 しかし、プロのコーヒー屋にとって「おいしいコーヒー」は、好みではなく「品質の良いコーヒー」です。 「口に合うコーヒー」は千差万別でわかりませんので、ここでは「品質の良いコーヒー」の簡単な見分け方をご説明します。 でも…  「品質の良いコーヒー」って、わかりにくくないですか? ガチでやるには、SCAJのカッピングセミナーに参加するのが一番良いのですが、よほどのマニアでない限り、そんなの面倒くさいですよね?! そこで、店長しげとしがオススメする「3つのテストでわかる良い豆の見分け方」を伝授したいと思います。 テストするのは、次の3つです。 1,豆ヅラがきれいに揃っている 2,一粒口に入れてかじってみる 3,冷めてから、もう一度、味を評価する この「3つのテスト」についてご説明しますので、お手元のコーヒー豆で試してくださいね。
1,豆ヅラがきれいに揃っている
まず、コーヒー豆を袋から出すなりして全体が見えるようにして、色ムラや混入物について確認します。 私達のコーヒーなら、確認しやすいように透明な袋に入れていますので、ひと目で確認できます。 その時、同じ色の豆が揃っていて、割れ豆や欠け豆などの欠点豆の混入がないコーヒーが、良いコーヒーです。 ただし、これだけでは豆のグレードは区別できません。 なぜなら、ここでは3つの可能性があるからです。 1,コーヒー農園で収穫のときにセレクティブ・ピッキング(選別摘果)されたコーヒー 2,お店で焙煎後に、カラーソーター(色差選別機)を通したコーヒー 3,お店で丁寧にハンドピックされたコーヒー 上の3つの中で、ベストなコーヒー(スペシャルティコーヒー)は、1番のセレクティブ・ピッキングされたコーヒーだけです。 コーヒーのフレーバーや甘さは、コーヒーチェリーの摘み取り熟度に関係があります。 コーヒーチェリーの摘み取り熟度が高い完熟のコーヒーからできたスペシャルティコーヒーを選びたいのですが、見た目で全てはわからないので、ここでは「豆ヅラがきれいに揃っている」ことだけを確認してください。
2,一粒口に入れてかじってみる
次に、コーヒー豆を一粒口に入れてかじってみましょう。 粉で買ってる方は、ひとつまみ口に入れて噛んでみましょう。 「食べれるの?」と聞かれることも多いのですが、飲めるんですから食べられるに決まっています。 「食べてもおいしい」くらいが良いコーヒーなんです。 ひと粒食べた時の味が、抽出したコーヒーに反映しますので、一粒かじって大まかな味の傾向が自分の好みに合うか?チェックすることができます。 ただ、そのときに以下の2点に注意して評価してください。 1,パリパリとしたクリスピーな食感 2,後味までおいしいこと パリパリとしたクリスピーな食感は、大まかに焙煎の時の火の通りの良さがわかります。 小石のように硬い豆質のコーヒーは、おすすめできません。 スペシャルティコーヒーに多い浅煎りコーヒーは少し硬いこともありますが、浅煎りもパリパリしている方が私は好きです。 コーヒー豆を食べたときに後味までおいしいのは、豆の状態が良い証です。 ただし、これは「味の傾向が好みに合うか?」と「焙煎」と「豆の状態」がわかるだけで、「品質が良いコーヒー」であるか?というのはわかりません。 ここでは、コーヒー豆をかじったときに「パリパリしてておいしいこと」だけを確認してください。
3,冷めてから、もう一度、味を評価する
最後に、抽出して飲むんですが、その時にお願いがあります。 「冷めるまで残して、冷めてからもう一度、味を評価してください」 最初は普通に飲んで頂いて良いんですが、冷めて常温になるまで必ず残しておいてほしいんです。 最初に飲んだときから、温度が下がるにつれて味が落ちてゆくのは、品質に問題があります。 カッピングで見たときに「品質の良いコーヒー」は、冷めてもおいしいコーヒーなんです。 カッピングの評価では、熱いときにおいしくても冷めて味が落ちれば「冷めたとき」の評価が最終評価になります。 いくら最初においしくても、冷めて味が崩れたら悪い評価になるんです。 逆に、冷めるに従っておいしくなるコーヒーは、より良い評価に変わります。 冷めるまでコーヒーを残しておいて、「常温になってもおいしいか?」というのは、最初に必ずチェックしてください。 ここまで来て、冷めてもおいしいコーヒーであれば… 「豆ヅラがきれいに揃っている」のは、セレクティブ・ピッキング(選別摘果)されている可能性が高い。 「一粒かじっておいしい」のは、好みに合う豆で焙煎が適正で豆の状態も良い。 「冷めてもおいしい」のは、高品質なコーヒー生豆を使っている。 ということになり、「品質の良いコーヒー」である可能性が極めて高い、と感じます。 今回のテストは、コーヒーのつくり手にとっては少し厳しい基準になるのですすが、参考にして、お手元のコーヒーで試してみてくださいね。 より詳しく知りたい方は、日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)のカッピングセミナーがおすすめです。 最近は、一般の方の受講も増えているみたいですので、「SCAJ カッピングセミナー」で検索してみてください。 では、また。
更新日11/2311/1611/22集計
  • star-ratingstar-ratingstar-ratingstar-ratingstar-rating5
    2024/11/21
    yuki12261117
    男性
    70代以上
    ハイレベルの味に感じます。
    まだ定期購入二回目ですが美味しくいただいています。電動ミルにて挽き加減を日によって変えて楽しんでます。総合満足度は後日になるかもしれませんが、ありがたく飲ませていただいています。定期購入のシステムをあまり理解していませんが時々内容がお任せでが変われば楽しいと思います。
    注文日:2024/11/06