2010年　グァテマラコーヒー農園視察　その13　グァテマラ旧市街

２０１０年秋に、念願だったコーヒー農園視察のためグァテマラに行ってきました。 帰ってから、メルマガでお客様のご報告したのですが、それだけで消えてしまうのはもったいないので、報告資料として残すことにしました。 少し長いのですが、ご興味のある方はご覧くださいませ。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ こんにちは。しげとしです。 今日は、グァテマラ旧市街の続きです。

駐車場から歩くこと数分、、カフェ・レオンに到着。

見た目から「オールドスタイル」を感じさせるコーヒーですが お味は、シナモン・フレーバーがかなり強いものの、 「こういうモノ」と思って飲むと、イケる味です。

ひとしきり楽しんだ後、 新しいショッピングモールのカフェを見に行くことになりました。

ここで、「オレは、スシが好きなんだ。」というホセに向かって 「それは、日本の寿司とは別物ですよ。」と言うと、、 「じゃぁ、日本のスシはどんなモノなんだ？」と聞くので、、 「ごはんで小さなボールを作って、その上にマグロやイカが乗ってます。」 という説明をしても、全く伝わらない様子でした。 「どこが違うんだ？」というホセさん、 「全く違うでしょ？！」という私、、 「最近は、焼き肉とか、いろんなのがあるんだよね。」というハマさん、、 三者三様で、まとまりがつきません。 そんな、こんなで、人種が入り乱れた「スシ談義」をしていると 同行したタクヤさんが、面白がって「スシ」を買ってきました。

マンゴーを１切れ頂いたのですが 「全く寿司を忘れて、こういうものと思ったらウマイかも？！」 という新しい体験でした。

ここでみんなの話題になったのは、 何故か「グローバル化」についてでした。 こういう新しいショッピングセンターができて 世界中、どこに行っても同じようなお店ばかりになってゆくのは 「味気ないよね。」ということについてです。 日本もそうですが、 地域固有の古いカフェや、コーヒーを飲むスタイルは廃れて行き 世界中どこにでもあるような、アメリカ式のジャンクフードと アメリカ式を真似たエスプレッソやカプチーノだけになってゆきます。 そんな流れはわかるんだけど、 地域固有の形が、本当の「文化」と呼べるものだから 根こそぎ文化が無くなって、小奇麗な「アメリカ式」になってゆくのは、 やっぱり寂しい気がします。 日本のカフェの問題点と、グァテマラのカフェの問題点、、 共通するものが浮かんで見えたきがした１日となりました。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ その14に続きます。