お知らせを表示するにはログインが必要です。このエリアでは、楽天市場でのお買い物をもっと楽しんで頂くために、あなたの利用状況に合わせて便利でお得な情報をタイムリーにお知らせします!
ようこそ 楽天市場へ

2010年 グァテマラコーヒー農園視察 その8 プランデルグアヤボ農園 その3

公開日:2024/09/07 更新日:2024/09/09
2010年秋に、念願だったコーヒー農園視察のためグァテマラに行ってきました。 帰ってから、メルマガでお客様のご報告したのですが、それだけで消えてしまうのはもったいないので、報告資料として残すことにしました。 少し長いのですが、ご興味のある方はご覧くださいませ。
===================== こんにちは。しげとしです。 今日はプランデルグアヤボ農園の続きです。 ここでは、 パカマラ種とカツアイ種の違いについて説明を受けたので その時の動画を公開しました、。
そして、そのままベンジャミンさんは 山の頂上を目指して上がり始めました。 1400メートルの作業基地から、頂上近くの1650メートルの地点まで 雨が降った後のぬかるんだけもの道のような沢を上がっていきます。 みんなに木の1本1本を指差しながら「これがカツアイの木だ」「これがパカマラの木だ」と説明しながら山を上ってゆきます。 「パカマラ・ツリー、カツアイ・ツリー」というベンジャミンさんの声が山に響いています。 当然、この山には道はついていません。 (道を整備するには、相当お金がかかるようです。) 私は私は息が続かなくて動けなくなって、 一人遅れてコーヒーノキがうっそうと茂る森の中に取り残されてゆきます。 「グァテマラまできて、遭難か…」 嫌な考えが頭をよぎります。
その間にも、前のほうから 「パカマラ・ツリー、 カツアイ・ツリー」 という声が聞こえてきます。 下で聞いたのと全く同じ説明が、延々と続いています。 この山ひとつ、植えているのはパカマラ種とカツアイ種だけなのですから、当たり前です。 「パカマラ・ツリー、カツアイ・ツリー」と、呪文のように遠くから聞こえてきます。。 みんなから、かなり遅れながら、私が何とかみんなの通った道を上がって無事降りてきた頃 「最後まで、オチがないんじゃないか?」 というみんなの心の中にあった疑問が、正解だったことに全員が気付いたのでした。
その日は、がけ崩れのためにウエウエテナンゴには行けなくなったので、急遽、翌日に行くことになったカスカハル農園の近くの街に泊まりました。 夕食に出かけようとしたら、突然、町中が停電。 1件だけ空いている発電機のあるレストランで 食事をすることになりました。
グァテマラ料理の味付けは 辛そうなイメージとは全く違っていて クリーミーでマイルドな味付けでした。 メリハリの利いた味が好きな私には 少しだけ塩・コショウを入れたくなるようなフラットに近い味付けです。 別に唐辛子のトッピングが添えられているのですが これは辛そうなので、ほとんど使わずに食べていました。 トウモロコシをつぶして手のひらサイズの円形の 「ナン」のように平べったく焼いたものが主食のようで これに、肉や野菜を巻いたり挟んだりして食べるようです。 「トウモロコシができるところに、マヤ文明が栄えたらしい」 と教えてもらい、納得してしまう出来事でした。 そんなわけで、最大の目的だったドンアントニオ農園や 今年定番でご紹介することにしているサンフェルナンド農園のある ウエウエテナンゴ地区には、がけ崩れのために行くことができませんでしたが グァテマラの2日目は、こうして過ぎて行ったのでした。 最後に、「しげとし」反省の弁を一言。 「次までに、体力をつけます。」 では、また。 ===================== グァテマラコーヒー農園視察 その9 に続きます。
更新日11/2111/1411/20集計