お知らせを表示するにはログインが必要です。このエリアでは、楽天市場でのお買い物をもっと楽しんで頂くために、あなたの利用状況に合わせて便利でお得な情報をタイムリーにお知らせします!
ようこそ 楽天市場へ

2010年 グァテマラコーヒー農園視察 その3 グァテマラ初日

公開日:2024/09/04 更新日:2024/09/07
2010年秋に、念願だったコーヒー農園視察のためグァテマラに行ってきました。 帰ってから、メルマガでお客様のご報告したのですが それだけで消えてしまうのはもったいないので、報告資料として残すことにしました。 少し長いのですが、ご興味のある方はご覧くださいませ。
===================== こんにちは。しげとしです。 今日は、グァテマラ・コーヒー農園視察の1日目のご報告です。 1日目は2つの農園に行ったのですが、農園のオーナーの情熱の違いによる農園の違いが対照的な、大変、勉強になる1日でした。 グァテマラ到着は朝だったので、まず、ホテルにチェックインして、現地ガイドの到着を待ちます。
現地ガイドをしてくれるのは、コスタリカ人のコーヒーハンターのゴンザロさんとグァテマラ人のカッパーのホセさんです。 ゴンザロさんは、商社のエージェントとしてコーヒーを見つけてくれている人ですし、ホセさんは、カッピングが正確なので、5年前から会いたかった人です。
最初は、まだテストしたことのない農園で 首都グァテマラ・シティから1時間30分くらいのラ・コンチャ農園です。
まず、精製施設を見学しますが 50年前に作られたという精製施設は、廃屋のように荒れ果てています。
一通り説明をうかがい、コーヒーをごちそうになった後、農園に向かいます。 なんでも、お金がなくて肥料がやれないブロックのコーヒーを、「有機栽培」という形で販売しているそうです。 「コスト削減の結果できた『有機栽培』が、たくさんあるらしい」 という噂は昔から聞いていたのですが、まさか本当に見ることができるとは、思っていませんでした。 農園につくと、案の定、葉っぱは「さび病」にやられています。 標高が1200mくらいでグァテマラとしては低く、谷になっていて湿気も多いので、さび病が起こりやすいんです。
見ているときは、 「こんなところを、日本からわざわざ見に来たんじゃないですんですが??」 という気持ちだったのですが、今は、 こういう影の部分を最初に見ることができたのは、コーヒー屋として良い勉強になったのではないか? と感じています。
2024年にページをアップし直している時に考えると、「先に闇から見せておこう」というホセさんの気持ちがよくわかります。 スペシャルティコーヒーは栽培が難しいので、本気で取り組んでいる農園とナンチャッテ農園は農園に入ると一目瞭然で違いがあるんです。 次からは、本気でスペシャルティコーヒーに取り組んでいる農園が続きますのでお楽しみに。 では、また。
更新日11/2111/1411/20集計